2007/10/08(月) [n年前の日記]
#2 [anime] アニメ映像中におけるモーションブラーについてなんとなくもやもやと
ガンダムOOのOP映像の最後のあたりで、キャラが横から入ってくるカットがあるのだけど。見ていて、なんだか気になった。
たとえば BLOOD+ の最初のOP映像でも似たようなカットがあるのだけど、BLOOD+ではモーションぼかしというか、モーションブラーをかけていて。コマ送りしながら、「最近のアニメ映像はこんなところにまで手を入れるのか」と感心した記憶が。で、ガンダムOOのソレは、そういうのをかけてなくて。なんでだろうと。
ブラーをかけるというのは、たぶん実写映像に近づけるための手法なんだろうなと。それに対してブラーをかけない映像は、昔ながらのアニメの映像 ―― 人間の視覚における錯覚を利用してそこに動きがあるように見せるやり方というか。刺激性という点では、たぶん後者のほうが刺激性は強いのだろうなと想像。なんていうか、キレのある映像・動きになるというか。よって、ここはそういう動きが欲しいのだと、あえてブラーをかけない場面もあったりするのだろうと根拠なく妄想してみたり。
それとは別に。IGとサンライズの制作体制の違いもあったりするのかもしれないと根拠のない妄想を。IGの場合、コンテマン・演出家と、撮影の人間が、連絡をそれなりに密にとれる状況があったりするのではないか。場合によっては撮影のほうから、こんな技法もあるよ等、提案があり得るのかもしれない。それに対してサンライズは、たぶん撮影は完全に別会社に投げてるのだろうから、演出家・コンテマンと撮影の人間が連絡を取れる状況がないとか、取れるとしても、演出→撮影の一方通行なんじゃなかろうか。つまりサンライズ制作作品は、撮影段階で利用できる技法が存在していたとしても、演出家が意識的に既存作品中の各種技法を知ろうとしない限り、それら技法は使われない・演出家側は技法があることすら知らない可能性もあったりして。その点IGは、撮影段階まで適切な技法を取捨選択できるので、そこが作品制作時の強みになってたり。
てな素人的勝手な妄想をしていたのだけど、ガンダムSEEDのOP映像でブラー使ってたことを思い出して、不安になってもう一度ガンダムOOのOP映像を見てみたら、MSが動くときにしっかりブラー使ってますた。ぎゃふん。制作体制云々は全然関係ないがな。すると、こういうのって演出意図(?)によって使い分けてるのだろうな。いや、それとも演出云々とは違う階層で、たとえば作画の段階とか、撮影の段階で、入れる入れないを決定してたりするんでありましょうか。ってソレを知ったからといって何がどうなるわけでもないからアレなんだけど。
そもそもブラーを入れるのは「撮影」なんだろうか。レイヤー合成が入ってくるものは全部「撮影」なのかなと思ってたのだけど、もしかすると「デジタル処理」とか「特殊効果」とか別の職種名が割り当てられているのだろうか。よくわからんです。制作会社によって呼び名が違ってたりもしそうだし。
全然関係ないけど、HDDレコーダで記録したソレを再生すると、動きが早いときはビットレートが足りてなくてブロックノイズだらけになってなんだか勝手にブラーがかかってるかのような状態になってる気がしないでもないです。DVD等MPEG2映像で見てる限りは元映像でブラーをかけてても意味なかったらどうしよう。
アナログビデオテープで録画すれば、きっちりコマ送りできるのかしらん…。でも、繰り返しコマ送りしてる間に、テープもデッキも大変なことになっちゃいそうだし…。
てな感じのもやもやをメモ。
たとえば BLOOD+ の最初のOP映像でも似たようなカットがあるのだけど、BLOOD+ではモーションぼかしというか、モーションブラーをかけていて。コマ送りしながら、「最近のアニメ映像はこんなところにまで手を入れるのか」と感心した記憶が。で、ガンダムOOのソレは、そういうのをかけてなくて。なんでだろうと。
ブラーをかけるというのは、たぶん実写映像に近づけるための手法なんだろうなと。それに対してブラーをかけない映像は、昔ながらのアニメの映像 ―― 人間の視覚における錯覚を利用してそこに動きがあるように見せるやり方というか。刺激性という点では、たぶん後者のほうが刺激性は強いのだろうなと想像。なんていうか、キレのある映像・動きになるというか。よって、ここはそういう動きが欲しいのだと、あえてブラーをかけない場面もあったりするのだろうと根拠なく妄想してみたり。
それとは別に。IGとサンライズの制作体制の違いもあったりするのかもしれないと根拠のない妄想を。IGの場合、コンテマン・演出家と、撮影の人間が、連絡をそれなりに密にとれる状況があったりするのではないか。場合によっては撮影のほうから、こんな技法もあるよ等、提案があり得るのかもしれない。それに対してサンライズは、たぶん撮影は完全に別会社に投げてるのだろうから、演出家・コンテマンと撮影の人間が連絡を取れる状況がないとか、取れるとしても、演出→撮影の一方通行なんじゃなかろうか。つまりサンライズ制作作品は、撮影段階で利用できる技法が存在していたとしても、演出家が意識的に既存作品中の各種技法を知ろうとしない限り、それら技法は使われない・演出家側は技法があることすら知らない可能性もあったりして。その点IGは、撮影段階まで適切な技法を取捨選択できるので、そこが作品制作時の強みになってたり。
てな素人的勝手な妄想をしていたのだけど、ガンダムSEEDのOP映像でブラー使ってたことを思い出して、不安になってもう一度ガンダムOOのOP映像を見てみたら、MSが動くときにしっかりブラー使ってますた。ぎゃふん。制作体制云々は全然関係ないがな。すると、こういうのって演出意図(?)によって使い分けてるのだろうな。いや、それとも演出云々とは違う階層で、たとえば作画の段階とか、撮影の段階で、入れる入れないを決定してたりするんでありましょうか。ってソレを知ったからといって何がどうなるわけでもないからアレなんだけど。
そもそもブラーを入れるのは「撮影」なんだろうか。レイヤー合成が入ってくるものは全部「撮影」なのかなと思ってたのだけど、もしかすると「デジタル処理」とか「特殊効果」とか別の職種名が割り当てられているのだろうか。よくわからんです。制作会社によって呼び名が違ってたりもしそうだし。
全然関係ないけど、HDDレコーダで記録したソレを再生すると、動きが早いときはビットレートが足りてなくてブロックノイズだらけになってなんだか勝手にブラーがかかってるかのような状態になってる気がしないでもないです。DVD等MPEG2映像で見てる限りは元映像でブラーをかけてても意味なかったらどうしよう。
アナログビデオテープで録画すれば、きっちりコマ送りできるのかしらん…。でも、繰り返しコマ送りしてる間に、テープもデッキも大変なことになっちゃいそうだし…。
てな感じのもやもやをメモ。
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以上です。