2003/07/08(火) [n年前の日記]
#8 [pc] MZ-700の思い出
なんだかMZ-700が懐かしく。
◎ 広告のSTAR TREKに騙された :
MZ-1200だかMZ-80K2Eだったか。広告写真のMZの画面にSTAR TREKのエンタープライズ号が描いてあった。「旧機種でこんな絵が描けるなら、MZ-700はもっと凄い絵が描けるに違いない」と根拠無く思い込んだ。しかしMZ-700はMZ-1200をカラー化・キャラクタを増やしただけで、グラフィック関係はほとんど向上してない。80x50 dot。しかも擬似。文字しか表示できない。グラフィックなんて無い。「画像」の概念自体無かった。エンタープライズ号は「キャラグラ」だった。…バカな子供だったなぁ。あの時X1を選んでれば…もっとも当時のX1はMZ-700より値段が高い上にGRAMが別売りだったので手が出せなかったのだっけ。あの頃から、安物買いの銭失い属性が見えてたのだな…。
◎ とか書いてたら、なんだかMZ-700のdemoが無性に見たくなってきた。 :
船が出てきたり、ハチスケ(?)が出てくるヤツ。エミュ関連の情報を探してみるかな。
◎ と思って探したら :
今は
_Javaアプレットで動くのか>MZ-700 EMU。
凄いな。しかしdemoは無い。やはりエミュを動かしてみるしか。
◎ 押入れの中を捜してみたら :
MZ-731の実機を発見。しかし当時の規格のCRTが無い。当の昔に捨てた。MZ-700は家庭用TVにも映せるはずだけど、最初のファミコンと同様にRF出力(?)。ビデオ出力じゃない。TVと繋ぐのも面倒だ。
購入直後は家庭用TVでやってたっけ。あの時期にガンガン視力が落ちたな。
幸い、S-BASIC、Hu-BASICのテープも箱に入ってた。たしかdemoはHu-BASICのテープのB面に入ってたはず。 _MZ700WIN のtapeload.exeで読み込んでみるか。…テープが千切れなければいいが…。
購入直後は家庭用TVでやってたっけ。あの時期にガンガン視力が落ちたな。
幸い、S-BASIC、Hu-BASICのテープも箱に入ってた。たしかdemoはHu-BASICのテープのB面に入ってたはず。 _MZ700WIN のtapeload.exeで読み込んでみるか。…テープが千切れなければいいが…。
◎ Hu-BASICはなんとかなったがBASICプログラムがダメ :
手持ちのAIWA製Walkmanもどきでテープを再生し、Windows機のサウンドボードに流し込む。そのままtapeloadに読み込ませたところ全くダメ。
_Rockoon
を使って、48kHz、STEREO、8bitでwavとして録音後、
_YAMAHA Wave Editor TWE
でL・Rチャンネルをそれぞれ保存。
_SSRC GUI
で22050Hzに変換してみた。というのも使用サウンドカードが
_X-WAVE5000、
つまりYMF724チップなので、内部で精度の低い48kHz→22.05kHz変換をしてる為、問題が出てるんじゃないか、と思ったから。
Hu-BASICは、何度もtapeloadのパラメータを変えてトライしてみて、ようやく読み込む事ができた。しかし、Hu-BASICで書かれたdemoがどうしても読めない。tapeloadが、ファイルネームを表示した直後にわけのわからない文字列を大量に吐いて不正終了する。もしかするとHu-BASICのファイル形式って独自形式だったろうか。それで問題が出るのかな。あるいは自分の手持ちのヘボ再生機器ではこのへんが限界なのか。
Hu-BASICは、何度もtapeloadのパラメータを変えてトライしてみて、ようやく読み込む事ができた。しかし、Hu-BASICで書かれたdemoがどうしても読めない。tapeloadが、ファイルネームを表示した直後にわけのわからない文字列を大量に吐いて不正終了する。もしかするとHu-BASICのファイル形式って独自形式だったろうか。それで問題が出るのかな。あるいは自分の手持ちのヘボ再生機器ではこのへんが限界なのか。
◎ 目の前に実機もテープもあるのに動かせないのは悔しい :
せめてX1turbo用データレコーダを残しておけば良かった。ついこの間、捨ててしまった気がする。もっとも物置で砂だらけになってたので残っていても動かなかったかも。
…バイナリがWebで配布されてればな。今時Z80時代のPC関連ソフトを後生大事に守る事でメーカに利益が産まれるとは思えないし。「配布? 今更だし、別にかまへんよ」という風潮がもっと広がらないものか。…何かマズイ事情でもあるんかな。これから携帯で動かすつもりとか。<んなアホな。
なんとなくこのあたりにも、MZ開発陣がX開発陣に惨敗した原因、MZが求心力を失っていった原因が潜んでるような気もした。ユーザを意識して柔軟な対応をするXと、ユーザを軽視しておカタい対応をするMZ。どちらの製品に求心力が生まれるだろうか。…考え過ぎというか電波かもな。たぶん全く予想外の大人の事情が色々あるんだろう。
ていうか、今更だし。
…バイナリがWebで配布されてればな。今時Z80時代のPC関連ソフトを後生大事に守る事でメーカに利益が産まれるとは思えないし。「配布? 今更だし、別にかまへんよ」という風潮がもっと広がらないものか。…何かマズイ事情でもあるんかな。これから携帯で動かすつもりとか。<んなアホな。
なんとなくこのあたりにも、MZ開発陣がX開発陣に惨敗した原因、MZが求心力を失っていった原因が潜んでるような気もした。ユーザを意識して柔軟な対応をするXと、ユーザを軽視しておカタい対応をするMZ。どちらの製品に求心力が生まれるだろうか。…考え過ぎというか電波かもな。たぶん全く予想外の大人の事情が色々あるんだろう。
ていうか、今更だし。
この記事へのツッコミ
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以上です。
逆に言うと、頭の固いパソコン事業部があったからこそ、カウンターとしてのX1が生まれてX68k文化が出来たとも言えなくもないかも。
あっ…そうか!たしかに! 目ウロコです。
なるほどなぁ…パソコン事業部のカタさを、一概に全否定するべきじゃないですね。ソレがなければXシリーズは無かった…たしかに。たしかにそうだ。いやー、なんか急にスッキリしました。MZシリーズに対するイメージもちょっと変わってきたかもですわ。そうか…そういうことだよなぁ…なるほどなぁ…。