2003/06/19(木) [n年前の日記]
#6 [anime] _「技術」と「芸」
そういえばそんな気も。日本人特有の現象なんだろうか。
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単純に、高額で普及しなかったから「芸術」て高尚な扱いにされたんじゃないかと。
江戸時代、ヨーロッパでは普通に普及してて庶民の物だった、
ガラス製の皿や食器が日本では美術品扱いされたように。
「芸術」かぁ…「芸」とはまた若干違うような気もしつつ、その「技術」「芸術」の境界線のあやふやさも、考えてしまう所がありますね。
味に対する評価よりも、作る課程を見たくて行列が出来てる・・・、みたいな。
例えばですけど、なんとなくアニメは「芸」に入りそうな気がします。「芸術」ではないし「技術」でもなく。過程だけではなく成果物・完成品に対しても適用可能な感じが。
人を楽しませるのが芸、人を楽にするのが技術、人を感心させるのが芸術…とか?わかんないですけど。
でも、例えば「こけし」を作ったりするのも、日本では「芸」として扱われそうな印象があるな…自分は「技術」だと思うんですけど。区別が難しいなぁ。
別に区別する必要はないのかも。海外と日本の「技術」に対するアプローチの違いを考察する上では必要になってくる分類なのかな、という気もしたり。使う側、楽しむ側は分類してもしなくても関係無いわけですから。