2023/04/30(日) [n年前の日記]
#1 [gimp] GIMP + G'MICで画像内の一部を奇麗に削除したい
GIMP 2.10.34 Portable + G'MICプラグイン 3.2.4 64bit で、Repair - Inpaint [Multi-Scale] フィルタの使い方を調べてた。OSはWindows10 x64 22H2。
どんなことができるかと言うと、例えば以下のように、画像の一部分を、比較的奇麗に削除/消去することができる。
_元画像
_処理画像
せっかくだから使い方をメモしておく。G'MICプラグインは既にインストール済みであること。
どんなことができるかと言うと、例えば以下のように、画像の一部分を、比較的奇麗に削除/消去することができる。
_元画像
_処理画像
せっかくだから使い方をメモしておく。G'MICプラグインは既にインストール済みであること。
◎ 使い方 :
GIMPで元画像を開いて…。
削除したい部分を、赤色(#ff0000, R:255, G:0, B:0)で塗り潰す。
塗り潰す時は、ブラシツールじゃなくて、鉛筆ツールを使うと良い。鉛筆ツールを使うことで、塗り潰す部分の輪郭にアンチエイリアスがかからないようにする。アンチエイリアスがかかってると、そこの部分はフィルタ処理をしてくれないので、出力画像がゴミだらけになってしまう。
また、塗り潰す色は、特定の一色にさえなっていれば、赤じゃなくてもいい。後でどの色を処理対象にするか選ぶこともできるので。
GIMPのメニューから、フィルタ → G'MIC-Qt... を呼び出す。
Repair → Inpaint [Multi-Scale]、を選ぶ。必要ならパラメータを弄って、最後に「OK」ボタンをクリック。
デフォルトでは、Mask Color が赤(#ff0000)になっているので、赤いところにだけフィルタ処理をかけてくれる。違う色で塗った場合は、ここで指定し直せばいい。
赤いところだけを削除して、周辺の画素でイイ感じに埋め尽くしてくれた。
削除したい部分を、赤色(#ff0000, R:255, G:0, B:0)で塗り潰す。
塗り潰す時は、ブラシツールじゃなくて、鉛筆ツールを使うと良い。鉛筆ツールを使うことで、塗り潰す部分の輪郭にアンチエイリアスがかからないようにする。アンチエイリアスがかかってると、そこの部分はフィルタ処理をしてくれないので、出力画像がゴミだらけになってしまう。
また、塗り潰す色は、特定の一色にさえなっていれば、赤じゃなくてもいい。後でどの色を処理対象にするか選ぶこともできるので。
GIMPのメニューから、フィルタ → G'MIC-Qt... を呼び出す。
Repair → Inpaint [Multi-Scale]、を選ぶ。必要ならパラメータを弄って、最後に「OK」ボタンをクリック。
デフォルトでは、Mask Color が赤(#ff0000)になっているので、赤いところにだけフィルタ処理をかけてくれる。違う色で塗った場合は、ここで指定し直せばいい。
赤いところだけを削除して、周辺の画素でイイ感じに埋め尽くしてくれた。
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#2 [gimp] GIMP + G'MICでレイヤー合成を自然な感じにしたい
GIMP 2.10.34 Portable + G'MICプラグイン 3.2.4 64bit を使って、レイヤー合成の見た目を自然な感じにしたい。Layers - Blend [Seamless] が結構使えそうなので調べてみた。OSはWindows10 x64 22H2。
どういうことができるかと言うと…。レイヤーの色調を下のレイヤーと合うように自動で補正して、更に、レイヤーの周辺が下のレイヤーと馴染むようにぼかして(?)くれる。
どういうことができるかと言うと…。レイヤーの色調を下のレイヤーと合うように自動で補正して、更に、レイヤーの周辺が下のレイヤーと馴染むようにぼかして(?)くれる。
◎ 使い方 :
下レイヤーになる画像は以下。
上に置くレイヤーは以下。
そのままレイヤー合成、というかレイヤーを重ねると、以下のような見た目になる。なかなかの雑コラ感。
フィルタ → G'MIC-Qt... を選んで、Layers → Blend [Seamless] を選ぶ。
ちなみに、「入力レイヤー」は「すべて」、もしくは、「アクティブなレイヤーとその下のレイヤー」を選ぶこと。
以下のような感じになった。
そのままレイヤーを重ねるよりは随分とマシになった。でも、相変わらず雑コラ感は残ってるなと…。
周りから内部に向かってぼかしていくせいか、足のあたりが半透明になって、ちょっと幽霊っぽくなってしまった…。作例としてはちょっと、いや、全く適切ではなかったかも。
以下の作例のほうが参考になりそう。
_Face Transfer using the G'MIC plug-in for GIMP - YouTube
_Video tutorial for using filter 'G'MIC / Layers / Blend [seamless]' - YouTube
上に置くレイヤーは以下。
そのままレイヤー合成、というかレイヤーを重ねると、以下のような見た目になる。なかなかの雑コラ感。
フィルタ → G'MIC-Qt... を選んで、Layers → Blend [Seamless] を選ぶ。
ちなみに、「入力レイヤー」は「すべて」、もしくは、「アクティブなレイヤーとその下のレイヤー」を選ぶこと。
以下のような感じになった。
そのままレイヤーを重ねるよりは随分とマシになった。でも、相変わらず雑コラ感は残ってるなと…。
周りから内部に向かってぼかしていくせいか、足のあたりが半透明になって、ちょっと幽霊っぽくなってしまった…。作例としてはちょっと、いや、全く適切ではなかったかも。
以下の作例のほうが参考になりそう。
_Face Transfer using the G'MIC plug-in for GIMP - YouTube
_Video tutorial for using filter 'G'MIC / Layers / Blend [seamless]' - YouTube
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以上、1 日分です。