2022/12/16(金) [n年前の日記]
#1 [cg_tools] Shade12を試用中
ここ数日、いくつかの3Dモデリングツールを触っていたけれど、Shade 12 Standard でマグカップを作ろうとするとどうなるのか気になってきて、そのあたりを試してみた。環境は Windows10 x64 22H2。
Shade という3DCGソフトは、元々は線形状を使って自由曲面を作りながらモデリングしていくソフトだったので、今まで触ってきたポリゴンモデリングツールのような発想ではマグカップを作れない気がした。一応、Shade 12 の頃には、ポリゴンもそこそこ扱えるように機能追加されてはいるけれど、それでもまだ機能が足りてない気配がするというか…。
そんなわけで、マグカップを作る流れは以下のようになった。
そんな感じで、一応は作れたけど…。
ブーリアンを使って似た形状を作れないものだろうか。あるいは、本当にポリゴンメッシュを使って作れないのだろうか。そんな疑問が湧いてそのあたりを調べ始めたけれど、これがなかなか難しいようで…。
ブーリアン演算を使って、円柱から別の円柱を繰り抜いた形状を一応作れたけど、演算結果はポリゴン化される模様。しかし、ポリゴン化する際の分割数が少なくて、形がガタガタになってしまう。
また、巷のチュートリアル動画では、ポリゴンメッシュに対して「厚み」をつける機能を使ってマグカップの本体部分を作ってるようなのだけど、Shade12 はバージョンが古過ぎるのか、「厚み」なる機能はついてないようで…。「ベベル」に数種類の処理が内包されているので、どれかしらが「厚み」相当にならないかと試してみたけれど、どれも期待した結果にはならず…。
Shade という3DCGソフトは、元々は線形状を使って自由曲面を作りながらモデリングしていくソフトだったので、今まで触ってきたポリゴンモデリングツールのような発想ではマグカップを作れない気がした。一応、Shade 12 の頃には、ポリゴンもそこそこ扱えるように機能追加されてはいるけれど、それでもまだ機能が足りてない気配がするというか…。
そんなわけで、マグカップを作る流れは以下のようになった。
- 本体部分は、円柱を生成してどうにかするのではなく、断面を開いた線形状で作成して、回転体として立体化。
- 取っ手部分は、横から見た中心線相当を開いた線形状で作成。その中心線から見た断面を閉じた線形状で作成。中心線相当を選択して「記憶」させてから、断面相当を選択して、「掃引」で立体化。
そんな感じで、一応は作れたけど…。
ブーリアンを使って似た形状を作れないものだろうか。あるいは、本当にポリゴンメッシュを使って作れないのだろうか。そんな疑問が湧いてそのあたりを調べ始めたけれど、これがなかなか難しいようで…。
ブーリアン演算を使って、円柱から別の円柱を繰り抜いた形状を一応作れたけど、演算結果はポリゴン化される模様。しかし、ポリゴン化する際の分割数が少なくて、形がガタガタになってしまう。
また、巷のチュートリアル動画では、ポリゴンメッシュに対して「厚み」をつける機能を使ってマグカップの本体部分を作ってるようなのだけど、Shade12 はバージョンが古過ぎるのか、「厚み」なる機能はついてないようで…。「ベベル」に数種類の処理が内包されているので、どれかしらが「厚み」相当にならないかと試してみたけれど、どれも期待した結果にはならず…。
◎ 余談。 :
今現在の Shade ってどうなってるんだろうとググったら、Ver.23 になってるのか…。サブスクリプションになっていて、Standard版の場合、1年目 52,800円、2年目以降は毎年 26,400円かかるらしい。より制限がついた Basic版でも、1年目 21,780円、2年目以降は毎年 10,890円かかるようで、もうアマチュアが趣味で触れるソフトではないなと…。
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#2 [cg_tools] 3DACEのobjエクスポートについて
_数日前に、
モデリングツール 3DACE で .obj をエクスポートした際の動作についてメモしていたのだけど。コメント欄で「フォーナット別設定を変えると .mtl を出力できる」と教えてもらえた。ありがたや。助かります。
せっかくだから、手元の環境、Windows10 x64 22H2 + 3DACE 2.72 上で、そのあたりを確認してみたのでメモ。
オプション → フォーマット別設定、を選択。
「OBJ」タブを選んで、「色は〜マテリアル別で書き出し」「マテリアルファイルも書き出し」にチェックを入れる。
この設定をした状態なら、.objエクスポート時に、.mtl も書き出された。
更に、エクスポートした .obj を blender 3.1.3 x64 LTS でインポートしてみた。ファイル → インポート → Wavefront (.obj)、を選択。
.obj をインポートすれば、一緒に .mtl も読み込まれるようで、以前と違って色指定も反映された。
つまり、3DACE から blender に渡す時は、ひとまず .obj + .mtl でエクスポートすればなんとかなりそうだなと…。
せっかくだから、手元の環境、Windows10 x64 22H2 + 3DACE 2.72 上で、そのあたりを確認してみたのでメモ。
オプション → フォーマット別設定、を選択。
「OBJ」タブを選んで、「色は〜マテリアル別で書き出し」「マテリアルファイルも書き出し」にチェックを入れる。
この設定をした状態なら、.objエクスポート時に、.mtl も書き出された。
更に、エクスポートした .obj を blender 3.1.3 x64 LTS でインポートしてみた。ファイル → インポート → Wavefront (.obj)、を選択。
.obj をインポートすれば、一緒に .mtl も読み込まれるようで、以前と違って色指定も反映された。
つまり、3DACE から blender に渡す時は、ひとまず .obj + .mtl でエクスポートすればなんとかなりそうだなと…。
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以上、1 日分です。