2022/11/24(木) [n年前の日記]
#1 [windows][pc] DOSBox-Xの動作確認
DOSBox-X は、DOSマシンエミュレータ DOSBox の改造版。少し試用してみたものの、何かしらのアプリを動かしてみないとよくわからないなと。
動作確認環境は、Windows10 x64 22H2 + DOSBox-X 2202.09.0。
ひとまず BASIC言語を動かしてみることにする。FreeDOS上で利用できるBASIC言語、Bywater BASIC なるものが公開されていたので、利用させてもらう。
_ibiblio.org FreeDOS 1.3 Updates Package -- Bywater BASIC (Development)
bwbasic.zip を入手。解凍すると、DEVEL\ 以下に BWBASIC\ があって、その中に BWBASIC.EXE その他が入ってる。
Windows側に、DOS関係のプログラムを入れるディレクトリを作成しておく。今回は、D:\dos というディレクトリを作って、その中に BWBASICディレクトリを移動した。
DOSBox-X を起動。
Windows側が管理してるディレクトリを、DOSBox-X側でドライブとして認識させるために、mount コマンドを使う。今回は、DOSBox-X 側の Aドライブとして、Windows側の D:\dos\BWBASIC を割り当てる。
カレントドライブをAドライブに変更して、ファイル一覧を表示。
BWBASIC.EXE を実行。画面一杯にBASIC名が表示されて、「bwBASIC: 」とプロンプトが出て入力待ち状態になる。
以下を打ち込んで動作確認。
list でソースを確認。run で実行。数値が0から9まで表示された。
bye と打てば、BWBASIC を終了できる。
z: と打って、カレントドライブをZドライブにしてから、Aドライブをアンマウント(マウント解除)。mount に 「-u」をつければ、アンマウントができる。
そんなわけで、一応 BASIC言語は動いた。
他に良さそうなDOSアプリはあるだろうか…? 以下を眺めたら何か見つかるかも…。
_Interesting DOS programs - Home Page
_ibiblio.org FreeDOS 1.3 Updates -- Index
動作確認環境は、Windows10 x64 22H2 + DOSBox-X 2202.09.0。
ひとまず BASIC言語を動かしてみることにする。FreeDOS上で利用できるBASIC言語、Bywater BASIC なるものが公開されていたので、利用させてもらう。
_ibiblio.org FreeDOS 1.3 Updates Package -- Bywater BASIC (Development)
bwbasic.zip を入手。解凍すると、DEVEL\ 以下に BWBASIC\ があって、その中に BWBASIC.EXE その他が入ってる。
Windows側に、DOS関係のプログラムを入れるディレクトリを作成しておく。今回は、D:\dos というディレクトリを作って、その中に BWBASICディレクトリを移動した。
DOSBox-X を起動。
Windows側が管理してるディレクトリを、DOSBox-X側でドライブとして認識させるために、mount コマンドを使う。今回は、DOSBox-X 側の Aドライブとして、Windows側の D:\dos\BWBASIC を割り当てる。
mount a D:\dos\bwbasic
カレントドライブをAドライブに変更して、ファイル一覧を表示。
A: dirBWBASIC.EXE その他が入ってることが確認できる。
BWBASIC.EXE を実行。画面一杯にBASIC名が表示されて、「bwBASIC: 」とプロンプトが出て入力待ち状態になる。
以下を打ち込んで動作確認。
10 for i=0 to 10 20 print i 30 next
list でソースを確認。run で実行。数値が0から9まで表示された。
bye と打てば、BWBASIC を終了できる。
z: と打って、カレントドライブをZドライブにしてから、Aドライブをアンマウント(マウント解除)。mount に 「-u」をつければ、アンマウントができる。
mount -u a
そんなわけで、一応 BASIC言語は動いた。
他に良さそうなDOSアプリはあるだろうか…? 以下を眺めたら何か見つかるかも…。
_Interesting DOS programs - Home Page
_ibiblio.org FreeDOS 1.3 Updates -- Index
◎ NEC PC-9801として動かしてみる。 :
DOSBox-X は、NEC PC-9801 のエミュレータとして動かすこともできるらしいので、そちらも試してみる。
DOSBox-X 起動後、F11キー + Cキーを押すと設定ツールが開く。
マシンの種類を、PC/AT互換機から NEC PC-9801 に変更する。Main → machine → svga_s3 から pc98 に変更。OK → OK → 保存 → 保存後に再起動。
再起動後、画面に、「DOSBox-X は日本の NEC PC-98 エミュレーションモードで動作中です。」と表示された状態になる。
懐かしのドライブゲームを動かしてみる。PC-9801 + MS-DOS用の、TURBO FreeWay というアプリを入手。
_TURBO FreeWayの詳細情報 : Vector ソフトを探す!
tfway115.lzh を入手して解凍。中には以下の3つのファイルが入ってる。
D:\dos\pc98\TFWAY というディレクトリを作ってその中に上記ファイルをコピーしておく。
DOSBox-X で、件のディレクトリをマウント。
tfway.exe、もしくは、tfway.exe -c -x を実行。
そんなわけで、PC-98モードでも動作した。
DOSBox-X 起動後、F11キー + Cキーを押すと設定ツールが開く。
マシンの種類を、PC/AT互換機から NEC PC-9801 に変更する。Main → machine → svga_s3 から pc98 に変更。OK → OK → 保存 → 保存後に再起動。
再起動後、画面に、「DOSBox-X は日本の NEC PC-98 エミュレーションモードで動作中です。」と表示された状態になる。
懐かしのドライブゲームを動かしてみる。PC-9801 + MS-DOS用の、TURBO FreeWay というアプリを入手。
_TURBO FreeWayの詳細情報 : Vector ソフトを探す!
tfway115.lzh を入手して解凍。中には以下の3つのファイルが入ってる。
README.DOC TFWAY.DOC TFWAY.EXE
D:\dos\pc98\TFWAY というディレクトリを作ってその中に上記ファイルをコピーしておく。
DOSBox-X で、件のディレクトリをマウント。
mount a D:\dos\pc98\TFWAY A: dir
tfway.exe、もしくは、tfway.exe -c -x を実行。
- 「-c」をつけるとカーブを自動で曲がる。
- 「-x」をつけると当たり判定が無くなる。
- tfway.exe -? と打てばヘルプが表示される。
- タイトル画面が出たら、カーソルキーの上下でメニューを選択してEnterで決定。
- アクセルはSHIFTキー。ブレーキはSPACEキー。カーソルキーの左右がハンドル操作。
- 終了はSTOPキーだけど、Windows機 + DOSBox-X の場合、pauseキーが PC-9801 の STOPキーとして割り当てられてる模様。
そんなわけで、PC-98モードでも動作した。
◎ 2022/11/25追記。 :
せっかくだから動作画面をキャプチャして追加しておいた。
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以上です。