mieki256's diary



2021/03/22(月) [n年前の日記]

#1 [linux] VirtualBox上でVine Linuxをインストール

Vine Linux上で少し実験をしたい。VirtualBox上で Vine Linux 6.5 をインストールして、実験できる環境を用意してみた。環境は Windows10 x64 20H2 + VirtualBox 6.1.18 r142142。

インストール作業。 :

インストールDVDを入手。Vine65-DVD-i686.iso をDL。

_Vine Linux - ダウンロード

VirtualBox 上で仮想PCを新規作成。OS種類は Linux, Other Linux (32-bit) を選択。仮想HDDイメージのサイズは16GBを設定。

インストール途中で、Vine Linux のインストーラに任せて自動でパーティションを切らせると、「/の容量が足りない」と言ってきて先に進めなくなった。手動でパーティションを切ることにした。/boot : 1GB, swap : 4GB, 残り 11GB を / に割り当てた。アプリ等は全部入れた。

インストール後の設定。 :

Vine Linux インストール後に色々設定。

ユーザフォルダが日本語フォルダになっている。以下で英語名に変更。ログアウトして、再ログイン。
LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update

VirtualBox 上で動かしているので、Guest Additions をインストールしておく。デバイス → Guest Additions CDイメージの挿入。Vine Linux側で自動実行するかと尋ねてくるので従う。インストール後、再起動。

起動時にスプラッシュスクリーンが表示されるのが気になる。grub の設定を変更。
sudo vi /boot/grub/menu.lst
splash=silent quiet を削除。これで、起動時にテキストメッセージがずらずらと表示されるようになった。

hostname を設定。
sudo vi /etc/sysconfig/network
HOSTANME=xxxx を変更。

bashの補完がなんだか弱い…。bash-completion をインストール。
sudo apt install bash-completion

~/.bashrc に以下を追加。
if [ -f /etc/profile.d/bash_completion.sh ]; then
    . /etc/profile.d/bash_completion.sh
fi

以下、参考ページ。

_Vine Linux - wikimemo
_bash-completion

PuTTYでアクセス。 :

VirtualBox上で動いてるゲストOS(Vine Linux)に、ホストOS(Windows10 x64 20H2) + PuTTY でアクセスしたい。

ググった感じでは、ゲストOS側のネットワーク設定で、アダプター2 にホストオンリーアダプターを追加する方法で実現してる場合が多いらしい。

ゲストOS(Vine Linux)上で、ifconfig と打てば、NICに割り当てられたIPアドレスが分かる。今回は…。
  • eth0 が NAT、IPアドレスは 10.0.2.15。
  • eth1 が ホストオンリーアダプター、IPアドレスは 192.168,56.101。
PuTTY から ssh で接続するには、ホストオンリーアダプター側、192.168.56.101 の 22番ポートにアクセスすればいい。

それとは別に、ゲストOS側のNATのポートフォワーディングでどうにかする方法もあるらしい。
  • http を、プロトコル TCP、ホストポート 8080、ゲストポート 80 で設定。
  • ssh を、プロトコル TCP、ホストポート 2222、ゲストポート 22 で設定。
PuTTY から ssh で接続するには、localhost の 2222番ポートにアクセスすればいい。

以下、参考ページ。

_VirtualBoxのホストOSからゲストOSにSSH接続する方法: 小粋空間
_VirtualBoxのCentOSにWindows10からSSHで接続したい | Yumidon.com
_CentOSにSSH接続してみる!VirtualBoxのNATとホストオンリーアダプターによるネットワーク設定のベストプラクティス!?安全かつ快適な開発ができるようにする? - Qiita
_VirtualBox 上の CentOS に ssh 接続する [ Windows 編] - Resty's log:手取り15万円の日常
_VirtualBox上のゲストOSにホストOSからNATでアクセスする - karakaram-blog

サービスの稼働状態を確認。 :

chkconfig と打てばサービスの一覧が表示される。

以下のどちらかで、サービス(この場合は apache2)の状態を確認できる。
sudo /sbin/service apache2 status
sudo /etc/rc.d/init.d/apache2 status

OS起動時にサービスを開始 or 開始しないように設定するなら以下。
sudo /sbin/chkconfig apache2 on
sudo /sbin/chkconfig apache2 off

以下、参考ページ。

_サービスの管理

apache2 を起動。 :

以下で、Webサーバ apache2 の起動と停止ができる。
sudo /sbin/service apache2 start
sudo /sbin/service apache2 stop

しかし、起動してみたら、apr_sockaddr_info_get() failed というエラーが出た。

_[Apache2.2] 再起動時にapr_sockaddr_info_get() failedが表示される | 名古屋でシステム開発WEB制作なら | トランソニックソフトウェア

/etc/apache2/conf/httpd.conf 内で ServerName を指定しないと前述のエラーが出るらしい。とりあえず hostname と合わせておいた。
sudo vi /etc/apache2/conf/httpd.conf
ServerName hoge:80

以下でも開始、停止、再起動ができるらしい。apache2ctl で制御できるのだな…。
/usr/sbin/apache2ctl start
/usr/sbin/apache2ctl stop
/usr/sbin/apache2ctl restart

_Apache2 - Linuxプログラミング環境インストール物語

以上です。

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