mieki256's diary



2019/11/29(金) [n年前の日記]

#1 [gimp] gimp-texturizeのビルドをまだ試しているところ

gimp-texturize を、main.c と graph.cpp の2ファイルだけにまとめられたので、petit-msys-mingw-gimp28(v3).7z を使ってビルドを試みているのだけれど。やっぱりダメだ…。GIMP 2.8.22 Portable が認識してくれない…。

国際化に絡んでるらしい gettext がマズいのかなとごっそり削ったり、プラグイン登録部分 ―― query() の中がよろしくないのかと、vignetting.c の記述と合わせてみたりしたけれど、改善が見られない…。

1ファイルだけ ―― vignetting.c のみをビルドして .exe を作ると認識されるのに、複数のファイルを .o にしてからリンクすると認識されない、ということは、リンカに渡す指定が間違ってるということなのかな…。

#2 [anime] 「ルパン三世 プリズン・オブ・ザ・パスト」を視聴

金曜ロードショーでTVSPが放送されてたので視聴。

お話としては、死刑囚が隠したお宝目当てでルパン一味がどこぞの監獄に侵入するが、しかし、みたいな話。という説明でいいのだろうか。

ファミリー向けか、それともアダルト向けかと気になっていたけれど、おそらくファミリー向けのルパンかなと…。本編中で義賊呼ばわりもされてたし。いや、あんなの義賊じゃないとも言われてたけど。時間帯的に、あの枠で流れるルパンは、ファミリー向けと思っておいたほうがいいのかな。

監督は、「姫ちゃんのリボン」「赤ずきんチャチャ」「カードファイト!! ヴァンガード」シリーズの監督を務めていた、辻初樹監督。ルパン三世 Pert2の頃は原画として、Part3 の頃は作画監督として、ルパンシリーズに参加していたらしい。赤ジャケルパンとピンクジャケルパンを実際に手掛けていた作り手世代なわけで、そのせいか、どこか Part2 のノリに近い印象を受けた。少なくとも、監督の中のルパン像は ―― 当時の作画担当スタッフが抱いていたルパンのイメージは、おそらくこんな感じ、だったのだろうと想像しながら眺めたり。

そういえば、次元が煙草を吸っているシーンがあって、ちょっと驚いた。ファミリー向けのルパンでも、喫煙シーンを出していいのか…。いや、以前のTVSPでも、喫煙シーンがあって驚いた記憶があるけれど。てっきり、出したら怒られるのだろうと勝手に邪推していたけれど、そういうわけでもないのだな。

作品内容は…。こっちはもうおじさんだから、正直なところ見ていて面白いとは感じなかったけれど。こういうのは、小学生ぐらいの視聴者が見て楽しめたら合格点なのではないかなあ、と。

ウルトラマンシリーズや、あるいは一時期のルパンシリーズのように、新作を出さないことで、そのタイトルを知らない世代、何の思い入れもない世代が出来上がってしまうと、商売としてはかなりマズいわけで。「子供の頃に見たよ。懐かしいなあ」と思ってもらえる程度には、どの世代にも見せておかないと…。だから、極端な話、内容がつまらなくてもそれはそれでいいよなと。一応は新作を定期的に出してることが大事なのだろう、などと自分は思っていたりするのですが。

とは言っても、「○○って面白いなー」という印象をどこかの時点で持ってもらわないと、結局は商売にならないだろうけど。でも、視聴者の年齢、属性、知識状態によって、どんな内容が面白いのかは違ってくるわけで…。

さておき。3DCGアニメ版の宣伝もチラリと流れていたけれど、あっちもおそらくファミリー向けなんだろうな…。映像は、なんとなく、「GAMBA ガンバと仲間たち」に似ているようにも感じたけれど、ググってみたら白組制作では無いようで。山崎貴監督作品なら白組がやるのだろうと勝手に思い込んでたけど、別にそういうわけでもないのね…。

#3 [anime] 「マジック・ツリーハウス」を視聴

Eテレで放送されたソレをHDDレコーダに録画したまま見れてなかったけど、ようやく視聴。劇場アニメ。2019/03/31に放送、と記録されてた。

こんなアニメがあったのか…。失礼ながら全然知らなかった…。

ググってみたところ、原作はアメリカの大人気児童文学だそうで。そうなのか…。ソレも知らなかった…。

監督さんと脚本家さんの名前を見てビックリ。その組み合わせで、こういうアニメを作る機会があったのか…。もっとも、監督さんの経歴をググってみて納得。「かいけつゾロリ」「ドラえもんズ」等、フツーに子供向け作品も既にいくつか手掛けていたのですな…。

亜細亜堂制作のせいだろうか、動きがなんだかイイ感じだなと…。いや、実際はどこで作ったのか分からんけど…。何にせよ、見ていて「おっ」と思えてくる、良い動きがチラホラ。イイ感じ。

視聴しながら関連情報をググってたら、主人公の中の人があの女優さんと知ってビックリ。上手い…。上手くて全然分からなかった…。あの女優さん、スゴイな…。

原作が大人気なので、映像化の話は各国から入ってたけれど、原作者が日本版の書籍の表紙絵を気に入ったことで、日本で映像化できる流れになった、と、 _Wikipedia に書いてあった。原作者のハートを射止めた(?)、日本版イラストを描いてる方について調べようとして、これまたビックリ。描いてたのは、 OKAMA先生だったのか…。マジかよ…。まあ、児童向けはPNを変えて仕事をしてるらしいけど。なるほど、あの先生の絵なら、そりゃハートキャッチされちゃうかも…。

さておき、アニメ版は、親御さん達が安心して子供さんに見せられそうな内容と感じたり。 「僕の本の力があああ!」と叫び始めたらどうしようと若干不安だったけど、全然大丈夫でした…。さすがにコレはちゃんと白かった。たぶん。

各エピソードに紐づけて、関連知識を学べる本も出ているそうで。そういうの、いいな…。子供さんには、どうせならこういった作品を経由しつつ楽しみながら知識を得てほしいと願うわけで。

考えてみたら、自分達も子供の頃、タイムボカンシリーズだの、まんがはじめて物語だの、そういうアレコレでその手の知識を少しずつ得ていったはずで。でも、最近の子供さんは…どのへんで得ているんだろう…。そう考えると、こういうジャンルの作品は、いつの時代も貴重だよなと思ったり。おじさん向けの作品ばかり作っていてはいかんのだ。たぶん。

以上、1 日分です。

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