2019/07/30(火) [n年前の日記]
#3 [anime][neta] 「グリッドマン」、ハッカー少年登場の回を視聴
BS11で実写版グリッドマンが放送されているので一応見ているのだけど。ハッカー少年が登場する回を見て、なんだかちょっと考えこんでしまったので感想をメモ。いやまあ、昔の作品なので、考えてみてもアレなんだけど。
ネタバレを含みます。
ネタバレを含みます。
◎ 障害者は悪なのだ問題。 :
ハッカー少年は車椅子生活をしていて、最後はグリッドマンの謎の力で歩けるようになって
*1
、ラストは主人公達と一緒に公園でサッカーをしてハッピーエンドになるのだけれど。
その展開に時代を感じたというか。あるいは、当時の子供向け番組であることを再認識、とでもいうか。
個人的には、車椅子のままでいいじゃん、例えばX-MENの博士(プロフェッサーX?)だって車椅子だったし、そっちのほうがキャラが立つよなー、なんでわざわざ歩かせちゃったのかなー、と思ってしまったわけで。
つまるところ、当時のスタッフの意識として、障害を持っていることは悪なのだ、そんなの当たり前でしょう、という意識があったからこういう展開になったんだろうなと邪推したりもして。
主人公側の一人が、「外に出て運動したほうが楽しいじゃん」と屈託の無い顔で言っちゃうあたりも気になった。まあ、彼はそういうタイプのキャラだからいいんだけど。でも、そうじゃない人が居たっていいよな、とも。「俺は足が不自由だから君達のようにグラウンドを走れない。でも、俺にとってはネットがグラウンドなんだ。俺だってどこまでも走れるんだ」てな感じのやり取りだってアリだったよなと。
足が治ってよかったね、という流れもフツーに全然アリなんだけど、それだけではなく、足が不自由でも活躍できる社会っていいよね、という流れだったら唸っただろうなあ、と。
まあ、当時の子供向け番組にそんな要求をしてどうする、そんなの時代的に出てくるわけねえだろ、とも思うのですが。
その展開に時代を感じたというか。あるいは、当時の子供向け番組であることを再認識、とでもいうか。
個人的には、車椅子のままでいいじゃん、例えばX-MENの博士(プロフェッサーX?)だって車椅子だったし、そっちのほうがキャラが立つよなー、なんでわざわざ歩かせちゃったのかなー、と思ってしまったわけで。
つまるところ、当時のスタッフの意識として、障害を持っていることは悪なのだ、そんなの当たり前でしょう、という意識があったからこういう展開になったんだろうなと邪推したりもして。
主人公側の一人が、「外に出て運動したほうが楽しいじゃん」と屈託の無い顔で言っちゃうあたりも気になった。まあ、彼はそういうタイプのキャラだからいいんだけど。でも、そうじゃない人が居たっていいよな、とも。「俺は足が不自由だから君達のようにグラウンドを走れない。でも、俺にとってはネットがグラウンドなんだ。俺だってどこまでも走れるんだ」てな感じのやり取りだってアリだったよなと。
足が治ってよかったね、という流れもフツーに全然アリなんだけど、それだけではなく、足が不自由でも活躍できる社会っていいよね、という流れだったら唸っただろうなあ、と。
まあ、当時の子供向け番組にそんな要求をしてどうする、そんなの時代的に出てくるわけねえだろ、とも思うのですが。
◎ 準レギュラー化しないのかな。 :
それにしても、あのハッカー少年は主人公達の仲間にならないのだろうか…。どうも今回限りのゲストキャラっぽいけど…。離れた場所から主人公達をネットを通じてサポートしてくれるハッカー少年、という設定は良さそうな気もするのだけれど。
でもまあ、離れた場所からサポート、という点は、主人公側でグリッドマンに変身しない二人が担当してるから、状況がダブってしまうのかな。
でもまあ、離れた場所からサポート、という点は、主人公側でグリッドマンに変身しない二人が担当してるから、状況がダブってしまうのかな。
◎ 只の人間としてのグリッドマンを妄想。 :
今回、ハッカー少年が、グリッドマンの居るジャンクコンピュータに侵入して、まんまとデータを盗まれて、みたいな展開だったけど。
そのあたりを見ていて、今、グリッドマンを作ったら、もっとそれっぽいシーンにできるかもしれないなと。セキュリティ関係のそれらしいキーワードを散りばめて…。クロスサイトスクリプティングが〜、SQLインジェクションが〜、みたいな。
そこから少しバカ妄想。今、グリッドマンを作ったら、そもそもウルトラマンもどきではないグリッドマンだって作れるかもしれないなと。例えば…。
度重なるサイバー犯罪に対抗するため、警視庁は電脳空間に特化した刑事課を創設した。ハッカーとしての知識と技術を駆使して事件に挑む7人の刑事達。周囲は彼等をこう呼んだ。電光超人(と書いてスーパーハッカーと呼ぶ)、グリッドマン。 (黒バックを背景に、逆光で、スーツ姿のおじさんの後ろ姿が ―― 肩を落として疲れた感じで今にも倒れそうな実に頼りない後ろ姿が浮かび上がる。こちらにゆっくり振り向いて、碇ゲンドウっぽく黒ぶち眼鏡をクイッと上げる)…。
実際には、アニメ版としてリメイクされて、美少女は登場するわ、グリッドマンのデザインはカッコよくなってるわ、てなことになったわけだけど。もっと地味な方向でリメイクするルートだってあったのかもしれないなと…。
グリッドマンに限らないか…。昔の特撮ヒーローの「○○マン」というタイトルがついているのに、主人公は只の人間で変身もしない、というリメイクの仕方も一応アリなのかもしれないか…。
ウルトラマンと呼ばれているのに只の人、とか。一体何がウルトラなのか、ちょっと妄想が膨らむ。
ミラーマンと呼ばれているのに只の人、とか。いや。そのネタはマズいか…。
ジャンボーグAと呼ばれているのに只の人。…麻雀ドラマかな。
まあ、そんな地味目な方向で作ったところで一体誰が見るんだよ、という気もするけど。
そのあたりを見ていて、今、グリッドマンを作ったら、もっとそれっぽいシーンにできるかもしれないなと。セキュリティ関係のそれらしいキーワードを散りばめて…。クロスサイトスクリプティングが〜、SQLインジェクションが〜、みたいな。
そこから少しバカ妄想。今、グリッドマンを作ったら、そもそもウルトラマンもどきではないグリッドマンだって作れるかもしれないなと。例えば…。
度重なるサイバー犯罪に対抗するため、警視庁は電脳空間に特化した刑事課を創設した。ハッカーとしての知識と技術を駆使して事件に挑む7人の刑事達。周囲は彼等をこう呼んだ。電光超人(と書いてスーパーハッカーと呼ぶ)、グリッドマン。 (黒バックを背景に、逆光で、スーツ姿のおじさんの後ろ姿が ―― 肩を落として疲れた感じで今にも倒れそうな実に頼りない後ろ姿が浮かび上がる。こちらにゆっくり振り向いて、碇ゲンドウっぽく黒ぶち眼鏡をクイッと上げる)…。
実際には、アニメ版としてリメイクされて、美少女は登場するわ、グリッドマンのデザインはカッコよくなってるわ、てなことになったわけだけど。もっと地味な方向でリメイクするルートだってあったのかもしれないなと…。
グリッドマンに限らないか…。昔の特撮ヒーローの「○○マン」というタイトルがついているのに、主人公は只の人間で変身もしない、というリメイクの仕方も一応アリなのかもしれないか…。
ウルトラマンと呼ばれているのに只の人、とか。一体何がウルトラなのか、ちょっと妄想が膨らむ。
ミラーマンと呼ばれているのに只の人、とか。いや。そのネタはマズいか…。
ジャンボーグAと呼ばれているのに只の人。…麻雀ドラマかな。
まあ、そんな地味目な方向で作ったところで一体誰が見るんだよ、という気もするけど。
*1: 「アルプスの少女ハイジ」のクララと同様、精神的な何かで歩けない、という説明がされていたので、グリッドマンの謎の力で治ったのではなく、グリッドマンが発した謎の光でなんとなく歩けるような気分になって問題解決、という流れだったけど…。
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以上です。