2019/07/02(火) [n年前の日記]
#1 [zatta] ダイソーでモバイルバッテリーを購入
100円ショップダイソーに寄ったついでに、モバイルバッテリーを購入。100円。充電器 No.9、と書いてある。販売元は…「(株) 大創産業」と書いてあるので、ダイソーが企画した商品なのだろうか。もちろん、MADE IN CHINA。単3電池 x 2本で動作する。分解してないから自信は無いけど、1.5V x 2 = 3.0V を 5V に昇圧する回路が入っているのではあるまいか。
USB端子から給電するタイプのLEDライトを繋げてみたけど、フツーに光ってくれた。単3電池 x 4本、あるいは3本の電池ボックスと比べると少し小さいので、その点はありがたいかもしれない。
USB端子から給電するタイプのLEDライトを繋げてみたけど、フツーに光ってくれた。単3電池 x 4本、あるいは3本の電池ボックスと比べると少し小さいので、その点はありがたいかもしれない。
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#2 [cg_tools] Flashで影をつけたアニメ制作の実験中
いかにもなセルルックっぽい見た目のアニメを、Adobe Flash のシェイプ補間(シェイプトゥイーン)で作れないか実験中。
色トレス線というか、色の塗り分け線というか、要は影の部分をどう処理するかが問題で。
ひとまず、主線で作った閉領域を、メインレイヤーと呼ぶとして。以下の2つの方法で、それっぽくなりそうな気分にはなってきた。
一応できそうではあるけれど、ぶっちゃけ面倒臭い。やってられないなと。
色トレス線というか、色の塗り分け線というか、要は影の部分をどう処理するかが問題で。
ひとまず、主線で作った閉領域を、メインレイヤーと呼ぶとして。以下の2つの方法で、それっぽくなりそうな気分にはなってきた。
- A. メインレイヤーの上に、影に相当するシェイプが描かれたレイヤーを作る。さらにその上に、メインレイヤーと同じ内容のレイヤーを作成して、マスクレイヤーとして設定する。
- B. 色を塗り分けた複数の閉領域を、線無し・面のみで作成して、その上に、主線のみ・面無しのシェイプを置く。
一応できそうではあるけれど、ぶっちゃけ面倒臭い。やってられないなと。
◎ 影部分を別レイヤーにする方法。 :
影部分を別レイヤーにしてメインレイヤーの上に置いてしまえば、影レイヤーは線無し・面のみで作ってしまえるので、色の塗り分け線が出てきたりはしない。
ただ、いくつか問題が。
まず、Flash には、レイヤーの合成モードを指定する機能が無いので、「影だから、レイヤーを乗算で合成」というわけにはいかない。乗算で合成したい場合、影部分だけをムービークリップにする必要がある。しかし、後からメインレイヤーが修正された場合、影部分を相当するムービークリップの修正作業が面倒。
あるいは乗算合成を諦めて、影部分の塗り色を透明度5〜25%等にしてしまう手もある。これならムービークリップにしなくて済む。この場合、影の下になっているメインレイヤーの主線部分も色が変化しているはずだけど、塗りが透明に近ければ近いほど、パッと見では主線の色まで変わってることに気づかない。
また、影部分は、メインレイヤーの範囲をはみ出して背景にまで影響してしまうので、マスクレイヤーを使って影部分をくり抜く・クリッピングする必要がある。これは、メインレイヤーをコピーして、マスクレイヤーとして設定してやれば済む。が、Flash CS4、CS5 はレイヤーの複製機能が無いので、ちょっと面倒臭い。 *1 コピーしたいレイヤーのフレームを全部選択してコピーして、新規レイヤーにフレームを貼り付けすればどうにかなるけれど…。
さらに、影部分の色の調整が難しい。メインレイヤーに影相当を合成して、どんなRGB値になるか電卓を叩いて計算しないといけない。まあ、なんとなく暗くなってればいいよ、程度の色指定でもよいなら大雑把に作業できるけど…。
ただ、いくつか問題が。
まず、Flash には、レイヤーの合成モードを指定する機能が無いので、「影だから、レイヤーを乗算で合成」というわけにはいかない。乗算で合成したい場合、影部分だけをムービークリップにする必要がある。しかし、後からメインレイヤーが修正された場合、影部分を相当するムービークリップの修正作業が面倒。
あるいは乗算合成を諦めて、影部分の塗り色を透明度5〜25%等にしてしまう手もある。これならムービークリップにしなくて済む。この場合、影の下になっているメインレイヤーの主線部分も色が変化しているはずだけど、塗りが透明に近ければ近いほど、パッと見では主線の色まで変わってることに気づかない。
また、影部分は、メインレイヤーの範囲をはみ出して背景にまで影響してしまうので、マスクレイヤーを使って影部分をくり抜く・クリッピングする必要がある。これは、メインレイヤーをコピーして、マスクレイヤーとして設定してやれば済む。が、Flash CS4、CS5 はレイヤーの複製機能が無いので、ちょっと面倒臭い。 *1 コピーしたいレイヤーのフレームを全部選択してコピーして、新規レイヤーにフレームを貼り付けすればどうにかなるけれど…。
さらに、影部分の色の調整が難しい。メインレイヤーに影相当を合成して、どんなRGB値になるか電卓を叩いて計算しないといけない。まあ、なんとなく暗くなってればいいよ、程度の色指定でもよいなら大雑把に作業できるけど…。
◎ 主線を別レイヤーにする場合。 :
メインの塗りと影の塗りを、一つのレイヤーに収めてしまう方法もある。二つの閉領域がシェイプトゥイーンで変形する形になるけれど、境界部分は同じ線を共有しているので、メインの塗りと影の塗りの隙間ができてしまう、ということは無さそうな感じに見えた。
この方法なら、影色の調整はしやすいメリットもある。任意の色を塗ることができるので。
ただ、この場合、境界部分の線に主線が出てしまうようで。キーフレームでは境界部分の主線を消しているのに、シェイプトゥイーンで作成されたフレームは主線が出てきてしまうから、かなり見苦しい。
解決策として、メインの塗りと影の塗りは、主線を持たない・線を持たずに塗りだけにしてしまう、という手がある。しかしそれだと主線が無いので、一つ上のレイヤーに主線のみを担当するレイヤーを作ってやる。
主線のみのレイヤーは、塗りレイヤーをコピーして、インクバケツツールで必要な個所にのみ線を作ってから、塗りを削除することで作れる。が、Flash CS4、CS5 ではレイヤーのコピー機能がないわけで、やっぱり面倒。そして、必要な個所にだけ線を再作成してやる作業もまた面倒。
この方法なら、影色の調整はしやすいメリットもある。任意の色を塗ることができるので。
ただ、この場合、境界部分の線に主線が出てしまうようで。キーフレームでは境界部分の主線を消しているのに、シェイプトゥイーンで作成されたフレームは主線が出てきてしまうから、かなり見苦しい。
解決策として、メインの塗りと影の塗りは、主線を持たない・線を持たずに塗りだけにしてしまう、という手がある。しかしそれだと主線が無いので、一つ上のレイヤーに主線のみを担当するレイヤーを作ってやる。
主線のみのレイヤーは、塗りレイヤーをコピーして、インクバケツツールで必要な個所にのみ線を作ってから、塗りを削除することで作れる。が、Flash CS4、CS5 ではレイヤーのコピー機能がないわけで、やっぱり面倒。そして、必要な個所にだけ線を再作成してやる作業もまた面倒。
◎ 結論。 :
セルルックなアニメを作りたかったら CACANi を購入して使いましょう。みたいな。Flash でセルルックアニメを作るのはマゾ。
CACANi なら、最初から色塗り分け線を扱う機能がついているので、既存のセルルックアニメを作るような感覚で、フツーに主線と色塗り分け線(色トレス線)を描いていけば作業ができてしまうわけで。
CACANi なら、最初から色塗り分け線を扱う機能がついているので、既存のセルルックアニメを作るような感覚で、フツーに主線と色塗り分け線(色トレス線)を描いていけば作業ができてしまうわけで。
◎ 余談。 :
湯浅監督作品のアニメ映像にはほとんど影が付いてないけれど、アレは Flash を使って作ってるから、という面もあるのだろうなと邪推したり。Flash で、いかにもなセルルックアニメの影をつけて動かすのって、おそらく面倒なので。
既存のアニメ制作のように、一コマずつ手描きで動画を描いて作業するなら Flash でもなんとかなるけれど、それだと Flash 導入による作業効率改善があまり期待できないよなと…。
既存のアニメ制作のように、一コマずつ手描きで動画を描いて作業するなら Flash でもなんとかなるけれど、それだと Flash 導入による作業効率改善があまり期待できないよなと…。
◎ 2019/07/08追記。 :
*1: Flash CS5.5 から、レイヤーの複製機能等が追加されてるらしい。
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以上、1 日分です。