2019/06/12(水) [n年前の日記]
#1 [pc] 100円ショップでスマホ用魚眼レンズを購入
100円ショップのSeriaやダイソーで、スマートフォン用の魚眼レンズ、スーパーワイドレンズを購入してきて少し実験中。
◎ 経緯。 :
随分前に、Raspberry Pi3 + Camera module V1 を使って、360度撮影ができる電動雲台を作ろうとしたものの。カメラの画角が狭いので、膨大な撮影枚数になってしまい、撮影時間が40分以上かかったりしたので、コレでは使い物にならない、モータ等の機械的な工夫では解決しない、光学的に改善しないと話にならないなと放置していたのだけれど。
ここ最近、100円ショップで販売されているスマートフォン用魚眼レンズの紹介記事をWeb上で見かけ、それらを導入したら撮影枚数を減らせて、電動雲台も少しは使える状態に近づくだろうかと興味が湧いたわけで。
そんなわけで、Seria で、魚眼レンズ、スーパーワイドレンズを、ダイソーで、魚眼レンズを購入。
ここ最近、100円ショップで販売されているスマートフォン用魚眼レンズの紹介記事をWeb上で見かけ、それらを導入したら撮影枚数を減らせて、電動雲台も少しは使える状態に近づくだろうかと興味が湧いたわけで。
そんなわけで、Seria で、魚眼レンズ、スーパーワイドレンズを、ダイソーで、魚眼レンズを購入。
◎ 動作確認。 :
Raspberry Pi 用 Camera module V1 に、各レンズをつけて撮影してみた。汚い部屋の中を撮影したので見苦しいけれど、距離を測定するには部屋の中のほうが都合がいいので…。
上から、
以下は、オリジナルサイズのjpg画像。1つあたり、3MB前後のファイルサイズ。
_レンズ無し。
_Seria スーパーワイドレンズ。
_ダイソー 魚眼レンズ。
_Seria 魚眼レンズ。
上から、
- レンズ無し
- Seria スーパーワイドレンズ
- ダイソー 魚眼レンズ
- Seria 魚眼レンズ
以下は、オリジナルサイズのjpg画像。1つあたり、3MB前後のファイルサイズ。
_レンズ無し。
_Seria スーパーワイドレンズ。
_ダイソー 魚眼レンズ。
_Seria 魚眼レンズ。
◎ 評価。 :
各レンズをつけると、たしかに画角がかなり広がることが分かった。
撮影できた範囲をメジャーで測って計算してみたけれど、レンズ無しの場合は横方向が60度ぐらいしか撮影できていないのに、Seria スーパーワイドレンズをつけると90度前後の画角で撮影できている模様。また、撮影画像を眺めた感じでは、魚眼レンズならさらに画角が広がることも分かった。
しかし、ダイソーの魚眼レンズをつけた場合、撮影画像がボケボケになってしまう。これでは使い物にならない…。ただ、これは、Camera module V1 の自作ケースに問題があるようで…。Camera module をケースに固定する際にネジ止めしているけれど、そのネジの頭が魚眼レンズの根元とぶつかって、カメラとレンズの間に隙間ができてしまうのが問題ではないかと。
Seriaのレンズがそれほどボケてないのは、Seriaのレンズの場合、接触する部分にやわらかいスポンジ状の何かがついていて、そこにネジの頭がめり込むことで、カメラ部分との距離が縮まっているから、かもしれない。
しかしそれでもピタリと合ってるわけではないので…。これらのレンズを使いつつピンボケをできるだけ避けたいなら、Camera module を入れるケースを設計し直さないといけないのかもしれない。まあ、このあたり、スマホで使う分には全く無関係の話だろうとは思うけど。
撮影できた範囲をメジャーで測って計算してみたけれど、レンズ無しの場合は横方向が60度ぐらいしか撮影できていないのに、Seria スーパーワイドレンズをつけると90度前後の画角で撮影できている模様。また、撮影画像を眺めた感じでは、魚眼レンズならさらに画角が広がることも分かった。
しかし、ダイソーの魚眼レンズをつけた場合、撮影画像がボケボケになってしまう。これでは使い物にならない…。ただ、これは、Camera module V1 の自作ケースに問題があるようで…。Camera module をケースに固定する際にネジ止めしているけれど、そのネジの頭が魚眼レンズの根元とぶつかって、カメラとレンズの間に隙間ができてしまうのが問題ではないかと。
Seriaのレンズがそれほどボケてないのは、Seriaのレンズの場合、接触する部分にやわらかいスポンジ状の何かがついていて、そこにネジの頭がめり込むことで、カメラ部分との距離が縮まっているから、かもしれない。
しかしそれでもピタリと合ってるわけではないので…。これらのレンズを使いつつピンボケをできるだけ避けたいなら、Camera module を入れるケースを設計し直さないといけないのかもしれない。まあ、このあたり、スマホで使う分には全く無関係の話だろうとは思うけど。
◎ 余談。 :
一応書いておくけれど、最初から360度撮影が目的なら電動雲台なんて作らずに RICOH THETA シリーズあたりを買ったほうがいいわけで。自分の場合、Raspberry Pi関係のアレコレを何か思いつくたびに買っていったら、総額では RICOH THETA が買える出費になっていて後悔したという…。
*1
*1: もっとも、実験を始めた頃は、RICOH THETA は販売されてなかった or 値段がかなり高かった気もするし。それに、RICOH THETA はスマホが無いと露出指定すらできないらしいので、スマホを持ってない自分は本体だけ買っても意味が無いのだけど。
[ ツッコむ ]
以上です。