mieki256's diary



2018/12/21(金) [n年前の日記]

#1 [gimp] まだGIMPを触ってる

まだGIMPを触ってる。環境は Windows10 x64 version 1803。build 17134.472。

GIMP 2.10.8 Portable 64bit版では手持ちのプラグインが使えない。 :

GIMP 2.10.8 Portable 64bit版に対して、今まで使ってたプラグインが入ってるフォルダを追加登録してみたら、GIMP起動時にどれもこれもエラーが発生してしまった。しかも、何故か GIMPウインドウ内のアイコンが全て壊れてしまい、再起動しても修復されない状態になった。

考えてみたら、64bit版のアプリで 32bit版用のプラグインを動かそうとしたら、エラーが出て当然、なのかもしれない。Web上の関連文書には、「GIMP 64bit版でも32bit版のプラグインを使えるように対処した」等の記述も見受けられたのだけど…。もしかすると、GIMP 2.10.x Portable 64bit版には、そのためのファイルが同梱されてない状態なのかもしれないなと。

となると、困った。手元にある 32bit版のプラグイン群を使いたいと思ったら、32bit版の GIMP 2.10.x を使うしかないのか…。しかし、GIMP 2.10.x 32bit版は、英数字のキー入力が半角カタカナになってしまう不具合があるわけで。

GIMP 2.10.8 Portableを再インストール。 :

GIMP 2.10.8 Portable (= 32bit版) を再インストールして、せめて GTK+絡みの .dll をいくつか入れ替えたら、キー入力時の不具合が改善されないか試していたけれど、そう上手くはいかなかった。GIMP 2.10.x で追加されたプラグインが、GIMP起動時に無反応になって、数分待たないとタイムアウトして先に進んでくれない上に、GIMP のウインドウが表示された後も、結局はキー入力バグが改善されず。

ちなみに、入れ替えてみた .dll は、以下で紹介されているもの。

_Freezen of the dialoge File -> Open under Win 10 home 32bit (#1516) - Issues - GNOME / GIMP - GitLab

GIMP起動中にプラグインが無反応になるあたりは、もしかすると .dll のバージョンが合ってないのかもしれないなと。上記の5つの .dll 以外にも、プラグインの動作に必要になる dll があるのではないか…。

以下によると、glib 2.56 (libglib-2.0-0.dll その他) は不具合が起きて、2.54.3 までダウングレードしないと治らないらしい…。

_Japanese input broken with glib 2.56 on Windows 32-bit (#1421) - Issues - GNOME / GLib - GitLab

Windows用の GTK+バイナリ (Runtime?)だけどこかで公開されてないのかなとググってみたけど、どうも Windows の場合、「msys2をインストールしてビルドしてくれよな」ぐらいの情報しかないようで。

_GTK+ Download: Windows

英語キーボードに切り替える策。 :

一時的に、Windows10 のキーボード設定を ―― 「日本語 Microsoft IME」から「英語 (米国) USキーボード」に切り替えて使う方法もあることに気づいたり。この状態なら、GIMP 2.10.8 Portable (32bit版)でも、英数字のキー入力がフツーにできる。

しかし、記号の入力が…。キー刻印と違う記号が打ち込まれてしまうわけで…。

#2 [tv] 「昭和元禄落語心中」実写ドラマ版最終回を視聴

漫画を原作とする実写ドラマ。NHKで放送。録画してた最終回をようやく視聴。

映像作品としてはアニメ版が既に存在していて、そちらは、演出も、声優さんの演技も、見ていて唸るほどの非常に良い出来だったのだけど。さすがに実写ドラマ版はあのレベルまでいかないだろう、けど、一応眺めておくかなー的に見始めたら、これが結構良い出来で。結局最後まで見てしまった。

ラストのあたり、舞台上のソレと観客席のソレをシンクロさせたソレとか、EDの静止画に対して最終回で一工夫、てなあたりに感心。しかもラストの台詞が…。劇中人物は笑っているし、微笑ましいシーンのはずなのに、見ているこちらは若干ゾクリときてしまった。アレは上手い。

ただ、全般的に、師匠の青年時代と老年時代を一人の俳優で演じさせた点はちょっとどうかなと思ってしまった。老けメイクでずっと通すのは、見た目的に厳しい…。もっとも、若い頃はイケメンだった人物が歳を取ってもやはりイケメン、という設定を通すためにはその手しかないかもな、とも。年配になっても業界に残ってる男性役者さんとなると、顔からしてイケメンとはちょっと言い辛い独特の雰囲気の方ばかりなわけで。イケメンの面影が残ってる年配の役者さんは、まず居ないだろうなと…。であれば、まだ老けメイクで見せたほうが設定には忠実、と言えなくもないよなと。

また、師匠の落語が弟子より下手に見えてしまったあたりも困惑したり。もっとも、コレも設定上難しいところで。若い頃は同期にコンプレックスを感じてしまうレベルで、歳を取ったら弟子の勢いには負ける感じの雰囲気だろうから…。同期より上手くてはいけないし、弟子より元気が良くてもいけない。どの時期も、ビミョーな位置を感じさせつつ、しかし世間や弟子からは上手いと思われてる落語…。これは演じるのが難しくて当然。実写はそのあたりが難しいなと。

さておき、なんとなくだけど、アニメ版よりは、「繋いでいくこと」を前面に押し出していた印象も感じたり。出産のソレもそうだし、元恋人の最後の言葉もそうだろうし、ラストの風景もそうだろうし。そこで一本、筋が通ったドラマになっていた、ような気もするわけで。

なんにせよ、これは良いものを見せていただきました。アニメ版も素晴らしかったけど、実写版もやるなあ、みたいな。

以上、1 日分です。

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