2018/07/25(水) [n年前の日記]
#2 [pc] EmuZ-700を試用
MZ-700版野球拳について書いてるうちに、久々に動かしてみたいなと気の迷いが生じたわけで。
せっかくだから、この際、野球拳2000 for MZ-700 も動かしてみたいなと。ただ、MZ-700のエミュレータとして有名な MZ700WIN上では、野球拳2000は動かないらしい。EmuZ-700 上なら動くらしいので、そちらを試してみようかと。
_MZ-700 Emulator MZ700WIN For Windows9x/Me/NT/2000
_EmuZ-700 / EmuZ-800 / EmuZ-1500 謎WIPページ
_Yakyu-ken 2000 for MZ-700
せっかくだから、この際、野球拳2000 for MZ-700 も動かしてみたいなと。ただ、MZ-700のエミュレータとして有名な MZ700WIN上では、野球拳2000は動かないらしい。EmuZ-700 上なら動くらしいので、そちらを試してみようかと。
_MZ-700 Emulator MZ700WIN For Windows9x/Me/NT/2000
_EmuZ-700 / EmuZ-800 / EmuZ-1500 謎WIPページ
_Yakyu-ken 2000 for MZ-700
◎ EmuZ-700の導入の仕方。 :
以下のページの真ん中あたりにある、Binary Archive をクリックして、binary.zip をダウンロードして解凍。ちなみに、該当ファイルには、100機種以上のエミュレータが入ってるらしい。素晴らしい。なんという偉業…。
_Common Source Code Project
binary フォルダの中に mz700.exe があるので、任意のフォルダにコピー。また、mz700.txt というファイルもコピー。
mz700.txt を眺めた感じでは、動作には IPL.rom と FONT.rom が必要になる模様。
手元のHDD内を探したら、MZ-700 のIPL(?)、1Z-009A のバイナリファイル(4096byte、16進数なら 0x0fff byte)が見つかった。mz700.exe と同じフォルダにコピーして、IPL.rom にリネーム。
フォントファイルは、MZ700WIN のフォルダの中に、mz700fon.jp があったので、これも mz700.exe と同じフォルダにコピーして、FONT.rom にリネーム。
_Common Source Code Project
binary フォルダの中に mz700.exe があるので、任意のフォルダにコピー。また、mz700.txt というファイルもコピー。
mz700.txt を眺めた感じでは、動作には IPL.rom と FONT.rom が必要になる模様。
手元のHDD内を探したら、MZ-700 のIPL(?)、1Z-009A のバイナリファイル(4096byte、16進数なら 0x0fff byte)が見つかった。mz700.exe と同じフォルダにコピーして、IPL.rom にリネーム。
フォントファイルは、MZ700WIN のフォルダの中に、mz700fon.jp があったので、これも mz700.exe と同じフォルダにコピーして、FONT.rom にリネーム。
◎ 野球拳2000を入手。 :
以下から、y2k.zip をダウンロードして解凍。中には、Y2K.MZT が入ってる。.mzt というのは、カセットテープに相当するファイル。ヘッダ+バイナリデータで構成されてるらしい。
_Yakyu-ken 2000 for MZ-700
ちなみに、上記ページは、文字コードの指定がおかしいようで…。ブラウザの文字エンコーディングを、ISO-2022-JP にしないと正しく表示されなかった。
_Yakyu-ken 2000 for MZ-700
ちなみに、上記ページは、文字コードの指定がおかしいようで…。ブラウザの文字エンコーディングを、ISO-2022-JP にしないと正しく表示されなかった。
◎ EmuZ-700を実行。 :
mz700.exe を実行。青い背景に、白い文字で、「** MONITOR 1Z-009A **」と表示された。1Z-009A はちゃんと動いてるっぽい。
.mzt を指定する。メニューの、CMT → PLAY を選択すると、ファイルを開くダイアログが出てきた。Y2K.MZT を指定。
EmuZ-700 の画面上で、L[Enter] と打ち込んで、カセットテープ内のプログラムをロードする。カセットテープと言うか、この場合は .mzt ファイル内のバイナリをロードするわけだけど。
しばらくして、「LOADING Y2K」と表示された。ファイルを見つけてくれたらしい。ステータスバーに、現在何%までロードが済んだかが表示される。
EmuZ-700 は実機と同様にカセットテープを実時間で読み込む仕様になっているようで、ロードにはしっかり数分かかる。しかもロード中は、当時の「ピーガラガラガラ」という音が鳴る。なんという再現度…。
.mzt を指定する。メニューの、CMT → PLAY を選択すると、ファイルを開くダイアログが出てきた。Y2K.MZT を指定。
EmuZ-700 の画面上で、L[Enter] と打ち込んで、カセットテープ内のプログラムをロードする。カセットテープと言うか、この場合は .mzt ファイル内のバイナリをロードするわけだけど。
しばらくして、「LOADING Y2K」と表示された。ファイルを見つけてくれたらしい。ステータスバーに、現在何%までロードが済んだかが表示される。
EmuZ-700 は実機と同様にカセットテープを実時間で読み込む仕様になっているようで、ロードにはしっかり数分かかる。しかもロード中は、当時の「ピーガラガラガラ」という音が鳴る。なんという再現度…。
◎ 野球拳2000を実行。 :
ロードが終了すると、野球拳2000が自動で実行される。スペースキーを叩くと先に進む。画面上に手が表示されたら、1、2、3キーのどれかを押すと、グー、チョキ、パーが表示される。
グラフィック画面が無いはずのMZ-700で、本当にグラフィックっぽいものが表示されてる…。素晴らしい。これぞ、頓智の世界…。
グラフィック画面が無いはずのMZ-700で、本当にグラフィックっぽいものが表示されてる…。素晴らしい。これぞ、頓智の世界…。
◎ ハドソン野球拳を実行。 :
原典とも言うべき、ハドソン製MZ-700版野球拳も動かしてみる。こちらは MZ700WIN上でもスンナリ動くはずなので、そちらを起動。
ハドソン製野球拳は Hu-BASIC 上で動くので、まずは Hu-BASIC の .mzt をロードする。MZ700WIN を起動して、File → Set Load Tape → Hu-BASIC の .mzt を指定。画面上で、L[Enter」 を打つとロードされる。本来ならロードに4〜5分かかるところだけど、エミュレータなので、一瞬で Hu-BASIC が起動した。
File → Set Load Tape で、ハドソン製野球拳の .mzt を指定してから、画面上で LOAD と打ち込む。「FOUND "やきゅうけん"」と表示された。ロードできたらしい。
RUN と打ち込む。あの衝撃のゲームが起動した…。いやはや、懐かしい…。そして、やはり、コレはあんまりだ…。
ハドソン製野球拳は Hu-BASIC 上で動くので、まずは Hu-BASIC の .mzt をロードする。MZ700WIN を起動して、File → Set Load Tape → Hu-BASIC の .mzt を指定。画面上で、L[Enter」 を打つとロードされる。本来ならロードに4〜5分かかるところだけど、エミュレータなので、一瞬で Hu-BASIC が起動した。
File → Set Load Tape で、ハドソン製野球拳の .mzt を指定してから、画面上で LOAD と打ち込む。「FOUND "やきゅうけん"」と表示された。ロードできたらしい。
RUN と打ち込む。あの衝撃のゲームが起動した…。いやはや、懐かしい…。そして、やはり、コレはあんまりだ…。
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以上です。