mieki256's diary



2017/10/24(火) [n年前の日記]

#1 [raspberrypi][ubuntu] HSP3.5を Ubuntu 16.04上で試用

HSP3.5を Raspberry Pi上で動かしてみた際、キー入力が取得できてる気配が無かったのだけど。同じことを Ubuntu Linux上でやったらどうなるのか気になったので、試してみようかと。環境は VMware + Ubuntu 16.04 LTS。

以下の動画がかなり参考になった。ありがたや。

_Linux(Ubuntu)でHSPを動かしてみよう - YouTube

インストール手順。 :

ビルドに必要なパッケージをインストールする。OpenGL ES, SDL1.2, SDL_image1.2, SDL_mixer1.2, gtk+-2が必要になるらしい。
sudo aptitude install libgles2-mesa-dev
sudo aptitude install libsdl1.2-dev libsdl-image1.2-dev libsdl-mixer1.2-dev
sudo aptitude install libgtk2.0-dev

HSP3.5のソースをDLして解凍。
mkdir ~/hsp
cd ~/hsp
wget http://www.onionsoft.net/hsp/file/hsplinux35.tgz
tar zxvf hsplinux35.tgz
cd hsplinux35

makeする。
make

これまたエラー。何故。

Raspberry Piの時と同様に、make clean をしてから make してみたら通った。
make clean
make

動作確認。 :

簡易エディタ head を起動して動作確認。
./head
ソースを書いてF5キーを押すと実行される。

ちなみに、Raspberry Pi上で動かした場合と同様に、Fileメニュー関係にバグがあるように見えた。
  • Open を選ぶと、「save」と書かれたダイアログが表示される。
  • Save と Save As が逆。

Linux版はキー入力を取得できてるっぽい。 :

Ubuntu上で sample/test1.hsp を動かしたところ、ESCキーを押したら終了してくれた。

Raspberry Pi上では、同じソースを動かしても終了できないのだけど…。どうやら Linux上で動かす分には、キー入力が取得できるようだなと。そして、Raspberry Pi上ではキー入力を取得できない模様。

ちなみに、キー入力を判別してる部分は以下。
stick key,15
if key&128 : end

_HSPリファレンス : HSPシステム制御
_暁のHSP講座 ★第16章★

「stick 変数, 非トリガータイプキー指定」で、変数にキー入力の状態が入る。ESCキーが押されると128が入るので、その次の行の if key & 128 が真になって、end(= プログラムの終了)が呼ばれるはずで。

getkey という命令でも、キーの状態をチェックできる。
getkey flag,27
if flag = 1 : end
「getkey 変数,キーコード」で、そのキーが押されてたら1が、押されてなかったら0が、変数に入る。次の行で、キーが押されてたら、つまり変数の値が1なら、end(プログラムの終了)が呼ばれるはず。

以上です。

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