2017/09/18(月) [n年前の日記]
#1 [prog] Kuinなるプログラミング言語を少し触ってみたり
Kuinなるプログラミング言語が公開されてるらしいので、なんとなく触ってみたり。Windows専用のプログラミング言語。エディタ付き。
_Kuinのダウンロードと紹介 - プログラミング言語「Kuin」 - Kuina-chan
_Kuinチュートリアル1 はじめてのKuin - プログラミング言語「Kuin」 - Kuina-chan
_Kuinのダウンロードと紹介 - プログラミング言語「Kuin」 - Kuina-chan
_Kuinチュートリアル1 はじめてのKuin - プログラミング言語「Kuin」 - Kuina-chan
◎ 第一印象。 :
エディタがついてるあたりはグッドだなと。
_HSP
や
_Small Basic
等もそうなのだけど、これさえDLすればとりあえず始められる、てのは初学者向けを意識した場合、超大事だなと思ったり。導入ハードルは低ければ低いほど好ましい。
とりあえず、チュートリアルを眺めつつ写経してみたけれど。
う、うむ…。どうしてこうなった…。
疑問に思ってドキュメントを眺めてみたら、どれもこれも設計理由が書いてあった。どうやら Pascalの圧倒的なコンパイル速度を強く意識したことで、Pascal由来の記述や、コンパイル処理の最適化に繋がる不思議な記述が増えたっぽい。言われてみれば、たしかにコンパイル速度が速い、ような気もする。
既存言語をガン無視してこうなったのかなと邪推したけど、むしろ逆のようで。C、Pascal、Basic、Python等を例に出しつつ設計理由を説明してあったので、色々意識しまくったら結果こうなったのだ、ということらしい…。
とりあえず、チュートリアルを眺めつつ写経してみたけれど。
- 「=」が「::」だったり。
- 「0xffffff00」が「16#FFFFFF00」だったり。
- 「@」だらけだったり。
- 1行書くたびに頭に「do」が入ったり。
う、うむ…。どうしてこうなった…。
疑問に思ってドキュメントを眺めてみたら、どれもこれも設計理由が書いてあった。どうやら Pascalの圧倒的なコンパイル速度を強く意識したことで、Pascal由来の記述や、コンパイル処理の最適化に繋がる不思議な記述が増えたっぽい。言われてみれば、たしかにコンパイル速度が速い、ような気もする。
既存言語をガン無視してこうなったのかなと邪推したけど、むしろ逆のようで。C、Pascal、Basic、Python等を例に出しつつ設計理由を説明してあったので、色々意識しまくったら結果こうなったのだ、ということらしい…。
◎ 感想。 :
(感想には個人差があります)
個人的には、一つの言語と各種ライブラリを揃えるパワフルさに、まず素直に脱帽。よくまあここまで作れるなあ…。言語・環境を作れる人達って尊敬します…。
ただ、しかし。コンパイル速度と、ソースの入力のし易さを優先した結果、可読性が悪く、また、他の言語に移行しづらい独特な記述スタイルになって、習得しても潰しが効かない、そんな雰囲気も感じてしまったり。ていうかぶっちゃけ、「そんなにPascalが大好きなら、Pascalそのままじゃダメなのかのう…」などと身も蓋もないことを…。
でもまあ、プログラマーって、えてしてこういう方向に最適化しちゃう人が多いから…。意味のある文字列を打つより謎記号を1文字打って済んだほうが早いだろ、みたいな。Markdownとwiki記法を比較して「Markdownは機能が少ないからダメだ」「wiki記法のほうが文字数が少ない上に機能も豊富だから優れている」みたいな判断を下すノリとでもいうか。それはそれで分かるし、そういう方向性もアリと言えばアリだよなと。
もっとも、自分は…。ソースの可読性が悪くなったらバグが混入する可能性が高くなって、結局デバッグ作業で余計に時間がかかるのだから、打鍵数の少なさを気にしてもアレだし、まともなIDEを使えるなら打鍵数は意外とどうでもよくなるし、自分が最後までそのソースをメンテナンスできるとも限らないから、となると優先すべきは、誰でもざっくり眺めただけで「ハイハイ。なるほど」と理解できる優れた可読性を実現することだろうし、そのためには既存言語への慣れを積極的に利用して奇抜な記述・文法は最小限に、などと思ってしまうのだけど。
とは言えもちろん、色んな言語があったほうが色々なことに気付けるし、多様性があったほうが面白いので、こういう言語が存在することは当然肯定するわけですが。いいぞもっとやれ。みたいな。
プログラミング言語マニアの意見感想を、眺めてみたい気もする…。例えば、屈指の言語マニアであろうRuby作者様あたりが言及したら、全然違う視点やアイデアがチラチラ見えてきて、めっちゃ勉強になるのだろうな、などと妄想を。
(感想には個人差があります)
個人的には、一つの言語と各種ライブラリを揃えるパワフルさに、まず素直に脱帽。よくまあここまで作れるなあ…。言語・環境を作れる人達って尊敬します…。
ただ、しかし。コンパイル速度と、ソースの入力のし易さを優先した結果、可読性が悪く、また、他の言語に移行しづらい独特な記述スタイルになって、習得しても潰しが効かない、そんな雰囲気も感じてしまったり。ていうかぶっちゃけ、「そんなにPascalが大好きなら、Pascalそのままじゃダメなのかのう…」などと身も蓋もないことを…。
でもまあ、プログラマーって、えてしてこういう方向に最適化しちゃう人が多いから…。意味のある文字列を打つより謎記号を1文字打って済んだほうが早いだろ、みたいな。Markdownとwiki記法を比較して「Markdownは機能が少ないからダメだ」「wiki記法のほうが文字数が少ない上に機能も豊富だから優れている」みたいな判断を下すノリとでもいうか。それはそれで分かるし、そういう方向性もアリと言えばアリだよなと。
もっとも、自分は…。ソースの可読性が悪くなったらバグが混入する可能性が高くなって、結局デバッグ作業で余計に時間がかかるのだから、打鍵数の少なさを気にしてもアレだし、まともなIDEを使えるなら打鍵数は意外とどうでもよくなるし、自分が最後までそのソースをメンテナンスできるとも限らないから、となると優先すべきは、誰でもざっくり眺めただけで「ハイハイ。なるほど」と理解できる優れた可読性を実現することだろうし、そのためには既存言語への慣れを積極的に利用して奇抜な記述・文法は最小限に、などと思ってしまうのだけど。
とは言えもちろん、色んな言語があったほうが色々なことに気付けるし、多様性があったほうが面白いので、こういう言語が存在することは当然肯定するわけですが。いいぞもっとやれ。みたいな。
プログラミング言語マニアの意見感想を、眺めてみたい気もする…。例えば、屈指の言語マニアであろうRuby作者様あたりが言及したら、全然違う視点やアイデアがチラチラ見えてきて、めっちゃ勉強になるのだろうな、などと妄想を。
(感想には個人差があります)
◎ サンプルソースのウインドウサイズ。 :
言語仕様とは全然関係ない話だけど。チュートリアルのソースや、サンプルソース群で指定されてる、1600x900というウインドウサイズに首を捻ったり。何故、このサイズ…。
この話は長くなりそうなので、別記事でメモ。
この話は長くなりそうなので、別記事でメモ。
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以上です。