2017/02/02(木) [n年前の日記]
#2 [anime] セーラームーンR以降についてもやもや考えてしまったり
NHK-BSで放送されてる「美少女戦士セーラームーンR」を一応録画して視聴してるのだけど。
次回予告で「新シリーズに向けて〜」云々の台詞が出てきたタイミングで「新シリーズは放送いたしません」と非情なテロップが。あまりにもドンピシャのタイミングでテロップが出てきたので思わず笑ってしまった。テロップ一つで笑いが取れるとは…。ツッコミの勘所はタイミング、なのだなと再認識。
しかし、そうか…。NHK-BSでは、セーラームーンR以降は放送しないのか…。いやまあ、R以降は正直グダグダな印象があるのでそれはそれで。というか、Rですら後半は結構怪しい雰囲気が。
個人的に、アニメ版セーラームーンは、シリーズディレクターが幾原監督から五十嵐監督に代わった時点で何か方向性が変わったような印象があって。ずっとシリアスぶってる方向になったとでもいうか…。や、ソレを言ったら最初のシリーズの最終回だってかなりアレなんだけど。それでも、佐藤順一監督が担当してた(と思われる)時期はマイルドな笑い、幾原監督が担当してた(と思われる)時期は若干暴走気味の笑いが練り込まれていて、それが五十嵐監督担当になるとぱったり無くなる、てな印象を当時は受けたわけで。そのほうが人気が出ると踏んでそうしていたのか、単に監督がシリアスっぽいソレが好きなのか…。もっとも、改めて眺めたら印象が変わる可能性もありそうだけど。
セーラームーンRは…。コレ、何度もつぶやいてるけど。劇場版 *1 を見に行った際の光景が記憶に残っていて。自分の後ろの席で、小さい子供さん(おそらく弟)が「つまんないよー。帰ろうよー」と親に向かって駄々をこねていて…。前半、ギャグシーンが入ってるあたりは全然そういう反応を見せなかったのだけど、後半、シリアスなシーンがずっと続いたらそういう反応に。ただ、おそらく数歳上のお姉ちゃんはスクリーンに釘付けで。
今になって考えると、小さいお子さんは悲しい雰囲気の場面を見続けるというのが結構な苦痛で、しかし自分の感情を的確に伝える言葉を持たないから「つまんない」という言葉がでてきたのかなと。「つまんない」=「おもしろくない」ではなくて、「つまんない」=「見続けるのがツライ」、みたいな。
その予想が当たってるとしたら、小さいお子さんを相手にした映像作品を作る際はそこかしこにちょっとした笑い・ある種の息抜きを盛り込んでおくことが必要だったりするのだろうと。ただ、もうちょっと上の年齢になると、シリアスな場面も見続けることができるようになってきて…とかあるのではないかと。
といったことを考えると、セーラームーンR以降の若干シリアス方向に寄せていた作りはどうだったのだろうかと。合っていたのか、合ってなかったのか。正解なのか、不正解なのか。まあ、今でもちょっと判断つかないけど。
それとは別に。子供向けアニメは、視聴者が作品シリーズから卒業していくあたりも無視できないし。セーラームーンは、視聴者が卒業していって、入園・入学が無かったからシリーズとして終わったのかなと。
その点、プリキュアは随分と上手いことやってるなと思えてきたり。そのあたり、色々なノウハウがありそうだなと。
次回予告で「新シリーズに向けて〜」云々の台詞が出てきたタイミングで「新シリーズは放送いたしません」と非情なテロップが。あまりにもドンピシャのタイミングでテロップが出てきたので思わず笑ってしまった。テロップ一つで笑いが取れるとは…。ツッコミの勘所はタイミング、なのだなと再認識。
しかし、そうか…。NHK-BSでは、セーラームーンR以降は放送しないのか…。いやまあ、R以降は正直グダグダな印象があるのでそれはそれで。というか、Rですら後半は結構怪しい雰囲気が。
個人的に、アニメ版セーラームーンは、シリーズディレクターが幾原監督から五十嵐監督に代わった時点で何か方向性が変わったような印象があって。ずっとシリアスぶってる方向になったとでもいうか…。や、ソレを言ったら最初のシリーズの最終回だってかなりアレなんだけど。それでも、佐藤順一監督が担当してた(と思われる)時期はマイルドな笑い、幾原監督が担当してた(と思われる)時期は若干暴走気味の笑いが練り込まれていて、それが五十嵐監督担当になるとぱったり無くなる、てな印象を当時は受けたわけで。そのほうが人気が出ると踏んでそうしていたのか、単に監督がシリアスっぽいソレが好きなのか…。もっとも、改めて眺めたら印象が変わる可能性もありそうだけど。
セーラームーンRは…。コレ、何度もつぶやいてるけど。劇場版 *1 を見に行った際の光景が記憶に残っていて。自分の後ろの席で、小さい子供さん(おそらく弟)が「つまんないよー。帰ろうよー」と親に向かって駄々をこねていて…。前半、ギャグシーンが入ってるあたりは全然そういう反応を見せなかったのだけど、後半、シリアスなシーンがずっと続いたらそういう反応に。ただ、おそらく数歳上のお姉ちゃんはスクリーンに釘付けで。
今になって考えると、小さいお子さんは悲しい雰囲気の場面を見続けるというのが結構な苦痛で、しかし自分の感情を的確に伝える言葉を持たないから「つまんない」という言葉がでてきたのかなと。「つまんない」=「おもしろくない」ではなくて、「つまんない」=「見続けるのがツライ」、みたいな。
その予想が当たってるとしたら、小さいお子さんを相手にした映像作品を作る際はそこかしこにちょっとした笑い・ある種の息抜きを盛り込んでおくことが必要だったりするのだろうと。ただ、もうちょっと上の年齢になると、シリアスな場面も見続けることができるようになってきて…とかあるのではないかと。
といったことを考えると、セーラームーンR以降の若干シリアス方向に寄せていた作りはどうだったのだろうかと。合っていたのか、合ってなかったのか。正解なのか、不正解なのか。まあ、今でもちょっと判断つかないけど。
それとは別に。子供向けアニメは、視聴者が作品シリーズから卒業していくあたりも無視できないし。セーラームーンは、視聴者が卒業していって、入園・入学が無かったからシリーズとして終わったのかなと。
その点、プリキュアは随分と上手いことやってるなと思えてきたり。そのあたり、色々なノウハウがありそうだなと。
*1: 劇場版は幾原監督が担当。
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以上です。