mieki256's diary



2016/03/10(木) [n年前の日記]

#1 [pc] 親父さんPCの調子が悪い

親父さんから「昨日の朝からPCが遅い」と報告が。見てみたら、たしかに遅い。シャットダウンが、体感で5〜6分ぐらいかかるわ、デスクトップ画面が出てくるまで体感で10〜15分ぐらいかかるわで。

どうもSSDがめちゃくちゃ遅くなってるっぽい。タスクマネージャで確認すると、「ディスク」が100%。パフォーマンスのグラフを見ると、一番上まで振り切ってる状態がずっと続いてる。

1時間ぐらい色々試してみたけど、何故か、PC裏面の電源スイッチを一旦切って、数分置いてからスイッチを入れて、そこからPCを起動すると以前の速度に戻る。なんだろうコレ…。

ハードウェアスペックは、以下。
SSD、PLEXTOR PX-256M5S についてググってみたけど、なんだか相性問題が起きやすい等、色々トラブル話が…。うーん。

#2 [anime][neta] モノ扱いされる人間キャラについてどうでもいいことをだらだらと考えたり

思考メモ。

ラクエンロジックというアニメを見ていて、もしかしてコレってギルクラ(ギルティクラウン)に近いのかなと思えてきて。男性主人公のパートナーの女性が、主人公にとって武器相当に変身するあたりが、なんだか似てるなと。主人公が「王の力が」とか言い出さないぐらいにギスギスしてないあたりが違うけど。 *1 *2

ギルクラとは違うか。ギルクラは、他人の中から次々に道具を取り出して、他人の体はその場に残ってたし、取り出したソレも必ず武器になってたわけでもないし。ラクロジ(ラクエンロジック)は、男性主人公と女性パートナーが合体して異形の存在になるわけだから、これは全然違うよな。

もしかするとラクロジは、バロム1に近いのかも。バロム1の集団が世界の平和を守ってるのだ、みたいな設定と捉えればいいのかしら。

パートナーが武器になるといえば、VALKYRIE DRIVE MERMAID もそうだったなと思い出したり。剣や大砲にもなってたけど、バイクやパワードスーツにもなってたあたりが面白かった気もする。ある意味、節操がないと言えちゃうのかもしれないけど、展開が派手になるよなと。まあ、個人的には、美少女キャラしか出てこない上に隙あらば美少女キャラの衣服を破き始めるのが見ていて辛かったので記憶から消去したいアニメなのだけど、設定面は面白かった印象が。

ソウルイーターもあったっけ。パートナーが鎌や拳銃になってたような。しかも大体は男女のペアで構成されてたし。や、最初のシリーズを自分は見てないので、基本設定がよく分からんのですが。

そういう設定を最初にやり始めたのは、どの作品なんだろう。子供の頃に、そういう設定のアニメや特撮ヒーロー番組を見た記憶が無いんだよなあ…。実は結構新しい設定なのだろうか。それとも意外なところにオリジナルがあったりするのだろうか。

SFと魔法。 :

考えてみたら、人間が武器や乗り物その他に変身する設定って、どうしたってSF設定として考証できないよなと。完全に魔法の世界。魔法使いサリーが魔法の杖を振ると目の前の人間が武器や乗り物になりました、みたいな状況。

アニメのソレは、武器その他のデザインがシャープというか尖ってるから「魔法でやんす」的な印象が弱まるところもあるけれど。根本は、魔法の世界。シンデレラが舞踏会に行くときにかぼちゃが馬車になるけれど、アレを日本のアニメ業界がアレンジしまくってたらココまで違う見た目になっちゃいました、テヘッ、みたいな。

シンデレラのかぼちゃの馬車、と書いてふと思ったけど。人間が武器にならなくても、それこそかぼちゃが武器になっても ―― そのへんに転がってるあらゆるものを武器にできる設定でもイケそうな。と思ったけれど、それだとドラマにならないか…。人間をモノ扱いするえげつなさ(?)が面白いところもあるのだろうし。

他に変身させられるものはないのかな。 :

人間が武器や乗り物になる設定の作品は結構ありそうな気がしてきたけど、「え。ソレになっちゃうの?」てな設定はできないかな。

と思ったけど、そのへんはギルクラがやりつくした感もあるなあ…。記憶が定かじゃないけど、たしかハサミやホッチキスになってたような。

ホッチキス、酷いよね。「よお、ホッチキス」と同級生に呼ばれてしまうのだろう。実に酷いアニメだ。<褒めてます。…ググってみたらホッチキス君は居なかったみたい。自分の偽記憶だった模様。スミマセン。でも、 _ニッパー君 は居たみたいです。見た目はアレだけど、あの世界のことだから、フツーのニッパーじゃないと思うんだよな…。

人間が綿棒になるとか、つまようじになるとか、ティッシュペーパーになるとか、そういう設定だったら見ていて辛いだろうなあ…。ティッシュペーパーは辛い。しかも2枚組じゃなくて1枚組。悲しい。

リモコンが無くなったTVとか、片方どこかにいっちゃったホックとか、そういうのも厳しい。もっともその場合、リモコンだかホックの片方だかを探す旅に出たりするのかもしれないけど。

やっぱり大きくてカッコイイ何かになったほうがウケそうだよなと。戦車とか、戦艦とか、戦闘機とか、宇宙船とか、巨大ロボットとか、惑星とか。どうして人間がそんなサイズに変身できるんだと疑問が湧くけど、それを言ったらウルトラマンは全滅だし。

他に何かないかな。誰もやってない設定が、まだまだありそうな気はするのだけど。

人間がモノになってるソレ。 :

人間が惑星に、と書いたところで思い出したけど、個人的に、人間がモノになってる状態がずっと続いてる設定も、結構好きなのです。

パルスマンというゲームで、主人公の恋人の肉体は死んでしまったけど意識だけは主人公の腕時計の中でずっと生き続けていて主人公を助けてくれる、てな設定があって。そういう設定、好きなんですよね…。

劇場版銀河鉄道999で、メーテルが持ってるペンダントの中に 父親が入ってるじゃないですか。アレも好き。キャプテンハーロックが乗ってるアルカディア号の中央コンピュータの中に 親友が入ってるじゃないですか。アレも好き。ついでに言えば、メーテルの母親が 惑星になっちゃってるという設定も結構好き。いや、最後のソレは自分が設定を誤解してる気もするけど。子供の頃に見た際はそういう設定なのかなと思い込んだけど、実際の設定はどうだったんだろうか。

最近だと…。仮面ライダーゴーストの目玉っぽいアイテムとか。あの中に 主人公の幼馴染の妹さんが入ってたじゃないですか。ライダードライブのベルトさんもそうだったか。ああいう設定、好きなのです。なんでだろ。その設定に、せつなさとかやるせなさとかそういうものを感じるから、なのかな。自分でもよく分からんですが。

モノに意識をインストールできるソレ。 :

モノに意識を入れることができる、という設定について考えていくと、攻殻機動隊になっちゃうのだろうな。意識をインストールできるってことは、意識をコピーする仕組みが実現してるってことで、その意識のコピーを繰り返していったらどれが本物でどれがコピー品になるのでしょう、みたいな。押井版攻殻もそうだろうけど、攻殻SACで思いつく限りそのあたりを列挙していた印象が。

BS11で再放送されてる「テイルズ オブ ジ アビス」も、そういう設定が横たわってるよなと。作品中ではレプリカって呼んでるけど。原作はゲームらしいけど、もしかしてFF7からのインスパイアでそういう設定が出てきたのだろうか。関係ないのかな。

「地球防衛軍テラホークス」という人形劇でも、ちょっと似た設定が。隊長さんにはクローンが9人居て、現隊長さんが命を落としてもクローン連れてきて記憶をコピーしてやればすぐに隊長さん復活するからモーマンタイ(無問題)アルネ、みたいな。本編中でそういう展開があったけど、チームが「良かった良かった」と明るく受け入れてた記憶があって、子供心に何かよく分からない恐怖を感じたものですが。…そういやEVAもそういう設定があったか。

モノとなった人間をコピーできるか、できないか、という設定は展開に大きく絡んできそうな気がする。そういえばギルクラは、コピーできない設定、だったような。しかも、モノとなったソレと人間が直結していた、ような記憶があるけどどうだったかな。まあ、そのほうがドラマとして盛り上がるよなと。

ただ、SF的なアレコレを妄想するなら、攻殻のようにコピー可能にしたほうが、倫理的にどうなんでしょとか、人間って何なんでしょとか、色々な問いかけをしてくる分、面白くなったりするのだろうか。その代り、なんだか話がややこしくなる・状況が分かりづらくなるから、お客さんを振り落としてしまいそうな予感も。

*1: 余談だけど、「僕の王の力が」は、名台詞だよなと…。他作品でキャラが○○を失うシーンが出てくると、twitterで実況してる人達の誰かしらが必ず件の台詞を呟いちゃうという…。つまりはそれだけ、あのシーンには突出したインパクトがあったよなと。
*2: ギルクラは、自分以外の人間を「使える人間」「使えない人間」にひたすら分類していく恐ろしさ、みたいなものも内包してたような。ラクロジには、そういう部分は特に…。いやいや、「使えるモンスター」「使えないモンスター」に分類していくことを当然としてるあたりは似てるとも言えそうな。ってのは、ちょっと無理があるか。

#3 [anime][neta] 周りから言われたぐらいで好きだった作品を好きじゃなくなったりするものだろうか

たまたま、一部で話題になってたらしい数ページの漫画を目にしたのですが。

_もし好きな作品を批判されたら? 「私が大好きなアニメを見れなくなった理由」がネットで大反響 - ねとらぼ

読んだ後、首を傾げてしまって。周りがボロクソに叩いたことで好きだった作品が好きじゃなくなる、なんてことはあるのかなと。

だって、そんなこと言ったら…。 自分も「CASSHERN」「ガンヘッド」「ライダー剣」を嫌いにならないといけないのだろうかと。いやいや、それは無いわ。

などと思ったのだけど、そういや似たようなことが自分の身にもあったような気がしてきたり。たしかアレは…。

自分語り。 :

小学一年の冬。登下校時に耳が寒いだろうと、親が、耳当て付きの帽子を買ってくれたのですよ。零戦のパイロットが被ってそうな、あるいは山に入るマタギの人が被ってそうな、質実剛健っぽいデザインの帽子で。

こりゃ暖かいと喜んで登校したのだけど。下校時にイベント発生。上級生の集団から、「アイツ、変な帽子被ってる!」「カッコワリー!」と囃し立てられちゃって。

自分は子供だったから、悔しいやら悲しいやらよくわからない感情が押し寄せてきて、その場に帽子を叩き捨てて、泣きながら家に帰ったのです。

親にしてみれば「アレ? なんだ?」ですよ。子供が泣いてて、しかも朝には被ってたはずの帽子を被ってない。

親から詰め寄られて、理由を話して、親と一緒に小学校まで歩いていって、帽子を回収しに行ったのですが。帽子はもう、泥まみれ。その、ボロボロになった帽子を拾う親の姿を目にして、なんだかとっても申し訳ない気持ちになって、そこでまた泣き始めて。

てなわけで、つまりはソレに近いことが起きた、みたいな話なんだろうなと。

ただ、自分の場合、ソレって小学一年の時の話ですからねえ…。子供さんなら、そういう反応も分かるけど…。

ちなみに。それから数年後、ヘッドフォンっぽい形をした耳当てが小学生の間で流行しまして。

猫も杓子もソレを使ってる光景を目にして、子供心に「テメエラ、ふざけんな!」って気分でした。あの時、俺の耳当て付き帽子を馬鹿にしてた連中が、なんでニコニコして耳当てしてやがるんだと。馬鹿にしたからには、「耳当てなんかダッセー」とか言って意地でもつけない姿勢を見せろよ! 的な怒りを覚えてましたですよ。

世間様なんて、そんなもんですよ…。アイツら、理不尽で、一貫性が無いんですよ…。どうせ空気で流されてる連中ばかりですよ…。今、ボロクソに叩いてる作品だって、もしかすると数年〜数十年後には、したり顔で「アレはなかなかいいよ」とか言い出したりするんですよ。

宮崎アニメだってそうじゃないですか。昔、宮崎駿監督がどれだけ酷い扱いを受けたことか。企画出しても「馬糞くさい」とまで言われて次から次へと没になってたわけで。それが今では、どうですか。何なんですか、この手のひら返し。…でもまあ、一生酷い扱いを受けて終わるより、生きてるうちに評価されただけマシだよなとは思いますけど。しかし、「だったら最初から評価しとけよ!」などと世間様に対してイラッとしたりもするわけで。 *1

てなわけで、周りがボロクソに叩いても、馬耳東風であるべき、なのだろうなと。「この面白さが分かんないなんて可哀想なヤツ」ぐらいのことを思っとけばいいんじゃないか、などと件の漫画を目にして思ったりもしたのでした。

*1: 業界内やアニメファンの間では、最初から評価が高かったらしいですけど。

以上、1 日分です。

過去ログ表示

Prev - 2016/03 - Next
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

カテゴリで表示

検索機能は Namazu for hns で提供されています。(詳細指定/ヘルプ


注意: 現在使用の日記自動生成システムは Version 2.19.6 です。
公開されている日記自動生成システムは Version 2.19.5 です。

Powered by hns-2.19.6, HyperNikkiSystem Project