mieki256's diary



2013/12/22() [n年前の日記]

#3 [game] ドンキーコングと斜め床

先日、 _ファミコンリミックスなるゲームの宣伝映像? を眺めてたら、「あっ!」と気付いたことがあって。

最初の頃のマリオには斜め床は無いと思ってたけど、そもそもマリオが初登場した _ドンキーコング で、1面からいきなり斜め床だったのですな…。すっかり忘れてましたよ…。

ドンキーコングは、「樽が転がってくるからジャンプして避けるべし」というゲームだったけど。「樽が転がってくるんだよ」ということを、見ただけで間違いなく伝えるためには、斜め床は必須だよなと思えてきたり。あの床が平らだったら、樽がどっちに転がってくるのか分からないので、ビミョーにクソゲーになりそうな予感も。

_MZ-700のドンキーゴリラ はどうだったかな…。うむ…平らだ…。なかなか厳しい…のかなと思ったけど、意外とそうでもないような。樽は一方向にしか転がらないので、全体の流れはまだ分かるなと。樽より、火の玉の動きのほうが、よほどヤバイ。どう動くか分からん。

ターザンのゲームも思い出した。 :

_ジャングルキング というタイトルだったらしい。タイトー製。小学生の頃、駄菓子屋でコレをプレイしたのが、TVゲーム初体験、だったかなあ…。自分に限らず、近所の子供達が皆でコレに夢中になったものだから、学校+PTAで問題になった、と、後になってから聞いたっけ。

記憶の中では、左→右へと進んでたと思ってたけど。右→左、つまり一般的な横スクロールゲームとは逆方向だったのだな。記憶って、容易に改竄されてしまうのだなと、なんだか怖くなってきた。

それはともかく。3面目で斜め床が出てくる。コレも、「岩が転がってくるから避けるべし」という、ドンキーコングと同じ遊びで。何かが転がってくるぞとプレイヤーに分からせる際、斜め床は視覚的に大変有効、なのかもしれないと思えてきたり。

さておき、1面目で、多関節のロープが動いてるあたりが気になる…。当時からこんなスゴイことやってたのか…。しかし、気にはなるんだけど、なんだか各ロープにつかまった時に、プレイヤーキャラの座標移動のフレームレートが変わってるような気もする。もしかして、ロープの動きは全部テーブルで持ってて、アニメの再生速度を変えてるだけ、だったのでは。どうなんだろう。まあ、それでも、どうやって実装すればいいのか考え始めると、ちょっと軽く悩んじゃうのだけど。

マリオ3が気になる。 :

_「マリオ1には斜め床は無いが、マリオ3には斜め床がある」 という話を知って、興味が湧いてきたり。自分、マリオ1しか遊んでないので、2とか3とか全然知らなくて。どういうゲームだったんだろう…。

ググって辿り着いた、 _マリオ3小ネタ集 - YouTube_スーパーマリオ3  ファミコン スーパープレイ 最短攻略 TAS - YouTube を眺めて、「あわわわ…」てな気分になってきたり。地形アタリ絡みのバグは…精神衛生上よくないなと…。いや、バグじゃなくて、こういう仕様なのかもしれないか。

画面を見ていて、「なんだか _ギミック! みたいだな」と思ったけれど。発売日を調べてみたら、ギミックより何年も前だったらしい。ていうかソニックよりも前なので、どうもソニックの回転技は、マリオ3の回転技からのインスパイアだったのかなと思えてきたけど、そのへんどうなんでしょうか。

ギミックは、斜め床に立つとつるつる滑り落ちる仕様だったけど。マリオ3もそれっぽい動きをしてる時があるように見えるので、「斜め床=滑り落ちるので操作が大変」という遊びを入れるのが常、だったりするのかなとも思えてきたり。

SFC版魂斗羅も思い出してきた。 :

1面目の、爆撃機が近づいてくるシーンで ―― 爆撃機なのに何故かヘリコプターの「バタバタバタ」という音を出してるあたりが魂斗羅らしさだと思うのだけど ―― あのシーンで、斜め床の上に立って両手に銃を構える例のポーズを取っていたことを今頃思い出したり。あの時、足は、ちゃんと斜め床と一致した角度になってた気がする。

_魂斗羅スピリッツ (Contra 3 : The Alien Wars) 1/3 - YouTube の1:50〜や5:30〜あたりを見て、やっぱりそうだったなと。なるほど、その流れで、ガンスターヒーローズも斜め床用のポーズを持ってたのかしら。

アーケード版の魂斗羅はどうだったかなと思って動画を探してみたけど、無印は斜め床が無くて、Superで斜め床アリになったようで。ただ、斜め床の上で止まってるシーンが見つからず。まあ、平らな床の上でも足を閉じて銃を撃ってるから、斜め床でも足を閉じて撃ってそうかなと…。だとすれば、SFC版以降から斜め床用のポーズをちゃんと用意するようになった、ということになるのかしらん。

お行儀よく足を閉じて撃ってるポーズより、足をガバッと開いて踏ん張って撃ってるほうが、見た目カッコイイなと。例えばロックマンも、足を閉じて撃ってたら、それはなんかちょっと…。

ただ、斜め床用のポーズを作るのって、地味に面倒で。

斜め床に対応させるとパターン数がグングン増える。 :

一般的に2Dゲームって、キャラが右向きから左向きになる時、グラフィックを左右反転すればいいのだけど。 *1 斜め床用のポーズを作ってある場合は、そう単純にはいかなくて。右上がりの坂+右向きで立ってる状態から、十字ボタンを押して左向きにした際、ただ左右反転だけしちゃうと足がとんでもない状態に。

加えて、走りアニメも、伏せをする時も、床の角度に対応させようとか考え始めると…。「床の角度に合わせた足の角度にする」だけで、パターン数がグングン増えていって、頭が少しこんがらがってくる…。

しかも、銃を八方向に撃てる、なんて仕様だと…。今まで書いてきたことの、更に8倍のパターン数に。いや、右を向いている時は左には撃てない、とかなら、パターン数が8→5に減って、まだちょっとアレだけど。右向きに走ってるけど左にも撃てるよ、みたいな仕様だったら、もう何が何やら。上半身と下半身を分割して管理したほうがいいのかな…。PS1の某3Dゲームも、ちょっとそんな感じがしたなあ…。上半身と下半身が別々に動いてる感じで…。

そんなわけで、銃を撃つタイプの2Dゲームは、昔のロックマンみたいに、右向きなら右にしか、左向きなら左にしか撃てない仕様だと、随分楽になりそうだなと思えてきたり。そういう仕様なら、斜め床も対応できそうな気がしてくる…。更に、走りながらは撃てない、撃つ時は必ず止まる、てな仕様だともっと楽に。ってそこまで楽しちゃうとアレですね。

*1: もちろん、右向き左向きでちゃんとグラフィックを変更する、こだわって作ってあるタイトルも多々あるけれど。

以上です。

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