mieki256's diary



2009/06/26(金) [n年前の日記]

#3 [pc] 赤青メガネを作成

いわゆるアナグリフ方式の立体視について実験すべく、赤青メガネを作成。以前も作ったか、何かで入手してたような記憶もあるのだけど。どこに行ったのか完全に失念してしまったので仕方なく作業。

AR-CADで作図して、プリントアウトして、ハサミとカッターと両面テープでシコシコと。自分はメガネ装着者なので、メガネにくっつけられるように、木製洗濯バサミも貼り付けてみたり。

残念ながら手元に厚紙が無かったため、若干厚いように思えなくもない普通紙に印刷・折り曲げて工作を。妙にヘナヘナな赤青メガネになった。プリンタでも印刷可能な厚紙をそのうち入手しておかないと。おそらくハガキ程度の厚みならイケルのではないかと想像しているのだけど。

関連サイトで、「文房具店で売っている青セロファンよりは、シアンのセロファンのほうが透過率が高くて具合がいい」という一文を見かけていたので、自転車であちこち回って探して買ってきたわけだけど。実際作ってみたところ、その手の画像に対して全く効果がなく。どうやら色が薄すぎるモノを購入してしまったらしい。

仕方ないので、以前文房具店で購入しておいた、フツーの赤青セロファンを使って再度工作。こちらのほうは、それなりに効果が得られた。が、色が濃いので、目がチカチカ。次第に吐き気までするように。どうも歳のせいか、目、もしくは視神経がダメになってきている予感。肉体的に、アナグリフ方式を試せない状態になってるのかもしれない。

自分がかけているメガネのサイズを、紙に写し取って予測を立ててから作図を始めたのだけど。出来上がった赤青メガネを覗いてみると、右目が左目用の、あるいは左目が右目用のセロファンまで、視界の中に入れてしまってる感じで。巷のサイトには、「目の間に3cmほどの空間をあけること」と書いてあったので、紙を仮で貼って試したところ、今度は一応右目左目の視界を分離(?)することができた。どうやら目の間の空間をどの程度取るか、何色にするかも、比較的大事なポイントなのかもしれない。

さておき、吐き気と戦いながら(?)、その手の画像をいくつか見てみたり。一応奥行きがあるように見えなくもないが…。正直なところ、何かがおかしい。考えてみれば、元画像作成時に想定された視差と、19インチCRT・1400x1050の解像度で映し出された画像の視差とは、距離が異なってる可能性が高い気もしてきた。いや待て。もしそうであれば、ディスプレイから離れてみたり、近づいてみることで、見え方が違ってくるかもしれないのか。

そのあたりを考えると、他の立体視手法も、画像や映像の表示面と目との間に、適正な距離というものが存在しそうな予感。ひょっとすると、TVやディスプレイと、閲覧者の間の距離を測定して、その結果を元にして再加工、等の仕様を入ってるモノもあるんだろうか。

以上です。

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