mieki256's diary



2007/06/25(月) [n年前の日記]

#1 [zatta] 黒板をデジカメで写したらいかんのかな

夢を見た。自分が学生になって、授業を受けてる夢。

先生が黒板に字を書いていく。自分は必死にノートに写す。ノートから黒板に視線を戻して愕然とする。ほとんど消されてる…。教科書には載ってない情報ばかりだったのに。この先生、爆速で書いて爆速で消すタイプか。しかもこのタイプはレイアウトがグチャグチャでノートも取りづらいんだよな。一体何を考えてこういう書き方をしてるんだ。ふざけんな。…ふと。自分のベルトにぶら下げていた、デジカメと携帯電話の存在に気づいた。そうだ。コレを使えば…。携帯電話のカメラよりはデジカメのほうがいいか。携帯のソレはボケるし。デジカメを使った場合の問題は、教室が暗いから自動でフラッシュが光ってしまうことと、シャッター音がなってしまうことか。しかしその2点は設定次第で解決できる。最大の問題は解像度が足りるかどうか。でも、ノートをまったくとれないよりは、はるかにマシだろう…。

などと悩んでるところで目が覚めた。

起きたばかりの頭でぼんやり思った。おそらくその後の展開としては、デジカメを使ってる自分を先生が見つけてデジカメは没収される → 「だったら、ノートをとれる速度で書いてくれ」等、先生に抗議 → 「お前のノートの取り方が悪い」「重要なところだけメモしないからだ」と先生から一蹴 → 自分、黙り込むが、心の中で「初見の情報を重要かどうか判断できるだけの知識があったら、そもそもお前の授業なんか受けてねえだろ、馬鹿野郎」とムカムカ。とかそんな理不尽な展開になって、夢の中で憤慨してただろうな。

何のために黒板に字を書いて授業をするんだろう。 :

教科書に書いてある内容なら、教科書を参照させればいいわけだし。教科書に書いてなくて、かつ、ざっと眺めるだけでいい情報なら、スライドでいいだろう。教科書に書いてなくて、かつ、重要な情報なら、プリントを作成・配布すべき場面だろうし。

教育関係は素人の自分だけど、ぼんやり考えただけでも、授業の中には、理解・記憶・実践・その他の要素が入り混じってる気がする。黒板に字を書いて、生徒に見せ、ノートにとらせるというのは、どのあたりの要素なのか。

たとえばこれが、IT関係のイベントだったら、プレゼン時間中に黒板 or ホワイトボードに字を書いてる人は居ないだろうと。貴重なプレゼン時間を消費して、聴衆に背を向けて、ホワイトボードにせっせと字を書く。そんなアホなことしてる人は居ないだろう。たぶん。いや、その手のイベントは見たことないから知らんけど。でも大体は PowerPoint 等で見せていくんじゃないの? もっとも、その手のプレゼンは「紹介」であって、理解・記憶・実践ではないだろうから、単純に学校のソレと比較するわけにもいかんか。いや、しかし、あくまで「紹介」のレベルで済む内容も、授業の中には混じってたりしないか。

生徒一人一人がPCを使えて当たり前な状況であれば。先生は、PowerPoint ファイルを作成・配布するだけで済みそうな。黒板に字を書く場面なんてほとんどなくなる、ような気もする。問題はコストか。黒板は電気代食わんし。生徒一人一人にPCを配布するなんてのも厳しそう。給食費すら払えない家庭があったりするらしいから、家庭側に準備させるのは無理だろうし。かといって、教育費が削られてる日本において、学校側が用意するなんてのも、たぶん無理だ。

そもそも、CPUクロックがまったく異なる40人だかの子供相手に、同じ所要時間で、同容量の情報を突っ込もうという行為自体に無理があるけど。そこもまたコストの問題なのか。

黒板をPCの画面と捉えると、 :

ノートに取るというのはキャプチャする行為、なのかな。

Webページの情報を手元の紙にメモしようとしたら、Webページが自動でリフレッシュ。そりゃブチ切れる。その瞬間の画面をキャプチャするべく、ツールの導入を検討せざるをえない。

一旦、すべての画面をキャプチャして、後でじっくり、どの情報が必要な情報なのかをフィルタリングする、という手順もあるように思える。いや、キャプチャした段階で、「いつでもこの情報にアクセスできる」と思って放置しちゃう可能性もあるんだけど。

_無重力実験とアニメについて:コラム:講義方法に普遍性はない、と思う(黒板をノートへ書くことに意義はあるか) :

なんだか関係ありそうな記事。

_アニメ中学理科 ver2.6 :

「電子黒板」という単語がページ中にあって、気になった。

_電子黒板 | 松下電器 ビジネスサイト :


以上です。

過去ログ表示

Prev - 2007/06 - Next
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

カテゴリで表示

検索機能は Namazu for hns で提供されています。(詳細指定/ヘルプ


注意: 現在使用の日記自動生成システムは Version 2.19.6 です。
公開されている日記自動生成システムは Version 2.19.5 です。

Powered by hns-2.19.6, HyperNikkiSystem Project