2003/10/29(水) [n年前の日記]
#1 [pc][linux][debian] ALSAモジュールを作れた
どこかのMLログで情報を見かけた。apt-get install alsa-source の際にサウンドカード種類を選ぶのだけど、指定が反映されてないらしい。
*1
なので、make-kpkg modules_image の際に、サウンドカードが何も指定されてない→全てのサウンドカードのモジュールを作ろうとする、らしいけど、途中でエラーを出すサウンドカードのモジュールがあって云々とか。
- dpkg-reconfigure alsa-source で再指定
- /etc/alsa/alsa-source.conf 内の ALSA_CARDS="〜" で指定
- export ALSA_CARDS=〜 として環境変数を設定
◎ update-grub :
lilo の代わりに grub を使ってるので、/etc/kernel-img.conf を、
postinst_hook = /sbin/update-grub postrm_hook = /sbin/update-grub do_bootloader = noとすることで、カーネル追加時に update-grub が動くように。とはいえ update-grub の出力結果だけでは難ありで、結局は /boot/grub/menu.lst を直接修正する必要が。ちょっとイマイチ。もっとも、追加カーネルの指定忘れを避けられるだけでもありがたい話なのだろうけど。
◎ 新しいカーネルで起動してみたけれど :
新しい kernel-image-2.4.20-xx.yy.deb と alsa-modules-xxxx.deb が出来たので dpkg -i xxxxx でインストール。 /boot/grub/menu.lst を弄って新しいカーネルでも起動できるように。
実際起動してみるとフレームバッファが有効にならない。make menuconfig でカーネルの設定を色々変え、再構築を何度も繰り返してますます時間を消費。後で気づいたのだけど、フレームバッファの指定で'vesa'と打つべきところを'ves'と打ち間違えてただけだった。ギャフン。
自分の環境では、ビデオカード = Matrox G400、CPU = Celeron なので、video=matrox:vesa:0x118,mtrr をカーネルに渡してたり。詳細は /usr/src/linux/Documentation/fb/matroxfb.txt 参照。
startx すると 「mga_hal が無い」と文句を言われる。matrox のサイトから関連ファイルを落としてくる必要があるらしい。
実際起動してみるとフレームバッファが有効にならない。make menuconfig でカーネルの設定を色々変え、再構築を何度も繰り返してますます時間を消費。後で気づいたのだけど、フレームバッファの指定で'vesa'と打つべきところを'ves'と打ち間違えてただけだった。ギャフン。
自分の環境では、ビデオカード = Matrox G400、CPU = Celeron なので、video=matrox:vesa:0x118,mtrr をカーネルに渡してたり。詳細は /usr/src/linux/Documentation/fb/matroxfb.txt 参照。
startx すると 「mga_hal が無い」と文句を言われる。matrox のサイトから関連ファイルを落としてくる必要があるらしい。
◎ ALSAが動いた :
alsaconf で作られた /etc/alsa/modutils/0.5を参考に、
*2
/etc/modutils/alsa を変更。
*3
現在の woody で作業してる分には、alsaconf の出力結果に対して、snd-card-ymfpci → snd-ymfpci といった具合に card- 部分を削除する修正が必要。
*4
その後、update-modules とか /etc/init.d/alsa restart とか打ったら動いてくれた。lsmod でサウンド関係のモジュールが大量に組み込まれてるのを確認。amixer set Master 80% unmute とか amixer set PCM 80% , amixer set Wave 80% としてミキサー設定をした後、alsactl store でミキサー設定を保存。aplay /mnt/win/c/media/chord.wav で音が鳴るのを確認。
*5
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#2 [pc][linux][debian] JKUGに繋がらない
コンソールで w3m を使って関連ページを探したりしてたのだけど、一部のサイトが見れなくて困ったり。ping www.google.co.jp は返ってくるけど、ping www.kde.gr.jp は unknown host と言われる。www.kde.gr.jp = JKUG(Japan Kde Users Group?) にはフォント関係の情報が結構載ってるようなので、参照できないのは厳しい。
linux + w3m , linux + mozilla 上からは JKUG を閲覧できたためしが無かったのだけど。数日前、Windows + sleipnir でアクセスしてみたら閲覧できてしまった。Windows も debian linux も同じPC上で動かしてるわけで…とすれば NIC(sis900) の linux 用ドライバに問題があるのか、それとも linux のDNS関係の設定ができてないのか。 *1 sis900 や DNS関係の情報を漁ってみるもそれらしい情報は見つからず。途方に暮れる。
ふと。Windows を起動して ping を打ってみたら unknown host と言われた。数日前は見れてたのに。何故。実は JKUG の webサーバが落ちてるだけ?
linux + w3m , linux + mozilla 上からは JKUG を閲覧できたためしが無かったのだけど。数日前、Windows + sleipnir でアクセスしてみたら閲覧できてしまった。Windows も debian linux も同じPC上で動かしてるわけで…とすれば NIC(sis900) の linux 用ドライバに問題があるのか、それとも linux のDNS関係の設定ができてないのか。 *1 sis900 や DNS関係の情報を漁ってみるもそれらしい情報は見つからず。途方に暮れる。
ふと。Windows を起動して ping を打ってみたら unknown host と言われた。数日前は見れてたのに。何故。実は JKUG の webサーバが落ちてるだけ?
◎ DNSサーバが無くなったらしい :
_http://kde.ics.es.yamanashi.ac.jp/
にコンテンツがあるらしい。…ということは sis900 も linux のDNS設定もおかしな状態ではなかったいうことか。ギャフン。
*1: w3m も mozilla も等しく閲覧できてないのだから、ブラウザソフトの問題では無さそうな。
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#3 [linux] linuxって面倒臭い
こんなに情報を漁らないとそこそこ動く状態にすら出来ないのか。そのあたりについてはもうすぐ存在抹消のWindows98にすら劣る。やはりMSのOSは比較的出来がいいのではないか。ていうか今回サーバ用途以外でlinuxを導入しようとしてるのがそもそも無茶なのかも。まあ、元手をかけない分は苦労を背負わざるを得ないし、簡便さが欲しければ金を払ってMS製品を買うか、枯れたバージョンを使えばいいしで、お金と苦労のトレードオフだろうから面倒臭いのも仕方ない。
ていうか動かすだけなら knoppix でいいじゃんという話も (;´Д`)
ていうか動かすだけなら knoppix でいいじゃんという話も (;´Д`)
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#4 白虎隊は美しくない
NHKの「その時歴史が動いた」で、会津の白虎隊のエピソードが流れてた。
放映内容からすると、ひょっとして指揮官は、最初から終わりまで少年達を戦闘に参加させるつもりがなかったのではないかと思ったりもして。まともな思考ができる大人であれば、彼等の存在が何ら戦力にならない事も、戦闘で命を落としても状況的に只の犬死でしかない事も判ってただろうし。しかし思いの他、彼等に対して行われた「忠義心」なる洗脳教育の効果は大きく、結果彼等は指揮官の助言も聞き入れず、しかも最後にトホホな勘違いをして自滅していったと。
ゲストの黒鉄ヒロシが「美」という言葉を使ってたけど、「醜」や「愚」のほうがしっくりくると思った。ナレーションにあった「生と死の分岐点」は、えてして彼等が客観的・合理的判断力を取り戻せるかどうか *1 のポイントなのだけど、彼等がそれらポイントでひたすら非合理的な選択をしていったが故の結果なわけで。ああいった馬鹿げた行動・思考を美談と称してしまう人達がこの世界に存在するのだな。アホらしいのを通り越して恐ろしさすら感じる。
城を守る為に城下に火を放ったエピソードにも呆れる。江戸の将軍様が城下での戦闘を避ける為に無血開城してみせたのに比べると、会津の殿様や家臣連中はレベルが低い。民を統べる者のなすべき行動としては「恥」とすら言えるのでは。 *2 ていうかトップが変なプライド・間違ったプライドを持っちゃうと下々の者はかなり大迷惑、という話かも。「忠義」という単なる手法・手段を守る事にプライドを持つのではなく、民の生活を維持する事にプライドを持ってくれてたらなぁ。…時代・国民性からして無理か。
放映内容からすると、ひょっとして指揮官は、最初から終わりまで少年達を戦闘に参加させるつもりがなかったのではないかと思ったりもして。まともな思考ができる大人であれば、彼等の存在が何ら戦力にならない事も、戦闘で命を落としても状況的に只の犬死でしかない事も判ってただろうし。しかし思いの他、彼等に対して行われた「忠義心」なる洗脳教育の効果は大きく、結果彼等は指揮官の助言も聞き入れず、しかも最後にトホホな勘違いをして自滅していったと。
ゲストの黒鉄ヒロシが「美」という言葉を使ってたけど、「醜」や「愚」のほうがしっくりくると思った。ナレーションにあった「生と死の分岐点」は、えてして彼等が客観的・合理的判断力を取り戻せるかどうか *1 のポイントなのだけど、彼等がそれらポイントでひたすら非合理的な選択をしていったが故の結果なわけで。ああいった馬鹿げた行動・思考を美談と称してしまう人達がこの世界に存在するのだな。アホらしいのを通り越して恐ろしさすら感じる。
城を守る為に城下に火を放ったエピソードにも呆れる。江戸の将軍様が城下での戦闘を避ける為に無血開城してみせたのに比べると、会津の殿様や家臣連中はレベルが低い。民を統べる者のなすべき行動としては「恥」とすら言えるのでは。 *2 ていうかトップが変なプライド・間違ったプライドを持っちゃうと下々の者はかなり大迷惑、という話かも。「忠義」という単なる手法・手段を守る事にプライドを持つのではなく、民の生活を維持する事にプライドを持ってくれてたらなぁ。…時代・国民性からして無理か。
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以上、1 日分です。