mieki256's diary



2023/05/14() [n年前の日記]

#2 [anime] 「劇場版 マジンガーZ / INFINITY」を視聴

BS12で放送されていたので視聴。ロボットアニメの名作、マジンガーZを、CGでリメイクしたアニメ映画。キャラは手描きで、マジンガーZ等の巨大ロボットを、おそらくはセルルックに近いCGで描写してる。 *1

今の時代に合わせて設定を作り込んでいる印象を受けた。それら設定の説明シーンが結構長くてちょっとアレだったけど、そういったお膳立て/下準備 が終わったら、いよいよ血沸き肉躍る戦闘シーンに突入、そしてそのままラストに、という構成なので、見た人の満足度は高かったのではないかなと想像できた。

CGで描かれたマジンガーZの映像はなかなかイイ感じ。この線密度を手描きで動かそうとしたら、手描きアニメーターさん達が次々と病院送りになるだろうなと…。CG万歳。

ただ、この手のCGによる戦闘シーンのあるあるだけど、何をやってるかさっぱり分らないカットも多々…。ギュンギュン動かして派手にはなるのだけど…。大まかな流れは止めず、しかし、「コイツラ、ここでこういうことやってますよ」と、その都度伝える演出上の手管が必要になると思うのだけど、そこらへんは今一つな印象を受けた。

プールの底が開いて発進するシーンや、ジェットスクランダーが発進するシーンは、もうちょっと何か付け加えてほしかった気もする。いやまあ、あえてオリジナル版の流れを踏襲して見せてるのだろうとは想像したのだけど、今の感覚でコンテを切ったら、もっと細かい、リアリティを感じさせる描写も多々入れられるよなと。もっとも、どこを変えるか、どこを変えないかの判断は難しいだろうし…。

光子力云々の設定は、聞いててなんだかもやもやした。もしかして、原子力を比喩していたつもりなんだろうか…。2017年〜2018年に公開されていた作品らしいので、東日本大震災のソレは取り入れた設定/脚本ではあるのだろうなと。ただ、ググってみたら、企画自体は2008年頃から始まっているとのことで…。途中で路線変更等があったのか、それとも元々こういう設定だったのか…。

何にせよ、CGのマジンガーZがガンガン動くだけで、個人的には満足。こんな映像を作れる時代になったんじゃのう…。眼福眼福。みたいな。
*1: 完全なセルルックではなくて、光沢等をグラデーションで反映させてるスタイルに見えたけど…。ただ、輪郭線はあるので、一見するとセルルックに近い印象を受けた。

以上です。

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