mieki256's diary



2023/05/14() [n年前の日記]

#1 [cg_tools] ControlNet+OpenPoseでちょっとハマった

画像生成AI Stable Diffusion web UI 上で、天地が逆になってるポーズの指定って本当にできないのかなと気になって、そのあたりを試してた。

OpenPose を使えば、棒人間? 棒人形? 相当を使ってポーズを指定できるはずなので…。Openpose Editor という拡張機能を使って、ポーズを作って、ControlNet に転送して、ということをやっていたのだけど…。生成画像にポーズが全く反映されなくて悩んでしまった。ControlNetを最新版にアップデート等々、アレコレやってみたけど改善されず。

何のことはない。ControlNet のプリプロセッサで、OpenPose関係を選んで指定するという、トホホなミスをしていた…。

プリプロセッサの OpenPose 云々は、写真やイラストから、OpenPose を抽出するために指定するものであって…。この場合、既に自分でOpenPose画像を用意しているのだから、プリプロセッサは「None」にして、モデルデータだけ OpenPose を選ばないといけなかった。

そんなわけで、OpenPose で指定したポーズが反映される状態にはなったのだけど…。予想通り、天地が逆になったポーズは、見た瞬間悲鳴を挙げたくなるような、とんでもない画像を生成してしまう…。そういったポーズの学習データが皆無なんだろう…。そりゃまあ、そうだよな。そんな奇天烈な構図/ポーズでわざわざ写真を撮る人なんて居るわけないし。写真がほぼ存在しないのだから、学習するはずもない。

学習していないものをAIは出せない、と再認識。

#2 [anime] 「劇場版 マジンガーZ / INFINITY」を視聴

BS12で放送されていたので視聴。ロボットアニメの名作、マジンガーZを、CGでリメイクしたアニメ映画。キャラは手描きで、マジンガーZ等の巨大ロボットを、おそらくはセルルックに近いCGで描写してる。 *1

今の時代に合わせて設定を作り込んでいる印象を受けた。それら設定の説明シーンが結構長くてちょっとアレだったけど、そういったお膳立て/下準備 が終わったら、いよいよ血沸き肉躍る戦闘シーンに突入、そしてそのままラストに、という構成なので、見た人の満足度は高かったのではないかなと想像できた。

CGで描かれたマジンガーZの映像はなかなかイイ感じ。この線密度を手描きで動かそうとしたら、手描きアニメーターさん達が次々と病院送りになるだろうなと…。CG万歳。

ただ、この手のCGによる戦闘シーンのあるあるだけど、何をやってるかさっぱり分らないカットも多々…。ギュンギュン動かして派手にはなるのだけど…。大まかな流れは止めず、しかし、「コイツラ、ここでこういうことやってますよ」と、その都度伝える演出上の手管が必要になると思うのだけど、そこらへんは今一つな印象を受けた。

プールの底が開いて発進するシーンや、ジェットスクランダーが発進するシーンは、もうちょっと何か付け加えてほしかった気もする。いやまあ、あえてオリジナル版の流れを踏襲して見せてるのだろうとは想像したのだけど、今の感覚でコンテを切ったら、もっと細かい、リアリティを感じさせる描写も多々入れられるよなと。もっとも、どこを変えるか、どこを変えないかの判断は難しいだろうし…。

光子力云々の設定は、聞いててなんだかもやもやした。もしかして、原子力を比喩していたつもりなんだろうか…。2017年〜2018年に公開されていた作品らしいので、東日本大震災のソレは取り入れた設定/脚本ではあるのだろうなと。ただ、ググってみたら、企画自体は2008年頃から始まっているとのことで…。途中で路線変更等があったのか、それとも元々こういう設定だったのか…。

何にせよ、CGのマジンガーZがガンガン動くだけで、個人的には満足。こんな映像を作れる時代になったんじゃのう…。眼福眼福。みたいな。
*1: 完全なセルルックではなくて、光沢等をグラデーションで反映させてるスタイルに見えたけど…。ただ、輪郭線はあるので、一見するとセルルックに近い印象を受けた。

以上、1 日分です。

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