mieki256's diary



2020/12/17(木) [n年前の日記]

#1 [cg_tools] 「ピタリ四角5」の変換結果は妙な感じがする

「ピタリ四角5」を入手したのはいいけれど、妙な変換結果になるような感じがしたので、そのあたりを確認しているところ。GIMP 2.10.22 x64 Portable samj版を使ってテスト用の画像を作成して試してみたりして。

環境は Windows10 x64 20H2。

まず、GIMP を使って、等間隔にグリッドが引かれている画像を作成。

test_grdi_64x64_b_0001_src.png


元画像を、遠近感がついた画像に変換する。「遠近法」か「3D変換」で変換できる。

test_grdi_64x64_b_0002.png


この画像を「ピタリ四角5」で開いて変換してみる。結果は以下。

test_grdi_64x64_b_0003_pitarishikaku.png

本当なら元画像のような見た目に戻るはずだけど、そうはならない…。縦方向の間隔がおかしくなっている。遠近を無視して変換している…?


ちなみに、GIMP で「逆変換」すると、元画像に近い感じにちゃんと戻る。

test_grdi_64x64_b_0004_gimp21022.png


「GIMPで変換してGIMPで逆変換してるのだから元に戻るのは当たり前だろう」と思うだろうけど、本来は「ピタリ四角5」でもGIMPと同様に元の見た目に戻せないとおかしいわけで。対象が斜めになった状態で撮影された画像を真上(?)から見たような状態に戻すためのツールなわけだから…。

ちなみに、以下で入手できる写真画像を ―― 下から見上げるように撮影されたビルの壁面写真等を使って動作確認してみたけれど、やはり思った通りの結果にはならなかった。縦方向の間隔がどうもおかしい。

_Art section - Free textures, photos and seamless textures under public domain / CC-0 license | duion.com

「ピタリ四角5」の、ファイル → 逆パース変換、にチェックを入れるか入れないかで結果が違ってくるのではと試してみたけど、縦方向のサイズが変わるようではあるのだけれど、遠近についてはやはり無視された状態で変換されているように見えた。

いやまあ、GIMPを使えばちゃんとした結果が得られるのだからそっち使えばいいじゃん、しかもGIMPなら無料で使えるし、って感じの話なんだけど…。

「ピタリ四角5」は、こういう変換処理に特化した分、操作が実に簡単なのだけど、しかし、いくら操作が簡単でも得られる結果がおかしくなるのでは使えないわけで…。なんだかもったいないなあ…。

でもまあ、ソースネクストだから…。

余談。 :


以上、1 日分です。

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