2019/01/21(月) [n年前の日記]
#1 [pc] PC-6001のペーパークラフトを自作してみた
_MZ-80K
と
_MZ-700 (MZ-731)
のペーパークラフトを自作できたので、せっかくだからと調子に乗って、パピコンこと PC-6001 のペーパークラフトも自作してみたり。
特徴は…。
展開図は以下。プリンタで印刷してください。
_pc6001_papercraft_take3.pdf
展開図の作成時に使った作業用ファイル(Inkscape用 svgファイル、AR_CAD用 sgdファイル)も、zipにまとめて置いときます。好きに使ってください。ファイル自体の Licenseは CC0 / Public Domain ってことで。 *1
_pc6001papercraft_20190121.zip
組立て時の注意点としては…。事前に折り目を鉄筆等の硬い何かで…は何度も書いてるからいいとして。 *2
普通紙に印刷して組み立てた時は、すんなり穴に差し込めたのだけど、厚みのあるマットフォトペーパーに印刷して組み立てたら、紙の厚みで各位置がずれちゃって、奇麗に穴に入らなかったりしたので…。その場合は…。
特徴は…。
- 糊付け不要。(ただ、糊付けもすれば、見た目も奇麗になるし、強度も増しそうな気もします。)
- ベクターデータで描いたので、テクスチャが高解像度。
- 小物入れにもなります。
展開図は以下。プリンタで印刷してください。
_pc6001_papercraft_take3.pdf
展開図の作成時に使った作業用ファイル(Inkscape用 svgファイル、AR_CAD用 sgdファイル)も、zipにまとめて置いときます。好きに使ってください。ファイル自体の Licenseは CC0 / Public Domain ってことで。 *1
_pc6001papercraft_20190121.zip
組立て時の注意点としては…。事前に折り目を鉄筆等の硬い何かで…は何度も書いてるからいいとして。 *2
普通紙に印刷して組み立てた時は、すんなり穴に差し込めたのだけど、厚みのあるマットフォトペーパーに印刷して組み立てたら、紙の厚みで各位置がずれちゃって、奇麗に穴に入らなかったりしたので…。その場合は…。
- 穴の位置をずらすなり、
- 穴を広げるなり、
- 差し込む側を微妙に細くしながら切り抜くなり、
◎ カクカクしてることについて。 :
「PC-6001はこんなにカクカクしてねえよ。全然ダメだな」と言い出す人が絶対に居るだろうし、自分も、「こんなにカクカクしてたら PC-6001 じゃなくて SANYO PHC-25 だろう…」と思っていたりもしますが。
_【懐かしのホビーパソコン紹介 第25回】PHC-25(三洋電機・1982年)
_【パソコン歴史浪漫】90 PHC-25&CEFUCOM-21 〜PC-6001互換機の謎 | サンロフトの本とテレビの部屋
_似非管理者の寂しい夜:サンヨー PHC-25と言うPC-6001の互換機 - livedoor Blog(ブログ)
_レトロPC、サンヨーPHC-25編:ゲーム部屋15年の整理 Final Showdown:So-netブログ
_PHC-25
糊付け不要を前提にした設計(?)をすると、カクカクさせてシンプルな形にするしかないのですよね…。
一応これでも、少しは丸っぽい感じになるように、 _blender + Paper Model Addon で検討作業をしていたのですけど。
コレ、糊付けもアリなら組み立ても不可能じゃないけれど、糊付け無しで組み立てられるわけないよ、そりゃ無理だよ、と。てなわけで、カクカクしちゃいました。
前述のとおり、svgファイル等も置いてありますので、「PC-6001は丸くなきゃダメ」という方は好きなように改造しちゃってください。そして、「うわ。あの形って実は厳しい。無理だ。再現できねえ」と絶望するがよい… (´・ω・`)
_【懐かしのホビーパソコン紹介 第25回】PHC-25(三洋電機・1982年)
_【パソコン歴史浪漫】90 PHC-25&CEFUCOM-21 〜PC-6001互換機の謎 | サンロフトの本とテレビの部屋
_似非管理者の寂しい夜:サンヨー PHC-25と言うPC-6001の互換機 - livedoor Blog(ブログ)
_レトロPC、サンヨーPHC-25編:ゲーム部屋15年の整理 Final Showdown:So-netブログ
_PHC-25
糊付け不要を前提にした設計(?)をすると、カクカクさせてシンプルな形にするしかないのですよね…。
一応これでも、少しは丸っぽい感じになるように、 _blender + Paper Model Addon で検討作業をしていたのですけど。
コレ、糊付けもアリなら組み立ても不可能じゃないけれど、糊付け無しで組み立てられるわけないよ、そりゃ無理だよ、と。てなわけで、カクカクしちゃいました。
前述のとおり、svgファイル等も置いてありますので、「PC-6001は丸くなきゃダメ」という方は好きなように改造しちゃってください。そして、「うわ。あの形って実は厳しい。無理だ。再現できねえ」と絶望するがよい… (´・ω・`)
◎ 色について。 :
自分の記憶の中では、PC-6001 = クリーム色、だったのですけど。Web上の写真画像を眺めていたら自信が無くなってきて…。
もしかして、本来、新品の状態では真っ白なんじゃないかと。自分が触ってたソレは、経年劣化というか、直射日光を浴びて変色しちゃってクリーム色になっていただけなのでは…。店頭の、ガンガン太陽光を浴びる場所に置いてあった記憶もあるし…。
そんなわけで、新品は真っ白だったのかもしれない、てな想像で白い状態にしてあります。
「いいや、違うぞ。PC-6001は間違いなくクリーム色だ」と思われる方は、好きに改造しちゃってください。
もしかして、本来、新品の状態では真っ白なんじゃないかと。自分が触ってたソレは、経年劣化というか、直射日光を浴びて変色しちゃってクリーム色になっていただけなのでは…。店頭の、ガンガン太陽光を浴びる場所に置いてあった記憶もあるし…。
そんなわけで、新品は真っ白だったのかもしれない、てな想像で白い状態にしてあります。
「いいや、違うぞ。PC-6001は間違いなくクリーム色だ」と思われる方は、好きに改造しちゃってください。
◎ 小物入れはアリなのでは。 :
今回試しに、小物入れにもなるように作ってみたけれど。この方向はアリなんじゃないかなあ…。
小物入れとして使える紙製の箱の表面に、レトロPCだの、レトロゲーム機だのに見えるソレがカラー印刷されている、という商品は…結構イケるのでは。どこかで商品化しないものか。
更にプラスチック製なら、よりミニチュア感を出せるだろうけど。その場合は細かい塗装が必要になるので製造コストが上がってしまいそうだなと。BANDAIあたりの多色成型技術があれば製造の自動化もできそうだけど、その手のプラモデルがたくさん売れるとも思えないし。なので、もし商品化するとしても、紙の箱に印刷するぐらいが関の山ではないだろうかと妄想したり。
小物入れとして使える紙製の箱の表面に、レトロPCだの、レトロゲーム機だのに見えるソレがカラー印刷されている、という商品は…結構イケるのでは。どこかで商品化しないものか。
更にプラスチック製なら、よりミニチュア感を出せるだろうけど。その場合は細かい塗装が必要になるので製造コストが上がってしまいそうだなと。BANDAIあたりの多色成型技術があれば製造の自動化もできそうだけど、その手のプラモデルがたくさん売れるとも思えないし。なので、もし商品化するとしても、紙の箱に印刷するぐらいが関の山ではないだろうかと妄想したり。
◎ Raspberry Piを入れられないかな。 :
せっかくペーパークラフトを作っても飾っておくだけではもったいないし、Raspberry Pi Zero系を入れられるケースにできないか、と妄想したのだけど。紙では強度が足りないよなーと諦めたり。HDMIケーブルやUSBケーブルを端子に差そうとした際にうっかりしてグシャッ。そんな光景しか想像できないなと。
構造を工夫したら、強度を持たせられないだろうか。難しいか…。あるいは、基板の端子にケーブルを差してからケースに入れて、そっと蓋を閉じてください、てな使い方ならどうか…。
まあ、 _X68000風ラズパイケース だの、 _ラズパイ入りミニチュアMZ-80C 等が既にあるので、無理してレトロPC風ケースを作らなくても、という気もしますが…。
構造を工夫したら、強度を持たせられないだろうか。難しいか…。あるいは、基板の端子にケーブルを差してからケースに入れて、そっと蓋を閉じてください、てな使い方ならどうか…。
まあ、 _X68000風ラズパイケース だの、 _ラズパイ入りミニチュアMZ-80C 等が既にあるので、無理してレトロPC風ケースを作らなくても、という気もしますが…。
◎ 謝辞。 :
MZ-80Kのペーパークラフトも、MZ-700のペーパークラフトも、このPC-6001のペーパークラフトも、Web上に公開されてる写真画像が無かったらここまで作れませんでした。各画像を公開・アップロードしてくれた方に感謝します。ありがとうございます。
いやまあ、背面、底面については、低解像度な写真しか見当たらなくて、テクスチャを作り込めなかったところもあるのですが…。もっとも、背面や底面ってフツーは撮影しないもんな…。自分も撮影したことがないわけで…。
いやまあ、背面、底面については、低解像度な写真しか見当たらなくて、テクスチャを作り込めなかったところもあるのですが…。もっとも、背面や底面ってフツーは撮影しないもんな…。自分も撮影したことがないわけで…。
[ ツッコむ ]
#2 [pc][cg_tools] PDFの印刷時に図形の塗りがビミョーに消えている気配がする
_PC-6001のペーパークラフト展開図pdf
を印刷した際に気づいたのだけど、一部塗りが消滅している気がする…。キーボードの、各キーの塗り色が、画面で見る分にはちゃんと出てるけど、印刷すると消えてしまうような…。
環境は、Windows 10 x64 + Adobe Acrobat Reader DC ver. 2019.010.20069。プリンタは Canon iP4600。
どうも、めちゃくちゃ細い線が、そこそこの太さになって印刷されている気もするなと…。これは仕様なのかな。PDFデータの作り方がマズイのだろうか。線をパスに変換してみたら、結果が変わってくるのだろうか。それとも、線にグラデーションを使っているのがいかんのだろうか。
環境は、Windows 10 x64 + Adobe Acrobat Reader DC ver. 2019.010.20069。プリンタは Canon iP4600。
どうも、めちゃくちゃ細い線が、そこそこの太さになって印刷されている気もするなと…。これは仕様なのかな。PDFデータの作り方がマズイのだろうか。線をパスに変換してみたら、結果が変わってくるのだろうか。それとも、線にグラデーションを使っているのがいかんのだろうか。
◎ 「画像として印刷」を有効にすると消えない模様。 :
ググってみたら、Adobe Acrobat Reader DC には、印刷時のオプションとして、「画像として印刷」という項目があると知った。
_グラデや線幅が正しく印刷されません |
_印刷トラブルの一時的な対処: 画像として印刷(Acrobat/Adobe Reader)
印刷時、プリンター選択欄の横にある「詳細設定」ボタンで、更に細かい設定ができるダイアログが開くので、「画像として印刷」にチェックを入れると反映されるらしい。
試しに印刷してみたら、かなり違う印刷結果になった。
つまり、Adobe Acrobat Reader DC は、デフォルト設定の場合、線については何かしら補正して印刷するようで。あまりに細い線はイイ感じの太さに変えてくれるので、太く補正された線で、近くにあるパスによる塗りが覆い隠されて消えているように見えた、ということらしい。
どちらがいいかは…。今回は、線の補正をした状態で印刷したほうが立体感が増してるように見えたので、そのままでいいかなと。
結局のところ、細い線はちゃんと印刷されないことをもっと意識した上でデータを作るべき、だったのだろうなと…。
あるいは、Inkscape上で、線(ストローク)はパスに変換しておいたほうが、確実な印刷結果が ―― 画面上での見た目と似た印刷結果が得られるのかもしれず。もっともその場合、後から編集するのが面倒な状態になる、というデメリットもあるだろうけど。
_グラデや線幅が正しく印刷されません |
_印刷トラブルの一時的な対処: 画像として印刷(Acrobat/Adobe Reader)
印刷時、プリンター選択欄の横にある「詳細設定」ボタンで、更に細かい設定ができるダイアログが開くので、「画像として印刷」にチェックを入れると反映されるらしい。
試しに印刷してみたら、かなり違う印刷結果になった。
つまり、Adobe Acrobat Reader DC は、デフォルト設定の場合、線については何かしら補正して印刷するようで。あまりに細い線はイイ感じの太さに変えてくれるので、太く補正された線で、近くにあるパスによる塗りが覆い隠されて消えているように見えた、ということらしい。
どちらがいいかは…。今回は、線の補正をした状態で印刷したほうが立体感が増してるように見えたので、そのままでいいかなと。
結局のところ、細い線はちゃんと印刷されないことをもっと意識した上でデータを作るべき、だったのだろうなと…。
あるいは、Inkscape上で、線(ストローク)はパスに変換しておいたほうが、確実な印刷結果が ―― 画面上での見た目と似た印刷結果が得られるのかもしれず。もっともその場合、後から編集するのが面倒な状態になる、というデメリットもあるだろうけど。
[ ツッコむ ]
#3 [cg_tools] Inkscape 0.92.4 にアップデート
Inkscape 0.92.4 が公開されたらしいので、 Windows10 x64上で 0.92.3 x64 からアップデートした、とメモ。一旦 0.92.3 をアンインストールしてから、0.92.4 x64 をインストール。
修正内容を眺めた感じでは、ノードを大量に含むグループに対してグループ解除した時の処理が高速化したとか、ハンドルをShiftキーやCtrlキー押しで操作した際に落ちる不具合が解決した、と書いてあったように見えた。
試したところ、グループ解除はたしかに早くなっている…ような気がする。たぶん。0.92.3 の時はグループ解除に数分かかってたデータも、数秒で解除されるようになった。素晴らしい。
修正内容を眺めた感じでは、ノードを大量に含むグループに対してグループ解除した時の処理が高速化したとか、ハンドルをShiftキーやCtrlキー押しで操作した際に落ちる不具合が解決した、と書いてあったように見えた。
試したところ、グループ解除はたしかに早くなっている…ような気がする。たぶん。0.92.3 の時はグループ解除に数分かかってたデータも、数秒で解除されるようになった。素晴らしい。
[ ツッコむ ]
以上、1 日分です。