mieki256's diary



2017/02/25() [n年前の日記]

#3 [anime][neta] 手塚治虫先生のモノマネ芸人ってどうだろう

寝ていたら夢の中に、手塚治虫先生のモノマネ芸人、てのが出てきて。目が覚めてから、ぼんやりとくだらないことを妄想してしまったり。

考えてみると、亡くなった有名人のモノマネ芸人ってほとんど居ない気がするなと。例えば、偉人伝に出てくるぐらいに有名な人物のモノマネができたら…。織田信長とか豊臣秀吉のモノマネ芸人が出てきたらウケそう…

というわけにはいかないよなと。そもそも、そんなモノマネは不可能で。有名な戦国大名がどういう動きをしていたか、どんな癖を持ってたか、現代人には分からない。その人物が生きてた頃の動きを、目にした人は居ないわけで。

などと考えてみると、これからの時代は亡くなった有名人のモノマネをする、という芸も不可能ではないのかもしれないよなと。何故かと言うと、映像と言うものが発明されたから。人物の姿を記録することもできるし、過去の人物の動きを後から見ることもできるようになった。その映像をどれだけ多くの人が目にしているのか、という問題はさておいても、故人の振る舞いその他を後から目にすることが可能ではある。もしかすると、ちょっと狙い目、なのかもしれない。過去の芸人さんはできなかったことが、今の芸人さんならできる、そんな状況が整いつつある、のかも。

ということで、これからは故人になった有名人のモノマネ芸人だってちょこちょこ出てくるかも、と夢想した上で。こういうことを書くのはちょっと、いや、かなり失礼かもしれないけど…。もし、宮崎駿監督や富野監督や押井監督が亡くなってしまった後で、宮崎駿監督、富野監督、押井監督、のモノマネ芸人等が出てきたら、それはそれでなんだかちょっと面白い状況になるかもしれないな、などとしょーもない妄想を。

手塚先生、宮崎駿監督、富野監督、押井監督、の、モノマネ芸人がずらりと並んで喧々諤々して険悪な雰囲気になってきたその横でムスッとした顔で一言も喋らずただ座ってるだけの高畑勲監督のモノマネ芸人、みたいな光景がってソレ狭すぎるわ。極一部の人にはウケるかもしれないけど大半はポカーンだわ。いやまあ、もしかするとそういうのが密室芸と呼ばれたり…するのかな…違うのかな…。

落語にできないものか。 :

落語と言うと、江戸時代の話を披露するイメージがあるけれど。江戸時代の落語家さんにとっては、江戸時代の話ってのは現代劇、みたいなものだったろうなと。

そう考えると、今の時代を舞台にした落語のほうが、江戸時代の落語というか、元々の落語のスタイルに近いのかもしれないよなと。せめて、そろそろ平成が終わるかもとか言ってるわけだから、昭和だの大正だのを舞台にした落語が作られてもいいのではないか…。

落語に出てくるお約束の人物というと、 _八っつぁん、熊さん、ご隠居さん 等があるけれど。昭和を舞台にした落語でも、お決まりの登場人物を設定できたらそれっぽくなるかもしれない。例えば「カントク」とかどうだろうと。

つまり、昭和を舞台にして、宮崎駿監督を宮さん、高畑勲監督をパクさん、と呼ばれる落語の人物として設定して…。いや、高畑監督は、落語で言えばご隠居ポジションだよな…。落語に出てくる富野監督とかどうなるんだろう…。興奮しちゃうとオネエ言葉が出てくる人物、てな設定だったりするとキャラが立つ、のかな。どうかな。

例えばだけど。

「おはようございます。高畑監督、いらっしゃいますか」
「ハイハイ、いますよ。君は誰だい」
「はじめまして。今日から監督の下で演出助手をしろと上からおおせつかりました、片渕と申します」
「なるほど、頼んでた新しい助手か。君はアレかい。アニメ業界は初めてかい」
「いえ、ついこないだまで宮崎監督の下で助手をしておりました」
「ほう。宮さんのところで仕事してたのか。それは心強い。じゃあ早速、レイアウトチェックでもしてもらおうか」
「へえ。かしこまりました。…えーと、このカット、ビルが海に沈んでないですが、リテイクだしたほうがいいですかい?」
「…なに? 今なんつった?」
「へえ。ですからこのビル、海に沈んでないんですが」
「…ビルは陸に建ってるもんだろう。それはそのままでいいよ」
「わかりやした。…えーと、このカット、犬小屋が海に沈んでないんですが」
「さっきから妙なこと言う人だねえ。どうしてビルや犬小屋が海に沈まなきゃいけないんだい」
「いや、だって。宮崎監督はこういうの見ると『どうして海に沈めてないんだ!』って怒りだすもんで。アニメってのはとりあえずなんでも海に沈めなきゃいけないもんかなと」
「そんなこと言うの宮さんだけだよ! あの人はねえ、なんでもすぐに沈めたがるんだ。こないだは津波の映画作った上にとうとう老人ホームまで海に沈めやがった。ああいう人の真似してちゃいけません」
「へえ。そういうもんですか」

みたいなノリで…。この後高畑監督から難題を次々に出されて疲れ切ってしまった片渕氏は逃げ出して、富野監督だの押井監督だのの下で助手をするのだけどそこでも難題が次々に…みたいな。史実とは全然違って時系列がむちゃくちゃだけど話として面白くなれば何でもアリ、みたいな感じで…って難しいか。色々と難しいですね。うん。

もしかすると、円谷英二監督や黒澤明監督を落語の人物として登場させたほうが面白く…。いや、まだちょっと怒られちゃうかな…。ジョージやスティーヴンといった人物も出てくると話が盛り上がったり…。いや…どうなんだろう…。

「落語の登場人物でおなじみの○○監督は、実際はこういう人だった」的なTV番組がたまに作られるようになったらしめたもの。なんちてぽっくん。

などとバカ妄想を書いてしまったけど。まあ、100年後200年後にそういう落語が披露されてたらなんだか面白いかもと。

いや、待てよ。未来世界の落語家を主人公にしたアニメ、とかどうだろうと…。難しいか…。

以上です。

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