mieki256's diary



2015/05/14(木) [n年前の日記]

#1 [anime] テンカイナイト最終回を視聴

随分前に終わってたけどようやく視聴。

自分、子供の頃にブロックを組み合わせてロボットもどきを作って遊んでたので、登場するロボットのデザインが ―― ブロックを基本にしながら装飾されたデザインが気になって一応見ていたのですけど。なんというか、ブロック玩具だって見せ方次第でカッコよくなるのだなと。3DCG万歳。いや、動かしてたアニメーターさんが上手いのかな。それともコンテが上手いのかな。

玩具はどれくらい売れたのだろう…。子供さんが色々妄想しながら遊んでくれてたらいいのだけど、妖怪ウォッチが一人勝ち状態で他は空気になってるとどこかで見かけた記憶もあるわけで。いや、妖怪よりブロックがイイ、と言い出す変わった子供が居てくれたらいいな…。そういう子供さんは、おそらく将来、工学系の道に進みそう。

#2 [anime] マジンボーン最終回を視聴

これもようやく最後まで見れた。

最初のED曲についてヒドイ感想をメモしてしまったので、なんかこのまま視聴中止したら作ってる方々に申し訳ないなと罪悪感が湧いたというか、妙な義務感を持ってしまって、一応最後まで視聴してしまったり。

なんというか…結局最後までバンド組まなかったなと…。どこかでバンド組む息抜きエピソードが入るのではと予想してたけど完全に外れた…。

冗談はさておき。顔を見せずに、かつ、戦う場所が固定されていれば、つまりは利用するモデルデータが決まっていれば、3DCGでここまでアクションができてしまう時代なのだなあ、スゲーなあ、恐ろしいなあ、などと毎回感心してたわけで。テンカイナイトもそうだし、女児向けのプリパラやアイカツのダンスシーンもそうだけど、低年齢向け作品は3DCGが活用されるのが当たり前、てな現状を確認できたというか。今後もこの調子で、3DCG活用が少しずつ増えてほしい気もするのだけど、今はまだ、モデルデータ制作期間がネックなのかしらん。

個人的に、手描きパートのキャラデザというか絵柄がお気に入りで。最初見たとき、「え? これって東映アニメなの? シャープでカッコイイぞ…東映どうしちゃったの?」と驚いた記憶が。あの絵柄はチョーイケてると思うので、機会があったら他の作品でも活かしてほしいよなあ、と。

関連商品はどのくらい売れたのだろう。やはり妖怪ウォッチにほとんど持っていかれたのだろうか…。もっとも、マジンボーンも、妖怪ウォッチも、どっちもBANDAIが出してるようだし、どれかしらヒットすればOKなのかな。

#3 [anime] Gレコ最終回を視聴

BS-TBS放送分の最終回をようやく見れた。

なんかもう最後は無茶苦茶だった気がしたけど、まあ、富野作品にはよくあることだし…。ラスト近辺にホッとするシーンがいくつかあったことで、なんだか上手くまとまったような錯覚(?)を。∀でも思ったけど、終わりよければ全て良し…。

全体の感想だけど。個人的には、軌道エレベータのイメージをアップデートしてくれたという、ただそれだけで「アリ」と思っていたり。自分、軌道エレベータと言えばオーガスのソレを連想してしまう世代なので…。アレはアレで絵になるけど、こっちのデザインのほうがたぶんあり得るのだろうなと。漫画でもアニメでもゲームでもなんでもそうだけど、娯楽作品を通じて「こういうビジョンも世の中にはあるんやで」と提示するってのも大事なことじゃないかと思ってたりもするわけで。手塚先生の「鉄腕アトム」にも、そういう部分があったわけだし。

それと、Gレコを見て、「どうしてこんなに分かりづらいんだろう」と悩んだことで、1stガンダムも分かりづらかったことを認識できたところもあって。1stは分かりやすいと思い込んでたけど、何回も見ているから分かったつもりになってただけで、すっかり勘違いしてた自分に気づけたというか。やっぱり作品独自の固有名詞(?)が山ほど出てくると、しかもソレを台詞のみで説明するのは厳しいのだなと再認識。

おそらくだけど、ブルーレイ等を購入して何度も見返す人が一番楽しめる作りになってる、そんな印象もあって。というのも、BS-TBSの放送をある程度見てから、BS11で放送された最初の数話を見たら、「アレ? 結構分かるぞ?」と感じたわけで。たぶん何回か見てれば、何が起きてるのかそれなりに分かってきそう。人によっては、「ここで説明してたのか」的な発見作業が楽しかったりするのかもしれず。

富野台詞を思う存分堪能できる点も良かった、ような気も。あの独特の台詞回し(?)は、なんだか癖になる…。

#4 [anime] アルドノア・ゼロ2期、最終回を視聴

本放送時、作業しながらチラ見はしてたのだけど。ようやく録画したソレをちゃんと見れた。

個人的には、かなりお気に入りのロボットアニメ。というのも、基本的には「おお。そう来るか。頭いいなあ」と思わせる展開だけを並べて作られてるからで。ロジックで展開が作られてるというか。

ロボットアニメと言うと、主人公が「ウオー」とか「チクショー」とか叫んで感情を爆発さえすれば、なんだかよく分からない仕組みでロボットのスペックが何故かパワーアップして敵に勝利、みたいな印象があるのだけど。このロボットアニメはそうじゃない。そもそも主人公が一切叫ばない。というか、ほとんど喋らない。まるで美少年版ゴルゴ13。「こりゃ無理ゲーだろ…」と思えるほどに圧倒的な謎スペックの敵ロボットを前にして、淡々と実験を繰り返し、敵ロボットの仕組みを予想して弱点を推測してそこを狙ってなんとか勝利、てな回が続くわけで。

視聴中、昔、ゆうきまさみ先生がニュータイプに書いてたコラムを思い出してました。「頭いいなあと思わせるロボットアニメが見たいんじゃ。子供の頃に見た鉄人28号のエピソードみたいに知恵比べするのがええんじゃ」てな話で。だから、ゆうき先生のパトレイバーだって、主人公が叫べばイングラムのスペックがパワーアップしたりしない。操作技術を磨いて、何度も敵と戦って傾向を掴んで、計画練って実践して。手持ちの武器のスペックはもう決まってる。全然スーパーロボットじゃない。並みのスペックしかない。ソレを駆使してどうにかするんじゃ、使える武器のポテンシャルをパイロットが引き出して対処するんじゃ。みたいな。

このアニメも、もしかすると系統としてはソレに近いのかもしれないよなと。物理法則だけで活路を見出すというか、知識で勝利するというか。

もちろん、グレンラガンのように、妙なテンションだけで勝利するアニメも大好きではあるのだけど。こういうアニメも大好きなので。まあ、人によっては御都合主義ばかりだと叩いてたりもするようだけど。こういう作りを目指したその姿勢だけでも自分は高く評価したいのです。

それと、自分のような馬鹿でも台詞の意味が分かりやすくて。例えば、最初の頃は「空の青は海の青を〜」とファンシーなことを言ってたお姫様が、ラストで 「レイリー散乱〜」と言ってたあたりなどは、現実を見据えながら理想の実現を目指すキャラに成長したんやで、てな説明だろうと自分ですらピンとくるわけで。Gレコを見た直後に見たから尚のことありがたいというか…。さすがにコレは分かりますぞ、優しく丁寧な作りにしてくれてありがとう。みたいな。

てな感じで、自分にとってはお気に入りなアニメでした。楽しめました。

監督さんがゼオライマーを参考にして作ったという話もあるので、「これが平成版ゼオライマーか…」などと思いながら見れたあたりも楽しかったです。 *1
*1: まあ、敵ロボットがソレっぽいという、ただそれだけの話だけど…。

以上、1 日分です。

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