mieki256's diary



2015/02/11(水) [n年前の日記]

#1 [anime][neta] カルト映画・カルトアニメ

先日見た「グスコーブドリの伝記」の感想をググってみたら、これが賛否両論で。その様子を見て、なんだか「CASSHERN」を思い出したりして。今となっては和製カルトムービーとして名高い「CASSHERN」も、大好きと大嫌いにパッキリ分かれて中間が無かったけど、アレと似た光景だなと。

ということは、もしかすると、「グスコーブドリの伝記」も、カルトアニメとして名を残すんじゃないか…と思えてきたり。大半の観客・視聴者が、「なんだこの糞アニメは!」「金返せ!」「こんな酷いアニメが存在してることすら許せない!」と憤る中で、「大好きです!」「最高!」「これは名作だ!」という声がチラホラ、みたいな。その状況自体がなんだか面白いような気もしてきたり。

ずっと夢でも見てるような不思議な映像だから、そこらへんを気に入る人が出てくるのも分かるような。幻想的としか言いようがない映像だし。

宮沢賢治作品をよく知ってる人ならニヤリとする場面も多々あったらしいから、人によっては発掘作業が楽しいのかも。でもまあ、宮沢賢治作品をほとんど読んでない人には何が何だか分からんよな…。自分も何が何だかのクチでした。スミマセン。

個人的に、賛否両論の作品は、賛否両論というその一点だけで結構好きで。周囲の顔色を伺い過ぎて、あるいは、誰に見せたいというビジョンも特になくて、あってもなくてもどうでもいい、無難なことしかしない、誰にも刺さらない作品が出てくるよりも、「大好き!」「大嫌い!」にパキッと分かれる作品のほうがマシだよな、などと自分は思っていたりします。

以上です。

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