mieki256's diary



2014/12/24(水) [n年前の日記]

#4 [anime][zatta] 子供は一種類じゃない

随分前の話なのですけど。とあるアニメーターさんが、
「自分が子供だったとしてもローニャは見ない」
「子供ってのは、もっと俗っぽいものが好きなのだ」
と発言してる場面を目にしまして。

自分もソレを読んで、半分は同意しつつ、半分は、ソレちょっと違うよなー、と思ってしまったので、そのへんの思考をメモ。只の思考メモです。

子供ってのは、年齢によって嗜好が変わるよなと。要は、「子供」という単語で一括りにするのは無理があるよなと。

ざっくり大別しただけでも…。 このへん、子供向けの作品に取り組んでる人なら、「いやいや、もっと細かく分類できるよ?」と言い出しそうですけど。あくまでざっくりと、てな話ってことで一つ。

戦隊シリーズを例に出すと説得力が出てくるのかな。戦隊シリーズも、「入学」「卒業」「再入学」があると言われているのです。…「入学」じゃなくて「入園」だったのかな。単語・呼称が怪しいですけど。
前述の、とあるアニメーターさんが思い浮かべたであろう子供像は、「悪ガキ時代」の子供ですわな。その時期の子供は、たしかに低俗なモノが大好き。「まいっちんぐマチコ先生」とか…例として古いか。とにかく、その時期の子供なら、ローニャのような作品は馬鹿にして見ないだろうと自分も思うわけですが。

でも、ローニャの場合、監督のお子さんがまだ小さいらしいので、そこに向けて、つまりは「良い子時代」の子供に向けて作ってる気がするわけですよ。

自分も、「あらいぐまラスカル」「ペリーヌ物語」「母をたずねて三千里」「赤毛のアン」等を見てた時期があって。今見ると退屈な作りだけど、当時は何も考えず、毎週ポケーッと見てたわけで。そういった「良い子時代」なら、ローニャは全然イケそうだよなと。

何の話だっけ。えーと。

要するに、大人が「子供」という単語を耳にした時、瞬間的に特定の子供の姿を脳裏に思い浮かべてしまいますが。実際には、その思い浮かべた子供像より、もっと幅広い、色んな子供の姿が存在しているので、そこはちょっと気をつけないといかんのかもしれんなあ、てな話かなと。

大人って物忘れが激しいから、自分が子供だった頃の事すら結構忘れちゃうもんで。一応記憶に残ってても、特定の時期の子供時代しか覚えてないから、そのイメージしか持てなくて。

なので、「自分が子供だったとしても〜」と思った時は、「ちょっと待て。その子供時代って、どの子供時代のこと?」と自分に少し問いかけてみると、少し正確に状況を把握できるのかも、などと思ったりもしましたが、それって難しいですわな。自分が通ってきた色んな子供時代をすぐに思い出すことができないからこそ大人なわけでして。なかなか難しい。

てなことを思ったのでメモ。

コレ、前にも書いたかなあ…。もうそんなことすら思い出せなくなってる自分…。

以上です。

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