mieki256's diary



2013/12/19(木) [n年前の日記]

#3 [game] 斜め床の上で立ち止まってる時のプレイヤーキャラの足の角度

上の記事を書いたついでに、このあたりの自分の記憶を整理するために、覚えてることを今のうちにとりとめなくメモ。

ファミコン版の「悪魔城ドラキュラ」は、斜め床がそもそも存在せず、階段しかなくて。しかし、階段を昇り降りする時は、一歩一歩踏みしめて、じわじわ動いていくので…。階段の上で立ち止まってる時も、階段の地形にピタリと一致した足の角度で。ファミコン版のくせして(?)、地味にそういうところで、見た目がリアル。

この文法は、PS1版のドラキュラXで破棄されます。斜め床の上をスッタカスッタカと滑るように走る仕様になり、階段も全部、斜め床の扱いになった。そして、斜め床の上でも、ソレ専用のグラフィックは用意してなかった…ような気がします。勘違いしてるかもしれないけど。 *1

「ストライダー飛竜」は、斜め床の上で立ち止まると、床の角度に合わせた足の角度になります。つまり、地形に合わせたソレ専用のグラフィックが、わざわざ用意されていて。…まあ、斜め床の上を歩くと体が斜めになる時点で、「地形に合わせたポーズでなきゃダメなんだ!」てなこだわりが感じられますが。昔のハードで体を斜めにするってことは、体が斜めになってるグラフィックをわざわざ持たなきゃいかんはずで。元がアーケードとは言え、そこまでやるか…。

「魂斗羅」MD版以降も、(ディレクターさんが「ストライダー飛竜」大好き人間だったので)斜め床の上で立ち止まると、ちゃんと斜め床に合わせたグラフィックになります。…SFC版はどうだったか自分の記憶は怪しいのですが、MD版とPS2版はそうだったはず。PS2版を見て、「おお…相変わらず、こだわってる…」と思った記憶が。

「ソニック1」は…斜め床の上で立ち止まっても、普段と同じ立ちポーズだったような? どうでしたっけか。足をピシッと閉じたポーズだから、どんな地形の上でも不自然にならなかった、そんな記憶がありますけど。最初のソレは容量が4Mbitだったから、そういうところでも地味に容量節約してたのかなと想像してみたり。

「マリオ」は…ファミコン版のマリオって、斜め床ありましたっけか? どうだったかな。たしか無かったですよね?

そんな感じで、2D横スクロールアクションゲームにおいて、「斜め床の有無」や「斜め床の上でプレイヤーキャラがどんなグラフィックになってるか」は、ゲームによって色々違っていて。そのあたり、自分の中では、どれが適切なのか、悩んじゃうのでした。

例えば、 _Flixel という2Dゲームライブラリは、地形管理クラスに、斜め床が無いんですけど。おそらく、マリオをイメージしながら作った2Dゲームライブラリは、そうなるんだろうなと。

でも、自分は、横スクロールアクションというと、「ストライダー飛竜」あたりを連想しちゃうので…。「この仕様で足りるの?」とか思っちゃって。でも、「そもそも斜め床って必要なのだろうか?」という疑問も湧いたりもして。

「2Dゲームにおける斜め床とはなんぞや?」てなあたりを、誰か考察してくれないものかしら。「斜め床は必要なのか否か?」「あると、ゲームの何が違ってくるのか?」みたいな。

スマホゲーム全盛のこの時代にそんなの考えてみてもな、というところもありますかね…。
*1: PS1版ドラキュラのメインスタッフは、PCE版ドラキュラのメインスタッフでもありますから、階段をじわじわ昇るソレが実装できないはずはなく。PCE版で既にやってますから、やろうと思えばできたはずで。なので、「このタイトルは斜め床があったほうが面白い」とか「今時、階段をじわじわ昇るのはいかがなものか」とか「マップがとにかく広いから、作業量やプレイ時間を考えたら階段じわじわはキツイ」等の判断をして、あえて文法を破棄したんじゃないのかな、と想像してますけど。

以上です。

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