mieki256's diary



2013/12/13(金) [n年前の日記]

#2 [dxruby][game] 敵に弾が当たったら敵をフラッシュさせるソレ

昨日一昨日と、画面をフラッシュさせる云々の記事を書き残してみたものの。書いてる最中、ずっともやもやしてたのです。

と言うのも。たしか以前、Web上の何かの記事で、「敵に弾が当たったら敵をフラッシュ、なんてやってる時代じゃねえだろ(プゲラ」みたいな主張を読んだ記憶もあるんですよ…。いや、自分の偽記憶かもしれないけど。

その主張にも一理あるよな、と、自分は思っていて。 てな感じの話が書いてあったような気がするんですよね…。違ったかなあ…。

もしかすると、このあたり、正岡子規が言ってたらしい、「テメエラ、紀貫之や古今和歌集をいつまでも崇拝してんじゃねえよ。和歌はもっと写実的であるべき!」みたいな話と似てるのかもしれませんが。それはそれとして。

どうして敵をフラッシュさせるかと言えば、「YOUの撃った弾はちゃんと敵にダメージ与えてるから、安心してプレイせえや」と、遊んでる人に知らせたいからやってるわけで。「敵に弾がちゃんと当たってる」「ダメージを与えてる」ことを伝えるのが目的であって、ただ真っ白にフラッシュさせることが目的じゃない。フラッシュは、数ある手段の中の一つでしかない。目的が果たせるなら、どんな手段を選んでもいいわけで。

例えば、たしかパロディウスあたりは、ボスキャラに弾が当たると目玉が飛び出て仰天する絵になるわけで。昔だって、そういう伝え方はしてたよなと。

とは言うものの。

TVゲームの歴史って、他と比べたら圧倒的に短いけれど、一応それなりに何十年も続いてるわけで。そこを無視してええのかな、とも。
ということで、「この手のフラッシュ云々なんて、書いてみて意味あるのかな? 読んだ人は笑うんじゃないの? いやー、でも、どういうゲームを作りたいかによるよなあ…」などと結構もやもやしつつ、それでも一応は書いてみたのでした。

まあ、「コイツ今頃何やっとんじゃい。今のハードならこういう見せ方するのがベターやろ」と憤慨された方がおられましたら、せっかくだからそのあたりを、blogとか _Qiita とかで、チラッと紹介してくれれば勉強になる人も多いはずなので、そん時はそういう方向でどうかよろしくお願いいたします。みたいな。

「今ならこうだよ」的な話って、別にプログラマーじゃなくても、ゲームをたくさん遊んできた人なら書けそうな予感も。「このゲームではこういう表現してたよ」と、記憶を辿ってリストアップする作業に近いだろうし。

もっとも、このあたりの表現を絶えず意識しながら、ゲーム映像を見てる人は少ないんじゃないか、という気もしてますが…。こういうのって、上手く行ってれば行ってるほど、ソレをやってることに気付かれなくなっていくものですし。

以上です。

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