mieki256's diary



2012/07/24(火) [n年前の日記]

#2 [movie] 「きみがぼくを見つけた日」のラストがなんだかおかしい気がしてきた

昨日視聴した、「きみがぼくを見つけた日」という映画のラストが、今頃になってなんだかおかしいような気がしてきたり。観客側は時間の流れが順方向だから不自然さを感じないけど。男は どんな状況に自分が飛んできたのか知らないわけだから、あんな言動をしないような…? あの男は、 どの時代から飛んできた男なんだろう? 何故、あの状況を受け入れているのだろう? なんだか、観客を感動させることを優先した結果、おかしな展開になっている気がする。もしかすると、原作には無かったけれど、映画スタッフが考え無しに付け加えてしまったラストなのではあるまいか。

いや、自分が見逃した最初のあたりで、同じ光景を既に提示されている可能性があるか。その時点では、男は全く違うことを考えてその言動を取った、という描写がなされているのかもしれない。

いやいや。あらかじめ、あのシーンを見せてしまっていたら、観客はラストが分かってしまうだろう。 男も奥さんも知らない未来を観客だけは事前に知っている状態になってしまうから、せっかく 奥さんが感動しているシーンも、観客は「ハイハイ。知ってました」的気分で眺めてしまうわけで。感動のラストにはならないのではないか。だとすると、もし最初のあたりで見せるとしても、ラストシーンを見ている観客が「ああ、あのシーンはこういうことだったか」と思える程度に、微妙に情報を隠しながら見せなければならない。

タイムトラベラーが出てくる話って、辻褄合わせが大変だなあ…。

以上です。

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