2012/01/31(火) [n年前の日記]
#3 [zatta] 「きみ」「あなた」「わたし」「アタシ」
ただの思考メモです。
初音ミク関係の何かの曲を耳にしてオフコースを思い出した。オフコースと言うか、小田和正の曲。「君に」「君が」「君は」「君の」「君と」。
歌詞中で相手のことを呼ぶ際、「君」以外に何があるだろうかと気になった。…「あなた」とか。オフコースの曲の中でも、大体は「君」か「あなた」が使われてた印象がある。他にどんな言葉があるだろう? 「アンタ」「おまえ」「ヤツ」「てめえ」「キサマ」「貴殿」「そのほう」「そこの者」「おぬし」「おたく」…。「君」「あなた」を選ぶのがどう考えても正解、と思えてきた。
歌詞中で、相手ではなく、自分のことを呼ぶ際には何があるだろう。「わたし」「アタシ」「わたくし」「ボク」「俺」「拙者」「それがし」「当方」「ワレ」「吾輩」…。「拙者 貴殿に届けたい文言があるでゴザルヨ」みたいな歌詞をミクに歌わせたら色々と台無しというかその手のコミュニティからフルボッコなんだろうなと思えてきた。アイドルに歌わせるには無理がある歌詞、というものが存在する予感。というか「拙者」なんて忍者ハットリくんのOP曲でしか聴いたことがない。歌詞で使うには難易度が高くて、よほど才覚のある人じゃないと使いこなせない。しかし逆に、少し毛色の変わった歌を作りたい・差別化したい場合は、こういうアレコレがどこかで使えるかもしれない。例えば、「アタシ」を「ボク」にするだけで印象が変わるし。
そのあたりを考えているうちに、「山口さんちのツトム君」はなんだか凄いと思えてきた。歌詞中で相手のことを「ツトム君」と具体的な名前で呼ぶ。今時の歌謡曲で、名前を歌詞中に散りばめたものはどれだけあるのだろう。このあたり時代も関係してるのだろうか? ぼやかしておいたほうがヒットする可能性が高い? 聴き手が歌詞に自分を投影しやすいようにしておくことを求められる?
そんなことをもやもやと考えたのでメモ。何にせよ、糸井重里が言うところの、河原で気に入った石を丹念に探し続ける、そんな行為の果てに創作を成し遂げる詩人の方々を尊敬せずには居られない。
初音ミク関係の何かの曲を耳にしてオフコースを思い出した。オフコースと言うか、小田和正の曲。「君に」「君が」「君は」「君の」「君と」。
歌詞中で相手のことを呼ぶ際、「君」以外に何があるだろうかと気になった。…「あなた」とか。オフコースの曲の中でも、大体は「君」か「あなた」が使われてた印象がある。他にどんな言葉があるだろう? 「アンタ」「おまえ」「ヤツ」「てめえ」「キサマ」「貴殿」「そのほう」「そこの者」「おぬし」「おたく」…。「君」「あなた」を選ぶのがどう考えても正解、と思えてきた。
歌詞中で、相手ではなく、自分のことを呼ぶ際には何があるだろう。「わたし」「アタシ」「わたくし」「ボク」「俺」「拙者」「それがし」「当方」「ワレ」「吾輩」…。「拙者 貴殿に届けたい文言があるでゴザルヨ」みたいな歌詞をミクに歌わせたら色々と台無しというかその手のコミュニティからフルボッコなんだろうなと思えてきた。アイドルに歌わせるには無理がある歌詞、というものが存在する予感。というか「拙者」なんて忍者ハットリくんのOP曲でしか聴いたことがない。歌詞で使うには難易度が高くて、よほど才覚のある人じゃないと使いこなせない。しかし逆に、少し毛色の変わった歌を作りたい・差別化したい場合は、こういうアレコレがどこかで使えるかもしれない。例えば、「アタシ」を「ボク」にするだけで印象が変わるし。
そのあたりを考えているうちに、「山口さんちのツトム君」はなんだか凄いと思えてきた。歌詞中で相手のことを「ツトム君」と具体的な名前で呼ぶ。今時の歌謡曲で、名前を歌詞中に散りばめたものはどれだけあるのだろう。このあたり時代も関係してるのだろうか? ぼやかしておいたほうがヒットする可能性が高い? 聴き手が歌詞に自分を投影しやすいようにしておくことを求められる?
そんなことをもやもやと考えたのでメモ。何にせよ、糸井重里が言うところの、河原で気に入った石を丹念に探し続ける、そんな行為の果てに創作を成し遂げる詩人の方々を尊敬せずには居られない。
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以上です。