mieki256's diary



2009/07/01(水) [n年前の日記]

#1 [pc][nitijyou][neta] Amazonから某ゲームが届いた

数日前に注文していた、Tech48というタイトルのゲームが届いた。

や、「お前は一体何を買ってるんだ」と言われそうだけど。個人的に、AR(Augmented Reality、拡張現実)関係に非常に興味があるのです。で、そのへん何かしら試してみたくて、以前 Logicool QCAM S7500 QCAM-130XH を購入したのだけど。これがどうも妄想・夢想してたような結果が得られず。で、今回購入したゲームは、ソフトと一緒に、フェイストラッキングを行うためのWebカメラも同梱されているという話を見かけたわけで。専用にカメラを同梱するということは、それなりに動作確認が取れている・その手の処理にそこそこ使えるカメラが同梱されているということだろう、と期待したので注文してみたという。…説明すればするだけ、必死に言い訳をしてるように思われちゃうんだろうなあ。まあいいけどさ。

カメラの感想。 :

カメラ本体部分、土台、土台と固定するためのネジ、更に、小さなドライバーまで入っていた。ドライバーまでついてるのは、至れり尽くせりだな。と一瞬感心しそうになったけど。よく見てみたら、ネジは木ネジ。取り付けに失敗すると、もう取り返しがつかない。しかも、カメラのプラスチック部分のバリが酷いため、土台を固定するにも難がありそう。また、ドライバーが細いので、木ネジの頭を削りそう。価格を考えると仕方ないのだろうけど、製造時の精度や、設計等、ちと問題があるような気もしたり。でもまあ、動けばいいか…。

カメラ正面に照明用LEDがついていた。なるほど、コレが安定動作を得るための秘訣だったのか。と一瞬思ったけど。実際に動作確認してみたら、照らせる範囲・距離が短くて、LED照明の意味がなく。しかも、うっかりLEDを目で見てしまうと、目の中がチカチカ。結局、LEDをOFFにして使う羽目に。意味が無いなあ。

カメラの細かいスペックが判らず。何万画素のCMOSセンサを使っているのかも判らない。どうやって調べればいいのか…。

これは自分の環境のみの話だけど。カメラを設置する場所が無い。CRTのすぐ上には、パソコンデスクの板があるし。いや、そういう狭い状態だと、CRTの熱がこもって、CRTの寿命を短くしちゃうので、コレはコレで別の意味でマズいんだけど。何にしても、CRTの真正面を捉える=ユーザの顔を真正面から捉える、上手いWebカメラの置き方はないものだろうかと。

ソフトを動作させてみた。 :

一応、画面右下にWebカメラからの入力画像(2値画像)が表示され、顔認識できたことを示す四角い枠が、顔の周りに表示された。

顔の位置と連動して画面内の映像が変わる・レンダリング時のカメラ位置がたしかに変わってはいるものの。画面の向こう側に別の空間が存在しているようには到底思えず。非常に不自然というか、なんでそういう動き・カメラ位置になるんだろう、おかしいなあ、みたいな感じの表示に。

自分の環境=19インチCRTでは、何かが合っていないのだろうか。それとも、Webカメラから顔までの距離が問題なのだろうか。なんとなくだけど、画面の大きさや焦点距離等、厳密に固定・設定した上でレンダリングしないと、自然な結果は得られないのではないかという気もしてるのだけど、そのへんどうなんだろう。

以前、Wiiリモコンで同様の処理をしてるムービーを見て「こりゃ凄い」と思ったのだけど。そういや件のムービーでは、大画面のディスプレイを使っていたっけ。もしかすると、それなりの大きさのディスプレイ上でなければ、効果が得にくいのだろうか。

思ったことをつらつらとメモ。 :

AR関連の技術は、結構昔からそこそこのモノが出来てはいるけど、実用的な使い方が思いつかず、「面白いんだけど…それだけなんだよねえ…」という状態がずっと続いている、てな話をどこかで見かけた記憶があって。

もしかすると、そっち方面へ応用すれば、別の意味での実用性が出てくるのではないか、てな妄想を今までしていたのだけど。どうやら夢を見過ぎていたのかもしれず。>自分。いや、それ以前の問題で、「おおーこれは面白い」という感想すら得られなかったわけで非常にガックリ。もし、自分の中で「面白い」的感想が得られたら、今度はソレをケータイアプリにも、てなことを夢想してたのだけど。これではなあ。うーん。

それはともかく。女の子のポリゴンキャラが表示されてる画面・Webカメラの前で、こっちはどうだ、この角度は認識するのか、と頭をあちこちに動かしてる自分の姿にふと気付いてしまった時の虚しさといったら…。この、「俺は一体何をやってるのだ」的悲哀度の強さについては特筆すべき事項であろうと思えてならない。もちっと堅苦しい動作確認モードも欲しかった。いやまあ、フツーのユーザはそういう目的で買ってるわけじゃないだろうと思うのでアレなんですけど。

個人的には、マーカーを使って画面内のキャラにアレコレできる機能がついていても面白かったかもしれない、と思ったりもして。マウスボタンをクリックするのとやってることは同じだろうけど、インターフェイス機器に直接触れていない状態でアプリを操作するという感覚は、ただそれだけでも意外に面白さを感じるのではないか、という予感もあって。と思ったけど、マーカーを使う時点で、ちょっと感覚的に違ってくるのかしら。マーカーなしで腕・手の動きを認識する方法があればいいのだけど。深度センサつきのカメラでは若干高額になりそうだし…。そもそも今時入手できるものなのだろうか。PS2に使われていたカメラは、もう出回ってないだろうし。まあ、専用機器を用意する時点で、誰でも気軽に遊べるという商品ではなくなるからアレなんだろうな。

以上です。

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