mieki256's diary



2007/12/30() [n年前の日記]

#2 [eclipse][emacs] eclipseのインクリメンタルサーチが今一つ使いづらい

xyzzy や Meadow では、インクリメンタルサーチ(C-s や C-r)のキーを押した後に C-w を押すと、カーソル位置の単語が取り込めて検索できるのだけど。eclipseにそういう機能、もしくはプラグインはないのかなと。目の前に、既に打ち込んだ単語がデジタルデータとしてしっかり存在してるのに、同じ文字列を再度人間が打ち込むってのは無駄な作業じゃないのかと思ったりして。

検索してみたけれど、どうもそういうものは見かけず。様々な場面で文字列を補完できることが多い eclipse にしては、なんだか妙な感も。

emacs(Meadow)でカーソル行もしくはリージョンを上下移動できないものか。 :

xyzzy の _行セレクションを上下に移動 を、うっかり Meadow 上でも使おうとしてしまう時が。>自分。いや、eclipseでも同種の機能が実装されてるので、ついつい Meadow でもそのノリで操作しちゃうのだけど。

検索してみたけれど、どうもそういう elisp を書いてる人は見かけず。emacs系は、文化的に何か違うのかしら。そういやそもそも画面スクロールが標準状態では半ページずつだったりするし。>emacs。

もしかしてemacs文化圏は、ターミナル等から操作する ―― 通信回線を経由する故に比較的反応が鈍くなりがちな状態で操作する、そんな場面をかなり想定しているので、リアルタイムに目の前でどんどん変化していくような操作や機能が実装されにくい・あえて実装しようとは思わない人が多い、てなところがあるのかなと想像したけどちょっと自信なし。

待てよ。キーのタイピング回数は、どのやり方が一番少ないんだろう…。例えば3行を2行上に移動することを考えると…。
xyzzy
S-Down, S-Down, S-Down, M-S-Up, M-S-Up
Meadow
C-SPC, Down, Down, Down, C-w, Up, Up, C-y
emacs系のほうが多いな。なるほど回りくどいと感じるのはこのせいか。…というわけでもないよな。たぶん。

目の前でリアルタイムに変化していくという、そのこと自体に意味がありそうな気がする。例えばTVゲームもそうだろうと。1時間近く画面に集中できるのは、目の前でユーザの操作によって、次々に情報が変わっていくから ―― そこにインタラクティブ性があるからではないのかしら。であれば、これからその手のツールを作る人は、そういう視点をどこかに持ちながら仕様を決めると、快適操作を実現できたりするのかもしれない。てな妄想を。

つーか vi にしろ emacs にしろ既にインタクティブなツールじゃねえかと言われそうなんだけど、さらにその上のレベルのインタラクティブ性ってのが存在するのではないのか、てな気がしてきたわけなんですがちょっとそこらへん自分の中でも考えがまとまってないです。

以上です。

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