2007/06/28(木) [n年前の日記]
#2 [anime] _鎖国して壁の花のように黙っていても、ある日外から白馬の王子様があらわれて、世界中が好きになってくれると思うのは甘い。
ポケモンがアメリカで売れた背景は、ここにも書いたように、当時のポケモン関係者の「火事場の馬鹿力」(by渡辺千賀、言いえて妙)であったわけで、確かにその頃、ポケモンが一般アメリカ人の目にも明らかに見える、メジャーな流行となっていた。しかし、アメリカでは2-3年ほどで失速し、現在は日本ガラパゴス諸島にお帰りになって、息の長いヒットシリーズとして生息している。この記事を書いた頃ちょっと話題になったPuffyはほんとに一瞬のことだった。今はもう覚えている人もいないんじゃないだろうか?Tech Mom from Silicon Valley - ばばぁの繰言だけど、「ポケモンは自然に売れたんじゃない」という話 より
世界でアニメは大人気、というのを日本に広めたのはオタキング岡田斗司夫ですが、かれがかなかばロビイストとして、そのときの日本メディアに「間違った」言説を売り込んだ理由は昔の宮崎事件でおたくが国家的バッシングを受けたあと生き残りのための戦略だったなることをその後自分の著書で暴露していました
しかし、部分的に現実がこのプロパンダと合致してしまったのがこの問題を見えづらくして、アニメとアメリカの関係を日本のナショナリズムで見てしまう流れを生んだんだと思います
で、そのことの後始末をするのも現場と。Tech Mom from Silicon Valley - ばばぁの繰言だけど、「ポケモンは自然に売れたんじゃない」という話 より
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以上です。