mieki256's diary



2007/06/01(金) [n年前の日記]

#11 [anime] のだめ、長野の音楽祭の回

ミルヒーの存在は大きいなぁ…。面白い。いや、原作からして、あのキャラ登場から面白くなってきたのだったか。

テンポもかなりいいような。カットの切り換えに緩急が。…単に自分がペースに慣れてしまった可能性もあるので、自信を持って判断できないけど。

海でのエピソードがカットされるとなると、海外に行けないという設定の説明が…。大丈夫だろうか。いや。説明台詞でどうにかなる範囲ではあるのか。アニメ版も本編の時間的余裕がなくなるとは、なんだか予想外。

漫画的な表情・背景を再現できるのはアニメの強みだなぁ…。実写版も、白目や人形導入等、実写とは思えないほどの漫画的表現を実現すべく工夫してたけど。アニメはそれに加えて、真っ白になった人物・異空間(?)への説明なしの飛躍等、自由奔放に画にできるメリットがあることを再確認。笑いというのは基本的に飛躍でなされるものだと思うので、会話・台詞のみならず視覚的にソレができるのは、アニメの持つ強力な武器、なのかなとかそんなことを。

3DCGで流れていく案内板(だったか?)。モデリングされた車。あらゆるところで3DCGを取り入れてるのだな…。前回か前々回、おそらくはカーテンが3DCGで動いてたのもなんだか気になったり。手描き、かつ、3〜4コマ撮りのガクガクブルブルしたカーテンの動きではなく、まったく狂いのない、ズレがない動き。窓辺でピアノを弾く女性の姿と合致して、思い出の中にある綺麗な光景・キャラにとって今ではもう目にすることの出来ない光景を映し出すことに貢献していたように思えた。…もしかするとこの作品は、日常の風景描写に関してまで3DCGと手描きの融合を進めてみせるという技術的な面において、かなりの冒険をしてる企画、だったりするんだろうか。わからんけど。何にせよ、この企画が見せる3DCG運用の延長線上に、視聴者からヤシガニだの作画崩壊だのとは絶対に言われないであろう、キャラまでも3DCGで映像化することで寸分の狂いも出さず、かつ、これまでの2Dアニメの見た目も再現した映像作品が存在するのかもしれない。スタッフはこの作品を通して、そんな時代に向けて少しずつ着実に足場を固めつつあり、また視聴者は、それら時代への変化が成されるさまを目撃している…てな感じのまったく根拠の無い勝手な妄想をしつつ楽しんでみようかなとか思ったり思わなかったり。

3DCGじゃなかったな。たぶん。 :

録画したソレを見返したら、冒頭の案内板は3DCGじゃなかった…。近づくに従ってbook?の下辺が大きくなってる・歪ませてるから、動きに奥行きを感じたのだな。撮影段階でそういう効果をつけられるのか、それとも3DCGツール上でテクスチャとして貼り付けて動かしてるのだろうか。

のだめのオランウータン姿目撃のシーン。ズームの速度を二段階にしてるところが気になった。間と驚きの2つを速度を変えることで表現してる、ような。となると、follow? PAN? 等でも速度変化をつけたら印象が変わったりするのだろうか。にしてもこの回、カメラが常に動いてるな…。と思ったが各シーンで伝えるべき内容の種類によって、カメラを止める・動かす等が違っているような気もしたけどそれは気のせいかもしれない。…空間の広さを伝えるためのPANや移動速度を伝えるためのfollowの他に、一枚画を長く見せた際の違和感を減らすためのPANもあったりするんだろうなとかそんな素人臭い勝手な妄想をしながら(以下略。

変な鑑賞の仕方をしてる気がする。>自分。

以上です。

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