mieki256's diary



2007/01/02(火) [n年前の日記]

#1 [anime] 涼宮ハルヒの憂鬱アニメ版を何話か見た

弟がDVDを持ってきていたので見せてもらった。本筋とも言うべき話数分は一通り鑑賞。

素晴らしい。こりゃ人気が出るわけだなと。

もっとも、TV放映時の1話 = DVDでのエピソード0 ―― 自主制作映画のダメなところを忠実にアニメで再現した話 ―― を見たときには不安になったけど。全て意図的にやっているのは判るけど、寒い。いや、寒さがオチに繋がるので成功してると言えるのだけど、見ていてとても複雑な気分になった。弟曰く、一種のフィルタリングになってるのではないかとの話で。なるほど、「この1話についてこれない人は、これ以上見ないほうがいいですよ。この後の作りも到底面白いとは思えないだろうから」的、スタッフの所信表明でもあったのだろうか…。

人物が手前に近づくと一瞬ピントがぼけて元に戻ったり等々、異様な作りこみ(?)に感心。どこかのブログ記事で書かれていたけど、たしかにこれは制作会社の技術発表会的作品なのかもしれないなと。

TV放映時、各話の放映順がフツーではなかったという話を聞いてかなり驚いた。視聴者が混乱するような構成をあえて行い、しかも成功するとは。…なんとなく、「ブギーポップは笑わない」アニメ版の構成を思い浮かべたり。アレは成功したのかどうか判らないんだけど。

キョンとやらがひたすらナレーション? モノローグ?を披露するあたりにも驚いた。スレイヤーズアニメ版の第1期でやろうとして失敗(?)して極普通の作りになった、という前例を思い出したりもして。スレイヤーズがダメで、ハルヒが上手くいった理由は何だろうな…。トラブルを起こすキャラ自身が語るのではなく、傍観者に徹してるキャラが語るところがポイントなのだろうか。…弟は、語る内容がほとんどツッコミになってるあたりがポイントじゃないかと言っていたけど。たしかにそれもありそうな。

それにしても、こんな凄い作品が作られてる時期に、MUSASHIのような作品も作られていたことを思うと…。なんだか複雑な気分。

以上です。

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