2003/10/31(金) [n年前の日記]
#3 _身の回りのDQNの例 - 電車のプラットホーム
だよなぁ…。固定・埋め込みができれば言う事無しだけど、その場にポンと置くだけでもある程度目的は果たせそうだし。ミリ波とやらで検知するぐらいなら、柵が倒れた事を検知しても同じだろうし。危険な領域を認識しやすい効果も期待できそう。「白線の内側まで〜」なんてアナウンスしなくて済むし。
_(from 圏外からのひとこと)
◎ 利用者が優秀すぎる? :
あのような混雑状態・デンジャラスな場所で、転落しないよう意識・実行できてしまう人間が大半という状況が、対策を打たずに放置しててもそれほど文句を言われないそもそもの原因なのだろうか。工業製品の製造過程などでも見られるらしいけど、日本人は全般的にDQNシステムを人間各個体の優秀さでもってどうにか運用してしまう(らしい)ので、結果、システムが抱えている問題点を意識することもなく、致命的被害・具体的損害が発生するまで問題はいつまでも放置され続けるのです。嘘。
◎ 設計当時に想定していた利用状況からして違うのだろうな :
オイラの住んでるところは田舎なので、ホームが人で埋め尽くされることはほとんどなく、転落事故なんて意識してやらない限りあり得ない感じなのだけど。
*1
おそらく駅のホームってその程度の利用者数を前提に設計されてたのだろうな。それが都市圏ではかなり混雑する状況へと変化して問題が…などと思ったらそのあたりは
_既に述べられていた
わけで、なるほどたしかに、みたいな。ていうか「コンサルがよく口にする『ゼロベース』」とはなんぞや。…
_ふむふむ。
_なるほど。
◎ 非対策=コスト増の関係さえできてしまえば :
_「前例を踏襲することに余分なコストがかかるようにしないと、たいていのものは環境が変わってもDQNのまま継続してしまう」
…事を考えると、転落事故が起きる度に鉄道会社が遺族にかなりの金額を払うような法律でも作ればDQNが解消されたりしないかなと。現在どれだけの人が転落事故の被害にあってるかを調査すれば法律施行後も何ら対策を打たない事で鉄道会社が被る経済的損失が算出できるし、具体的な数字さえ出てきてしまえば、対策を打つ事でどれだけ「コスト減」が見込めるか、○年で対策費用の元が取れるか、という話にもなっていきそうな。なんちてぽっくん。
*1: 高齢者が多くなってくればどうなるか判らないけど。しかしそもそもホームと電車の乗降口はかなりの段差。(<たしかそのはず)。高齢者は電車を利用したくても利用できないかも。
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以上です。
「ポートピア’81」なる博覧会が開かれて、オイラ行ったのですが、
http://homepage1.nifty.com/im/r3/p62/
そこで登場した「ポートライナー」なる無人運転のモノレールは、
ホームが完全に個室と化してて列車が到着すると、列車側とホーム側の扉が
リンクして開くシステムでした。ホーム転倒どころか、完全に個室ですから
雨風にもさらされず快適。未来はこうなると頑なに信じていましたが、
何で普及しなかったんですかねぇ。やっぱ建設コストか?
http://www.sun-tama.net/news/files/1981/06.htm
でも、関西にUFJが出来た影響で、今年の3月でポートピア遊園地は閉園しちゃうんだけどね。
http://www.mainichi.co.jp/life/travel/news/0204/10-1.html
懐かしい…。会社の新人研修で通ってた時期がありますですよ。
(当時は本社が建ってたんですが、しかし阪神大震災で一階が大変な事に…)
>ポートライナー
あー、そういえば。そんな感じだったようなおぼろげな記憶が。
田舎から出てきたオイラは単純に「うわ、スゲー。未来の乗り物だー」と
思ったんですが、でもポートライナー自体は、周囲には評判悪くて、
「猿に運転させたほうがまだマシだ」と揶揄されてたっけ…。
関西人の感覚からすると、速度が遅かったのが耐えがたいらしく。
しかしホームの安全面については、明らかに次世代の品質ですな。
…今も同じ状況なんだろうか。
震災後の復旧作業時、コストダウンで削られてなきゃいいけど。
>ポートピア遊園地、閉園
阪神大震災後も営業してた事に驚きだったり。
てっきりあの時に使えなくなったのかと思ってた…。
また地震が来たら液状化現象とか起きそうだし。
…もっともそのへん対策は打ってたりするのだろうけど。
でないと安心して使えない・暮らせないだろうしなぁ…。
段差や隙間も少ないから安全性は高いし、ホームも密閉空間だから空調や
冷暖房も効くし人にやさしくて良さげ。
つーか、単純に「ホームの段差が危険」というなら、ホームそのものを無くす
という発想はどうか。路面電車のように地べた走るの。これなら転落の
危険性なぞ皆無。列車が来ない時は、隣のホームまで一々階段
上り下りしなくて済む。
それだ! …いや、おそらく、路面に全ての線路を埋め込むコストを考えると、
まだホームを作るほうがコスト減に繋がるのでしょうな。
しかし、昔の西部劇に出てくるような鉄道では、ホームはありませんな…
電車が一段高くなってて、乗り降りするのに階段を使ったり、みたいな。
階段の上り下りがツライ故にホームというものが出来たんだろうか。
コストを切り詰める事を考えると、そもそもホームを作らない方が
安上がりだろうけど、コストと利便性のバランスをとった結果が
現在のホームの高さ、ということなのかなぁ…
これで乗り心地向上するわ、バスとちがって排煙出なくてクリーンだわ、、、、、、ってそれ、トロリーバスじゃん!
http://www22.ocn.ne.jp/~autumn/y_toro1.html
そんなものがあったとは。しかし何の為にわざわざバスに電力供給を…
って「排煙が出ない」と書いてありましたな(爆)
なるほど。都市圏で喜ばれそうなシステムだな…。
ゴムタイヤを使った電車、というのはメリットありそうなイメージがありますな。
しかし普及しないのは何故だろう。何が問題なのか。
トロリーバスは車両コストと電気関係設備維持コストが問題だったようですが…
であれば将来、自動車関係も全て電気で走るような時代になれば、
自家発電・ゴムタイヤによる電車が走るようになったりして。
レールを引くコストも、電気関係設備のコストもかからないわけだし。
スペースコロニーの中でそういう電車が走ってたりすると、
絵的にはちょっと面白そう。
コロニーの地面は薄いらしいからレールよりタイヤのほうが
地面に与えるダメージも少なくて良いかもしれず <そうなのか?
当時はモータリゼーション前でしたから、大量輸送は船と鉄道しかなかったから、
内陸の大都市間は電車で、都市内は路面電車で、都市周辺部はトロリーバスで
それぞれ公共交通として守備範囲を分担してたようです。当時は自動車技術も
黎明期ですから大型エンジンの信頼性が低くかったり高価だったりで、
技術的にも資金的にも、多数のバスを使った大量輸送は難しかったみたい。
だから当時の状況だと、エンジンやミッションや燃料タンクを積まず、
モーターだけにして、運行路を路面電車と同じく架線で引いておいて、
その中を複数のトロリーバス運行させた方が、無難だったみたい。
>ゴムタイヤの普及
ゴムタイヤが悪かった訳ではなく、レール&車輪のが大量輸送の点で
メリットあっただけでは。鉄道ならハンドル要らないし、加速と減速するだけ。
>自家発電・ゴムタイヤによる電車が走るようになったりして。
燃料電池バスならすでに東京で一台走ってるし、
http://www.auto-g.jp/news/200308/21/topics01/
路面電車の燃料電池 or 蓄電池による無架線化は研究されてるよ。
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20030820AT1G2002720082003.html
http://www.urban.ne.jp/home/yaman/news43.htm
http://www.urban.ne.jp/home/yaman/news33.htm#condenser
>スペースコロニー
島型コロニーだと、中心部は無重力状態だから、ドクター中松の
ジャンピングシューズを履いて上手いことジャンプ出来れば、何処にでも
一瞬でいけそう。個人的には、コロニーよりも宇宙船内の無重力状態の通路を
両側に備え付けられたベルトに軽く手を乗せ、スーと移動してるシーンが
画期的だなと。
なるほど。そういう時代の乗り物だったのですか。
…ついつい自分達は、各種技術がそこそこ成熟した状態で
物事を考えてしまいがちだなと今更ながら気づいた次第。
>燃料電池バスが走行中
なんと! 既に実現(実験中)だったとは!
ていうかつい先頃に始まったばかりなのか。
素晴らしい…未来はすぐそこまで来ている…
>路面電車の燃料電池 or 蓄電池による無架線化
これも興味深い話であります。しかし、
「都市景観の向上」「全国で消えつつある路面電車の生き残りにつながる」
ぐらいしかメリットが無いのはちょっと弱い気もするなぁ…
便利にする為の新技術導入ではなく、資産を残す為の新技術導入か…。
>スペースコロニーではドクター中松大活躍
ワハハ。ていうか中心部まで飛んでいけるジャンピングシューズって怖い。
コロニー内で利用禁止になりそうな予感。
しかし中心部を利用して移動をショートカットする手法は使えそうですな。
おそらく通路=柱が真中に走る事になるから、
コロニー全体の強度維持にも繋がるのだろうし。
>ベルトで移動
アレって最初に考えたのは誰なんだろう。秀逸なアイデアですな。
何かのSF小説・SF映画で出てきていたのだろうか…。