mieki256's diary



2003/09/25(木) [n年前の日記]

#2 [pc][web] マウスジェスチャはコマンドを視覚的に判り易く表現すべき

_RadialContext という拡張機能を試してみて感心。ボタンを押すとマウスカーソルの周辺にコマンドが出てきて判り易い。ただ、 …あたりがどうも。それら条件が満たされれば常用したいのですが。惜しい。

マウスカーソルの周辺に、「現在選択可能なコマンド」を表示する方法は、 _LogicoolのWeb Wheel機能_A4TECH のマウスドライバで見た記憶があるのですが。RadialContext はそれらと一線を画してるなと。

Web WheelもA4TECHのドライバ機能も、つまるところ、コンテキストメニューの表示形態を変えただけの話で。「非常に小さくて狭苦しい領域(ボタン)」に、ユーザがマウスカーソルを、「非常に緻密なマウス移動で御丁寧にも載せてあげた」状態でクリックしなければならない。その事自体、相変わらずユーザにストレスを与えてしまう。 *1

それに対し、「領域」ではなく「方向」でコマンドを判別する RadialContext の方が、大雑把に操作できる分ストレスは少ないわけで。さらに、コマンドを判別すると、その後に選べるコマンドが増えていくので、結果的にかなりの数のコマンドを割り振る事も可能なわけで。…とはいっても、ここまでのメリットはマウスジェスチャと同様なわけですが。マウスジェスチャと違うのは、「現在判別されたコマンド」が「ユーザがそれら操作の瞬間」に「最も注視してるであろうマウスカーソル」の周辺に絶えず表示されているところ。これによって、コマンドの誤入力が圧倒的に少なくなるであろう事が容易に想像できます。 *2 *3

ていうか、マウスジェスチャと、新し目のメニュー表示形態の、いいとこどりなだけと言えなくもないですが(爆) しかし将来的には、この仕様がマウスジェスチャの標準仕様になりそうな気も。圧倒的に判り易さが違いますわ。こういった仕様なら、PC初心者にもマウスジェスチャを薦めることができそう。これなら誰でも使えるはず。
*1: とはいえ、マウスの移動距離が少なく済むメリットはあるけど。しかしそれは、既にコンテキストメニューで、ある程度実現できてるし。
*2: 「誤入力なんかフツーしないだろ」と思われそうですが、自分が _ Mozilla 1.4 のマウスジェスチャ を使ったりすると、かなりの頻度で実際に誤入力をしてしまうのですよ。なので、「現在何のコマンドが判別されてるか」の表示は、かなり重要ポイントだったり。ステータスバーの左下に表示されてたのでは、ステータスバーへの視線変更が頻繁に行われるのでツライですし、画面上にマウスカーソルの軌跡を描く設定にしてみたところで、描いた軌跡の形状とコマンド判別が一致しない場面もしばしばなので軌跡の形状は頼りにならずで。それにしても、Sleipnir 利用時に比べると Mozilla 上のソレは、圧倒的に誤入力の頻度が多いのは何故なのだろう。
*3: マウスカーソル周辺の背景が隠れてしまうデメリットはありそう。とはいえそれは、半透明表示云々でどうとでもなりそうな気も。

以上です。

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