mieki256's diary



2024/09/25(水) [n年前の日記]

#1 [cg_tools] Stability Matrixを試用

ローカル環境で動かせる画像生成AIツールは、Stable Diffusion web UI、Stable Diffusion web UI Forge、Fooocus等、色々あるけれど。それぞれインストールがちょっと面倒だったり、同じモデルデータファイルを各ツールのインストール場所にそれぞれ別々に入れることになって、ストレージ容量を圧迫したりしてちょっとよろしくない。

そのあたりをイイ感じに ―― 1クリックでツールを選んでインストールしたり、モデルデータを1ヶ所に入れて各ツールからアクセスできるようにしてくれる、Stability Matrix というツールがあるらしいので試用してみた。

_Releases - LykosAI/StabilityMatrix

環境は、Windows10 x64 22H2。CPU : AMD Ryzen 5 5600X、GPU : Geforce GTX 1060 6GB、RAM : 16GB。

インストール :

以下のページから、StabilityMatrix-win-x64.zip を入手。バージョンは 2.12.0 だった。

_Releases - LykosAI/StabilityMatrix

解凍すると、StabilityMatrix.exe という実行ファイルが入ってる。これを任意のフォルダに置いて実行。今回は、X:\aiwork\StabilityMatrix\ に入れてみた。

画像生成AIが利用できる環境か調べてくれて、大丈夫そうなら先に進む。インストール場所を指定するけれど、今回はポータブルにチェックを入れて、StabilityMatrix.exe が置いてある場所にインストールすることにした。Data/ というフォルダが作成されて、その中に、各ツールやモデルデータが入るらしい。

とりあえず、Stable Diffusion web UI A1111 と Stable Diffusion web UI Forge lllyasviel版 を一つずつインストールしてみた。reForeg版と言うのもあるらしいけれど…。これは何だろう…。

ひたすら待てば、インストールされる。

項目について :

左のほうにアイコンが並んでいる。
  • パッケージ : 各ツールを選んで起動できる。
  • Inference : 謎
  • Checkpoint Manager : モデルデータを管理する。インストールしたモデルデータ群を確認できる。
  • Model Browser : ネット経由でモデルデータをダウンロードできる。
  • アウトプットブラウザ : 生成された画像の一覧が表示される。
  • ワークフロー : 謎

ツールを新たにインストールしたい時は、パッケージを選んで、下のほうにある「パッケージの追加」を選べばいいらしい。

モデルデータ(.safetensors, .ckpt等)は、Stability Matrixインストールフォルダ\Data\Models\ の中の、StableDiffusion\ その他に入れていけばいいのかな。たぶん。

拡張機能のインストールでハマった :

Stable Diffusion web UI をインストール後、拡張機能をインストールしていったのだけど、モジュールが見つからない等のエラーが出てちょっと困った。

ControlNet (sd-webui-controlnet) をインストールしようとしたら、controlnet_aux が無いと言われる。ググった感じでは、pip install controlnet_aux でインストールすればいいらしいけど…。

_Error loading script: controlnet.py - Issue #2883 - TheLastBen/fast-stable-diffusion
_Stable Diffusion の環境構築でつまった話(2024/07/21時点)|冷水

Packages\Stable Diffusion WebUI\venv\ 以下に Stable Diffusion web UI を動かすための Python仮想環境が入っているので、その仮想環境内で件のモジュールをインストールした。
  1. DOS窓を開く。
  2. Packages\Stable Diffusion WebUI\ をカレントディレクトリにする。
  3. venv\Scripts\activate を実行。
  4. python -m pip install controlnet_aux でインストール。
  5. deactivate と打って仮想環境から抜ける。

sd-webui-depth-lib をインストールした時にも、basicsr が足りないと言われた。これも、上記と同じ流れでインストール。

_sd-webui-depth-libを入れたらエラー【解決】 - へなろぐ。
_[Bug]: Issue with installation Stable-Diffusion - basicsr - Issue #13113 - AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui

以下のオプションをつけてインストールしないと、インストールが成功しなかった。
python -m pip install basicsr --use-pep517

tritonモジュールが無い、と表示されているけれど…。

_No module named 'triton' - としあきdiffusion Wiki*

Windowsの場合は無視していいらしい。

Fooocus系がインストールできない :

Fooocus や Fooocus-MRE もインストールしようとしたのだけど、エラーが出てインストールできなかった…。

2024/09/29追記。 :


以上、1 日分です。

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