2023/02/27(月) [n年前の日記]
#2 [linux] swapパーティションを設定
ふとなんとなく、Gateway M-2408j + Linux Mint 21.1上で、swap のサイズを増やしたいなと思い立ってしまって。
GParted live を使って swapパーティションのサイズを 1.7GBから4GBに増やしてから、linux swap としてフォーマットをかけたところ、Linux Mint 21.1 が起動する際に swapパーティションを見つけられず、起動が随分と待たされる状態になってしまった。やっちまった。
以下を参考にして修復作業。
_Linux | SWAP領域の確認と作成 - わくわくBank
_/etc/fstabのデバイス名が変化し起動失敗した時の対処法【UUIDで解決!】|株式会社ネットアシスト
以下でswapの状態を確認できる。実行してみたら何も出てこなかったので、swapが有効になってない状態なのだろう…。
swap領域を作成。今回 swapとして使いたいパーティションは /dev/sda6。
swapとして指定。
ところで、mkswap を使った時に出てきたUUIDとはなんぞや。
_UUIDとは|「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典
_UUID - Wikipedia
_UUID
ユニークなIDをHDDのパーティションにつけることで今後の管理を楽にしよう、ということなのかな。たぶん。
blkid というコマンドを使って、UUID を確認できる。
今回は以下のような構成だから…。Linux swap の UUID は、"1e053734-5db9-46ee-b790-93fd19d29eca" ということらしい。
/etc/fstab を修正してswapを永続化してみる。おそらく、/etc/fstab 内で今まで指定してたUUIDと、今現在のUUIDが違ってしまったので、swapパーティションを見つけられない状態になったのだろう…。
ただ、巷の解説記事を眺めた感じでは…。昨今は linux swap のパーティションを作らずに、swapファイルを作ってどうにかする場合が多そうに見えた。わざわざswap用のパーティションを作るのは時代遅れなのだろうか?
GParted live を使って swapパーティションのサイズを 1.7GBから4GBに増やしてから、linux swap としてフォーマットをかけたところ、Linux Mint 21.1 が起動する際に swapパーティションを見つけられず、起動が随分と待たされる状態になってしまった。やっちまった。
以下を参考にして修復作業。
_Linux | SWAP領域の確認と作成 - わくわくBank
_/etc/fstabのデバイス名が変化し起動失敗した時の対処法【UUIDで解決!】|株式会社ネットアシスト
以下でswapの状態を確認できる。実行してみたら何も出てこなかったので、swapが有効になってない状態なのだろう…。
sudo swapon -s
swap領域を作成。今回 swapとして使いたいパーティションは /dev/sda6。
$ sudo mkswap /dev/sda6 mkswap: /dev/sda6: 警告: 古い swap 署名を消去しています。 スワップ空間バージョン 1 を設定します。サイズ = 4.1 GiB (4399820800 バイト) ラベルはありません, UUID=1e053734-5db9-46ee-b790-93fd19d29eca
swapとして指定。
$ sudo swapon /dev/sda6 $ sudo swapon -s Filename Type Size Used Priority /dev/sda6 partition 4296700 0 -2swapが有効になった。
ところで、mkswap を使った時に出てきたUUIDとはなんぞや。
_UUIDとは|「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典
_UUID - Wikipedia
_UUID
ユニークなIDをHDDのパーティションにつけることで今後の管理を楽にしよう、ということなのかな。たぶん。
blkid というコマンドを使って、UUID を確認できる。
$ sudo blkid /dev/sda2: LABEL="Partition_1" BLOCK_SIZE="512" UUID="3CF00E26F00DE74C" TYPE="ntfs" PARTUUID="2bab359d-02" /dev/sda5: UUID="55c2b3ae-1716-4184-b19c-05a1f97c36fc" BLOCK_SIZE="4096" TYPE="ext4" PARTUUID="2bab359d-05" /dev/sda1: LABEL="Recovery" BLOCK_SIZE="512" UUID="4252930E529305B7" TYPE="ntfs" PARTUUID="2bab359d-01" /dev/sda6: UUID="1e053734-5db9-46ee-b790-93fd19d29eca" TYPE="swap" PARTUUID="2bab359d-06"
今回は以下のような構成だから…。Linux swap の UUID は、"1e053734-5db9-46ee-b790-93fd19d29eca" ということらしい。
- dev/sda2 : Windows Vista
- dev/sda5 : Linux Mint (/)
- dev/sda1 : Windows Vista 用データドライブ相当
- dev/sda6 : Linux swap
/etc/fstab を修正してswapを永続化してみる。おそらく、/etc/fstab 内で今まで指定してたUUIDと、今現在のUUIDが違ってしまったので、swapパーティションを見つけられない状態になったのだろう…。
sudo vi /etc/fstab
# swap was on /dev/sda6 during installation UUID=1e053734-5db9-46ee-b790-93fd19d29eca none swap sw 0 0
ただ、巷の解説記事を眺めた感じでは…。昨今は linux swap のパーティションを作らずに、swapファイルを作ってどうにかする場合が多そうに見えた。わざわざswap用のパーティションを作るのは時代遅れなのだろうか?
◎ まだ時間がかかる。 :
Linux Mint 21.1 起動時に、swapパーティションを見つけてくれるようになったけど、まだ何かをチェックするところで時間がかかる。"scanning for btrfs file systems" と表示されたところで、十数秒待たされてしまう。
_[SOLVED] Very Slow boot time on Mint-19.3
_ubuntu - How to get rid of the “scanning for btrfs file systems” at start-up? - Unix & Linux Stack Exchange
_resume - Swap: From partition to file, now get "no matching swap device is available" - Ask Ubuntu
_Ubuntu18.04でハイバネート(休止状態)ができない
上記のやり取りで、「btrfs はそもそも使ってない環境が多いだろうからアンインストールしてみたらどうか」という話があったので試してみる。
update-initramfs とやらを実行した際に、警告が表示されていることに気づいた。ひょっとして、RESUMEとやらの指定で、古いswapパーティションのUUIDが記述されたままなのでは…? そこも修正しないといかんのではないか。
変更してから、再度 sudo update-initramfs -ukall を実行。警告が出てこない状態になった。この状態で再起動をかけたら、起動時に待たされる症状は無くなった。
おそらく、btrfs云々は関係なくて、initramfs云々で存在しないUUIDが指定されてたのが問題だった気がしてきた。
_[SOLVED] Very Slow boot time on Mint-19.3
_ubuntu - How to get rid of the “scanning for btrfs file systems” at start-up? - Unix & Linux Stack Exchange
_resume - Swap: From partition to file, now get "no matching swap device is available" - Ask Ubuntu
_Ubuntu18.04でハイバネート(休止状態)ができない
上記のやり取りで、「btrfs はそもそも使ってない環境が多いだろうからアンインストールしてみたらどうか」という話があったので試してみる。
sudo apt purge btrfs-tools btrfs-progs sudo update-initramfs -ukallちなみに、上記を実行したら、Linux Mint に標準でインストールされているバックアップツール、timeshift もアンインストールされた。
$ sudo update-initramfs -ukall update-initramfs: Generating /boot/initrd.img-5.15.0-60-generic W: initramfs-tools configuration sets RESUME=UUID=8f8f3f59-dd26-4779-b96a-2d6d75a3d620 W: but no matching swap device is available. I: The initramfs will attempt to resume from /dev/sda6 I: (UUID=1e053734-5db9-46ee-b790-93fd19d29eca) I: Set the RESUME variable to override this. ...
update-initramfs とやらを実行した際に、警告が表示されていることに気づいた。ひょっとして、RESUMEとやらの指定で、古いswapパーティションのUUIDが記述されたままなのでは…? そこも修正しないといかんのではないか。
sudo vi /etc/initramfs-tools/conf.d/resume
RESUME=UUID=1e053734-5db9-46ee-b790-93fd19d29eca
変更してから、再度 sudo update-initramfs -ukall を実行。警告が出てこない状態になった。この状態で再起動をかけたら、起動時に待たされる症状は無くなった。
おそらく、btrfs云々は関係なくて、initramfs云々で存在しないUUIDが指定されてたのが問題だった気がしてきた。
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以上です。