2023/02/20(月) [n年前の日記]
#1 [linux] SliTazを試用してみようとして挫折
Linuxの各ディストリビューション(以降ディストリと記述)について色々な記事を眺めているうちに、SliTaz というディストリに興味が湧いた。数十MBのisoで動いてしまう Linux らしい。
_SliTaz GNU/Linux (ja)
_Slitaz - Wikipedia
試しに VMware Player 上で動かしてみようと思い立ったのだけど…。これが上手くいかない。
環境は以下。
_SliTaz GNU/Linux (ja)
_Slitaz - Wikipedia
試しに VMware Player 上で動かしてみようと思い立ったのだけど…。これが上手くいかない。
環境は以下。
- Windows10 x64 22H2
- VMware Workstation Player 17.0.1 build-21139696
- CPU : AMD Ryzen 5 5600X
◎ 起動するかテスト :
公式サイトから slitaz-rolling.iso を入手。SliTaz 5.0 から、毎週その時点の iso がリリースされる状態になっているらしい。
VMware上で仮想PCを新規作成。メモリサイズは256MB。OSの種類は、その他のLinux、Kernel 3.x を選んだ。ちなみに、SliTaz 4.0 までは Kernel 2.6 だったけど、5.0 からは Kernel 3.x になっているらしい。
VMware上で仮想PCを新規作成。メモリサイズは256MB。OSの種類は、その他のLinux、Kernel 3.x を選んだ。ちなみに、SliTaz 4.0 までは Kernel 2.6 だったけど、5.0 からは Kernel 3.x になっているらしい。
◎ メモリが足りない :
SliTazの起動途中でカーネルパニックが起きてしまう…。
"end Kernel panic - not syncing: Out of memort and no killable processes..." と表示されて止まってしまう。
色々試したら、メモリ設定が 256MB や 512MB では件のエラーが出てしまって、1024MB(1GB)なら起動できる模様。どうやら、SliTaz というディストリは、デフォルト状態では1GB以上のメモリを要求するらしいなと…。
ただ、起動時にオプション指定でメモリ容量を制限することもできる、という情報もどこかで見かけた。ブックマークするのを忘れてしまって、その情報に辿り着けないけど…。
"end Kernel panic - not syncing: Out of memort and no killable processes..." と表示されて止まってしまう。
色々試したら、メモリ設定が 256MB や 512MB では件のエラーが出てしまって、1024MB(1GB)なら起動できる模様。どうやら、SliTaz というディストリは、デフォルト状態では1GB以上のメモリを要求するらしいなと…。
ただ、起動時にオプション指定でメモリ容量を制限することもできる、という情報もどこかで見かけた。ブックマークするのを忘れてしまって、その情報に辿り着けないけど…。
◎ デスクトップが表示されない :
メモリ設定を1GBにしたことで先に進むようになったけど、デスクトップ画面が表示されない…。CUIの画面になってしまう…。
ユーザ名とパスワードが分からなかったけれど、ひょっとしたらと、ユーザ名とパスワードの両方に「root」と打ち込んでみたら一応ログインできた。
この手のソレは、たしか startx と打ち込むとデスクトップが表示されるはず…。
「no screen found」と言われちゃって、デスクトップが出てこないな…。
ということで、isoのサイズが圧倒的に小さいだけあって、何もかも自動認識して動いてくれるわけではなさそうだなと…。
SliTaz 4.0 を VMware上で動かしている事例は見かけたけれど、SliTaz 5.0 は厳しいようだなと。また、VMware ではなくて、VirtualBox で SliTaz を動かしてる事例も見かけた。VirtualBox で試すべきだったかな…。
ユーザ名とパスワードが分からなかったけれど、ひょっとしたらと、ユーザ名とパスワードの両方に「root」と打ち込んでみたら一応ログインできた。
この手のソレは、たしか startx と打ち込むとデスクトップが表示されるはず…。
「no screen found」と言われちゃって、デスクトップが出てこないな…。
ということで、isoのサイズが圧倒的に小さいだけあって、何もかも自動認識して動いてくれるわけではなさそうだなと…。
SliTaz 4.0 を VMware上で動かしている事例は見かけたけれど、SliTaz 5.0 は厳しいようだなと。また、VMware ではなくて、VirtualBox で SliTaz を動かしてる事例も見かけた。VirtualBox で試すべきだったかな…。
◎ 余談。ディストリのisoを少し整理した :
外付けHDDに残してあった色々な Linuxディストリのisoについて、現状どうなってるのか、最新版の iso があるのか調べていたのだけど。
Ubuntuをベースとして作られているディストリは、どれも32bit版を切り捨てて64bit版のみ提供する状態になっていて…。Ubuntuが32bit版を提供しない方針になったから当たり前だけど。
ということで、Ubuntuベースのディストリのisoは全部削除することにした。手元には64bit非対応CPU(大昔の Intel Atom等)が載ってるPCが多少あるので、軽量ディストリを謳いつつも、しかし32bit版が提供されてないのは困るわけで…。
そんなわけで、以下のディストリは今後はスルーすることにしていきたいなと。
ただ、Basix については、Debianベースで構築した Basix DE という版があって、そちらなら32bit版も提供されていた。また、KLUE も、元々 Kona Linux という Debianベースのディストリから派生していて、元になった Kona Linux なら 32bit版があるらしい。
Ubuntuをベースとして作られているディストリは、どれも32bit版を切り捨てて64bit版のみ提供する状態になっていて…。Ubuntuが32bit版を提供しない方針になったから当たり前だけど。
ということで、Ubuntuベースのディストリのisoは全部削除することにした。手元には64bit非対応CPU(大昔の Intel Atom等)が載ってるPCが多少あるので、軽量ディストリを謳いつつも、しかし32bit版が提供されてないのは困るわけで…。
そんなわけで、以下のディストリは今後はスルーすることにしていきたいなと。
- Basix
- KLUE
- wattOS
ただ、Basix については、Debianベースで構築した Basix DE という版があって、そちらなら32bit版も提供されていた。また、KLUE も、元々 Kona Linux という Debianベースのディストリから派生していて、元になった Kona Linux なら 32bit版があるらしい。
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