2021/05/01(土) [n年前の日記]
#2 [basic] sdlBasicを試用
Ubuntu Linux 20.04 LTS のパッケージ一覧を眺めていたら sdlbasic というパッケージが目に入った。気になったので試用してみる。
_SdlBasic - Wikipedia
_sdlBasic
_第408回 Ubuntuで現代芸術を体感する:Ubuntu Weekly Recipe|gihyo.jp … 技術評論社
aptでインストール可能。
sdlBasic で起動する。sdlbasic では起動しない。「B」が大文字な点に注意。
sdlBasic を起動すると、エディタ部分やツールバーが含まれているウインドウが開いて、ソースを打ち込める。
F5キーで、打ち込んだソースを実行できる。
sdlBrt も一緒にインストールされる。これはランタイムらしい。
sdlBrt hoge.sdlbas でも実行できる。
バージョンを確認。
バージョンが 20070714 と、かなり古いのが気になる…。2012年版が存在するはずなのだけど、Ubuntu (Debian)のパッケージは古いまま更新されてないのかもしれない。
_sdlBasic - Browse /binary at SourceForge.net
_Debian -- buster の sdlbasic パッケージに関する詳細
ひとまず、以下のソースを rectangle.sdlbas として保存して、実行してみた。
_reactangle.sdlbas
以下で実行。
_SdlBasic - Wikipedia
_sdlBasic
_第408回 Ubuntuで現代芸術を体感する:Ubuntu Weekly Recipe|gihyo.jp … 技術評論社
aptでインストール可能。
sudo apt install sdlbasic
sdlBasic で起動する。sdlbasic では起動しない。「B」が大文字な点に注意。
$ which sdlBasic /usr/bin/sdlBasic
sdlBasic を起動すると、エディタ部分やツールバーが含まれているウインドウが開いて、ソースを打ち込める。
F5キーで、打ち込んだソースを実行できる。
sdlBrt も一緒にインストールされる。これはランタイムらしい。
$ which sdlBrt /usr/bin/sdlBrt
sdlBrt hoge.sdlbas でも実行できる。
バージョンを確認。
$ sdlBrt --version sdlBasic runtime(sdlBrt) release 20070714
バージョンが 20070714 と、かなり古いのが気になる…。2012年版が存在するはずなのだけど、Ubuntu (Debian)のパッケージは古いまま更新されてないのかもしれない。
_sdlBasic - Browse /binary at SourceForge.net
_Debian -- buster の sdlbasic パッケージに関する詳細
ひとまず、以下のソースを rectangle.sdlbas として保存して、実行してみた。
_reactangle.sdlbas
width = 512 height = 512 shades = 128 setdisplay(width, height, 32, 1) paper(rgb(0, 0, 0)) cls setautoback(25) randomize() for i=1 to shades r = rnd(255) g = rnd(255) b = rnd(255) ink(rgb(r, g, b)) w = rnd(width / 4) h = rnd(height / 4) x = rnd(width - w) y = rnd(height - h) rectangle(x, y, w, h, 0) next waitkey(k_escape)
以下で実行。
sdlBrt rectangle.sdlbas or sdlBasic rectangle.sdlbasウインドウが開いて、四角を描画できた。
◎ Windows版も試用。 :
Windows10 x64 20H2上でもインストールしてみた。
_sdlBasic - Browse /binary/2012 at SourceForge.net
sdlBasic-setup.exe と sdlBrt-setup.exe をDLして実行すれば、C:\Program Files (x86)\sdlbasic\ にインストールされる模様。
あるいは sdlBasic-win32-2012-12-15.zip と sdlBrt-win32-2012-12-15.zip を解凍して、任意の場所に置くことでも使えるようになるのかもしれない。
_sdlBasic - Browse /binary/2012 at SourceForge.net
sdlBasic-setup.exe と sdlBrt-setup.exe をDLして実行すれば、C:\Program Files (x86)\sdlbasic\ にインストールされる模様。
あるいは sdlBasic-win32-2012-12-15.zip と sdlBrt-win32-2012-12-15.zip を解凍して、任意の場所に置くことでも使えるようになるのかもしれない。
◎ フォントが汚い。 :
sdlBasic のエディタ画面の、フォントが汚い…。
エディタの基本部分に SciTE を使ってるっぽいので、SciTE の設定が流用できるかと思ったけれど、試してみたら文字描画がめちゃくちゃになった…。
一応、Options → Open User Options File で、以下を記述してみたけど。
更に、Ubuntu版の sdlBasic は、結構な頻度で、終了時に Segmentation fault (コアダンプ) が出力されている模様。
まあ、他のエディタでソースを書いて、sdlBrt hoge.sdlbas で実行しても済みそうではあるけど…。
さておき。この sdlBasic、2012年頃で開発が止まってるようでもあるし、更に Ubuntu版(Debian版)パッケージに至っては 2007年版が配布されてるし、まあ、とにかく古い…。あえて今から使う環境ではなさそうな印象を受けた。もっともソレを言ったら、BASIC言語からしてアレだけど…。
エディタの基本部分に SciTE を使ってるっぽいので、SciTE の設定が流用できるかと思ったけれど、試してみたら文字描画がめちゃくちゃになった…。
一応、Options → Open User Options File で、以下を記述してみたけど。
position.left=16 position.right=0 position.width=800 position.height=800 font.monospace=font:Inconsolata,size:18 font.base=$(font.monospace) font.small=$(font.monospace) font.comment=$(font.monospace) font.code.comment.box=$(font.monospace) font.code.comment.line=$(font.monospace) font.code.comment.doc=$(font.monospace) font.text=$(font.monospace) font.text.comment=$(font.monospace) font.embedded.base=$(font.monospace) font.embedded.comment=$(font.monospace) font.vbs=$(font.monospace) font.js=$(font.monospace) font.string.literal=$(font.monospace)文字サイズは変わるけど、フォント種類が反映されてる気配が無い…。
更に、Ubuntu版の sdlBasic は、結構な頻度で、終了時に Segmentation fault (コアダンプ) が出力されている模様。
まあ、他のエディタでソースを書いて、sdlBrt hoge.sdlbas で実行しても済みそうではあるけど…。
さておき。この sdlBasic、2012年頃で開発が止まってるようでもあるし、更に Ubuntu版(Debian版)パッケージに至っては 2007年版が配布されてるし、まあ、とにかく古い…。あえて今から使う環境ではなさそうな印象を受けた。もっともソレを言ったら、BASIC言語からしてアレだけど…。
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以上です。