mieki256's diary



2021/04/28(水) [n年前の日記]

#1 [windows] サクラエディタのカーソル移動が速過ぎる

Windows10 x64 20H2上で、サクラエディタ 2.4.1.2849 32bit (tag v2.4.1) を使って様子見しているのだけど。どうもカーソルの移動速度が速過ぎるような気がしてきた。こちらが止めたいと思った場所でピタリと止められない。

ググってみたら、実際に速いらしい。キーリピート時、左右カーソル移動が2文字ずつになるそうで。

_カーソル移動
キーリピート時は左右は2文字分、上下はスクロール行数分移動します。

カーソル移動 より


メモ帳(Notepad.exe)等、フツーのエディタと比べると、非常に使いづらい…。左右にカーソル移動をするだけで、ストレスが溜まる…。せめて、オプション設定で無効化できるようにしてほしい…。

ただ、カーソル左移動、右移動しか行わないキーボードマクロファイルを別途作成して、カーソルキーに割り当ててしまうことで、一応誤魔化すことはできるそうで。

_質問:カーソル移動速度が(メモ帳より相対的に)速すぎます | サクラエディタ過去ログ

ということで、自分も試してみた。サクラエディタインストールフォルダ\macros\ 以下に、ファイルを作成。

_left.mac
Left();

_right.mac
Right();

_left_sel.mac
Left_Sel();

_right_sel.mac
Right_Sel();

共通設定 → マクロ、で登録。Left, Right, Left_Sel, Right_Sel の4つを登録した。

共通設定 → キー割り当て → 種別:外部マクロ、で、各キーに割り当てる。
これで、フツーのエディタのような左右カーソル移動速度になった。

しかし…。カーソル移動周りはエディタの基本部分なわけで、そんな基本部分でこんな作業をしなきゃいけないあたり、ちょっとどうかしちゃってるエディタだなと…。でもまあ、そもそも初期設定時の配色からしてフツーのエディタじゃないので、今更かも。

考えてみたら、プログラミングをする人なら、今時は Visual Studio Code あたりを使うだろうし、昔からやってる人なら Vim や Emacs を選んだりするし、昔のWindows環境なら秀丸を購入して使ってた人が多いだろうしで、あえてサクラエディタを使わなきゃいけない場面ってたぶんそれほど多くないのだろうと。つまりは、ユーザ数が少ないエディタだから、こういう仕様のままなのだろうなと想像したりもして…。

この記事へのツッコミ

Re: サクラエディタのカーソル移動が速過ぎる by 名無しさん    2021/09/04 16:26
数日前からサクラエディタを使い始めたのですが、コントロールパネルで調整してもキーリピートの速度がなじまず、
カーソルの動きを見てみたところ2文分動いていたので、「サクラエディタ 2文字ずつ移動」と検索してここにたどり着きました。

おかげで位置を合わせるためにキーを何度もたたかずに済むようになりました。よい情報をありがとうございました。

#2 [basic] 色々なBASICをちょっとだけ触ってみた

ふと、何故か、なんとなく、BASICを使ってみたいなと思えてきて。ここで言うBASICというのはプログラミング言語のBASICのことだけど。Windows10 x64 20H2 や Ubuntu Linux 20.04 LTS 上で、無償で利用できるBASICを少し触ってみたり。

今回試用してみたのは以下。どれも無償で利用できる。
以下のページが参考になった。ありがたや。

_Linux上のBASICインタプリタ

bwBASICを試用。 :

bwBASICというBASICがあって、BASIC言語の基本仕様が使えるらしい。ただ、グラフィック描画等はできないっぽい。

Windows10 x64 20H2上で試用してみる。最新版は 3.20、なのかな。たぶん。

_bwBASICでBASIC言語に再会してみよう - Qiita
_Bywater BASIC Interpreter download | SourceForge.net
_Bywater BASIC Interpreter - Browse /bwbasic/version 3.20 at SourceForge.net

bwbasic.exe をダウンロードして、任意のフォルダに置いた。
  • 一応、Microsoft Defender でウイルスチェックする。エクスプローラ上で bwbasic.exe を右クリック → Microsoft Defender でスキャンする。
  • 右クリック → プロパティ → セキュリティ → 「許可する」にチェックを入れてOK。

DOS窓を開いて、bwbasic.exe と打てば実行できる。起動すると「bwBASIC: 」とプロンプトが表示されて、入力待ちになる。
  • 行番号無しで入力すれば、その場で命令を実行。
  • 行番号付きで入力すれば、ソースコード入力。
  • load "hoge.bas" でプログラムのロード(読み込み)。
  • save "hoge.bas" でプログラムをセーブ(保存)。
  • list でプログラムの確認。
  • run で実行。
  • quit で終了。

Ubuntu Linux 20.04 LTS 上でも試用してみた。apt でインストールできる。
sudo apt install bwbasic
bwbasic と打てば実行できる。

導入・インストールは、一番簡単かもしれない。

Chipmunk Basicを試用。 :

Chipmunk Basic というBASICもあるらしい。これはグラフィック描画機能を持っている模様。

Windows10 x64 20H2上で、Chipmunk Basic 3.6.5b6 を試用してみた。

_Chipmunk Basic Home Page
_Chipmunk Basic

w32cbas365b6.zip をDLして解凍。任意のフォルダに置いた。

  • basic.exe を実行すれば BASIC の基本文法の動作確認ができる模様。
  • グラフィック描画関連を使いたい場合は、chipmunkbasic.exe を実行しないといけない。

quit と打って終了。exit や bye でも終了できる。

Ubuntu Linux 20.04 LTS上でも試用してみた。cbas367b5-linux-x86_64.zip をDLして解凍。
wget http://www.nicholson.com/rhn/files/cbas367b5-linux-x86_64.zip
unzip cbas367b5-linux-x86_64.zip

中には、以下のファイルが入っていた。
  • README
  • basic
  • basic.man.txt
  • man/

./basic で実行できる。

ちなみに、グラフィック描画関係については、Mac, Windows, Linux で利用可能な命令が違うらしい。

_Chipmunk Basic Reference Manual

どの環境でも利用できるのは以下。
  • graphics 0
  • graphics moveto VAL, VAL
  • graphics lineto VAL, VAL
  • graphics text STRINGVAL
  • graphics color REDVAL, GREENVAL, BLUEVAL

Macなら oval(楕円) や rect(矩形)が使えるらしいけど、Linux (X11) では使えない、と書いてあるように見える。

また、前述のドキュメントには書いてないけど、graphics cls も、Windows と Linux 上で一応は使えるように見えた。ただ、必ず確実に動作するわけでもないっぽいけど…。時々無反応になる…。

グラフィック描画時の色指定をする graphics color R, G, B (R,G,B は 0.0 - 100.0 の値を指定)も、Windows と Linux では動作が違った。Windows上では反映されるが、Linux上では 0 or 1 しか反応しない。

更に、スリープさせる命令、fn sleep(秒数) は、Windows上では動作しないらしい。Mac と Linux 上なら動作する、と書いてある。

さておき。以下のプログラムを gdemo.bas として打ち込んでみた。

_gdemo.bas
100 graphics 0
110 graphics cls
120 w = 360
130 for i = 0 to w step 5
140   v = 100 * i / w
150   graphics moveto 0, i
160   graphics color 0, v, (100 - v)
170   graphics lineto i, w
180   fn sleep(0.04) : ' Does not work on Windows
190 next i
990 end

load "gdemo.bas" で読み込んで、run で実行。簡単な図形?が描画された。

ただ、描画ウインドウをドラッグしたり等々しないと、ちゃんと表示されない時がある。どうも各所で動作が微妙に怪しい気配がするなと…。Wikipedia でも安定性について言及されてるけど、たしかにそんな感じ。

_Chipmunk Basic - Wikipedia

FreeBASICを試用。 :

bwBASIC と Chipmunk Basic はインタプリタだったけど、FreeBASIC はBASICコンパイラ。何かしらのエディタでソースを書いて、fbc というプログラムでコンパイルして、実行ファイルを生成できる。

_FreeBASIC Compiler download | SourceForge.net
_FreeBASIC Compiler - Browse /FreeBASIC-1.07.3/Binaries-Windows at SourceForge.net

Windows10 x64 20H2上で動作確認。FreeBASIC-1.07.3-win64.zip を解凍して、任意のフォルダに置いて、ユーザ側の環境変数 PATH に追加しておいた。fbc.exe に PATH が通っていれば使える。

fbc hoge.bas で、hoge.exe が生成できる。

Ubuntu Linux 20.04 LTS上でも試用してみた。

_FreeBASIC のインストール

動作に必要なパッケージをインストールしておく。
sudo apt install gcc libc6-dev ncurses-dev libx11-dev libxext-dev libxpm-dev libxrandr-dev libxrender-dev

FreeBASIC-1.07.3-ubuntu-20.04-x86_64.tar.gz を入手して展開。sudo ./install.sh -i でシステムにインストールができる。
tar zxvf FreeBASIC-1.07.3-ubuntu-20.04-x86_64.tar.gz
cd FreeBASIC-1.07.3-ubuntu-20.04-x86_64
sudo ./install.sh -i

これで fbc が使えるようになっているはず。
$ which fbc
/usr/local/bin/fbc

解凍したディレクトリ内に examples/ があるので参考に。

以下を参考にして Hello World。

_FreeBASIC でプログラミング1

hello.bas として保存。
print "Hello World"
print
print "Hit Any Key to exit"
sleep

コンパイル。
fbc hello.bas

./hello で実行できる。

余談。 :

少し触ってみたものの、やっぱりBASICって、あえて今から学習する言語・環境ではないよなと…。Python あたりを使ったほうがいいと思う…。

行番号を入力しなきゃいけないあたりが、なかなかにツライ。自分、学生時代はBASICを使っていたし、当然行番号も打ち込んでいたけれど、今となっては…。いやはや、この仕様はツライ…。

以上、1 日分です。

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