mieki256's diary



2021/01/13(水) [n年前の日記]

#2 [flash] Flash製スクリーンセーバはアート作品に変わっていたのだな

思考メモ。

Windows上でFlash製スクリーンセーバが全部動かなくなって、結構落ち込んでいるのだけど。どうしてこんなことになってるのかなと考え始めてしまったりもして。

そもそも Flash を使ってスクリーンセーバを作ってた層というのは、大体はグラフィックデザイナーさんだよなと。「プログラミングはよくわからんけど、お絵かきやデザインなら任せとけ」な属性の人達が、「Flashでスクリーンセーバを作れるの? Flashなら俺も使えるわ。だったら俺もスクリーンセーバを作れるじゃん」的に作品を産み出してきた、という状況があったわけで。

デザイナーさん達が手掛けた作品だから、どのスクリーンセーバも、一際オシャレだったり、可愛かったり、クールだったりするわけで。そういったセンスがないプログラマー連中が作ったものとは見た目からして一味も二味も違う。だから、そのイイ感じの見た目に惹かれて、「このスクリーンセーバが自分にとってはお気に入り」というユーザさんも結構居たわけで。

しかし、そういった特性を持っていたスクリーンセーバ群が、こうしてごっそりと強制的に殺されてしまったという…。

「Flash死ね」と言い続けてきた連中を恨まずに居られない。こんな状況になることを、きっと彼等は欠片も想像してなかっただろう。考え無しで無責任な連中だよなと。

どうせ彼等は、「ちょwww スクリーンセーバだってwww」「今時スクリーンセーバ使うヤツなんて居ねえだろwww」「そんなもん要らねえwww」と言い出すんだろうけど。

あのさ。そういう話じゃないのよ。もはやコレはCRTの焼き付きを防いでいた「実用品」ではなくて「鑑賞品」なの。液晶ディスプレイを使うのが当たり前になった現在において、あえてCPUリソースを割いてスクリーンセーバを動かすのってそういう理由なの。日常生活の中でPCを使ってる人達が、作業する手をふと休めた時に、さりげなく流れ始める、身近なCGアート作品に変貌していた…。そういう話なわけ。お前達そんなことすらわかんねえのか。

もっとも、こういう状況になるまで自分もそこらへん分かってなかったんですけど…。Flash製スクリーンセーバが動かなくなって、日々の些細な潤いを強制的に奪われたことを、ようやく認識したという…。

こういうことが時々起きるから、デジタルは儚いなあ…。

以上です。

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