2021/01/12(火) [n年前の日記]
#4 [anime] 「無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜」1話を視聴
録画していたソレを視聴。TVアニメ。いわゆる異世界転生モノ。
こういう言葉はあまり使いたくないのだけど、見ていてなんだかちょっと感動してしまった。何に感動したかと言えば、おそらくは誰もが馬鹿にしているであろう、異世界転生モノというジャンルに対して、きっちりと丁寧に取り組んで、真面目に映像化してみせた点。死に至る描写、転生直後の光景、異世界であることを認識するまでの様子等々、実際にそうなったらどういうことになりそうか、そこをサボらずにちゃんと想像して日常風景として淡々と描写していく、作り手のその姿勢に感じ入ってしまった。
考えてみれば、日本のアニメというものは、そういう作り手が稀に登場することで発展してきたところがあるよなと…。
何時の時代も、世間一般から馬鹿にされるジャンルが存在しているわけだけど。「〇〇を舐めてんじゃねえぞ」的に、そのジャンルと真摯に向き合って本気になって作ることで、少しずつ、一段ずつ、高みへと登ることができるのだなと…。そんな当たり前のことを再認識させてくれた一話だったように思えたり。「異世界転生モノ(笑)」とか言ってるようじゃダメだなー、と。
某編集者が、 _「バカにされているところから、新しいものは生まれる」 と言っていた、という話を目にしたことがあるけれど。たしかにそうかもしれない…。いやまあ、新しくはなくても、そのジャンルに対して本気で取り組めば、他とは違う何かを産み出せるはずで…。
さておき。延々喋り続ける杉田智和さんのモノローグが実に良い…。CMで「そこがミソだし」と言ってるけれど、たしかにそうかも。この要素だけでも他作品とかなり差別化できてる気がする。
「スレイヤーズ」放映時は、主人公がずっと心の声を発してるスタイルが、今までの日本製アニメから乖離していてしっくりこなかったのか早々に止めてしまった記憶があるけれど。時代は変わったというか…。「涼宮ハルヒの憂鬱」の演出陣と杉田さんの演技が状況を変えてみせたのだろうか…。
こういう言葉はあまり使いたくないのだけど、見ていてなんだかちょっと感動してしまった。何に感動したかと言えば、おそらくは誰もが馬鹿にしているであろう、異世界転生モノというジャンルに対して、きっちりと丁寧に取り組んで、真面目に映像化してみせた点。死に至る描写、転生直後の光景、異世界であることを認識するまでの様子等々、実際にそうなったらどういうことになりそうか、そこをサボらずにちゃんと想像して日常風景として淡々と描写していく、作り手のその姿勢に感じ入ってしまった。
考えてみれば、日本のアニメというものは、そういう作り手が稀に登場することで発展してきたところがあるよなと…。
- 「30分の玩具CM」と揶揄されて馬鹿にされていたロボットアニメというジャンルにおいても、富野監督や高橋監督が本気で取り組んで、見事に新境地を切り開いてきたし。
- そもそも世間から「所詮は子供向け」「ジャリ番」と虐げられていたアニメというジャンルに対して、高畑勲監督や宮崎駿監督が真摯に向き合って手を抜かずに作ってきたからこそ、ここまで印象が変わってきた。
何時の時代も、世間一般から馬鹿にされるジャンルが存在しているわけだけど。「〇〇を舐めてんじゃねえぞ」的に、そのジャンルと真摯に向き合って本気になって作ることで、少しずつ、一段ずつ、高みへと登ることができるのだなと…。そんな当たり前のことを再認識させてくれた一話だったように思えたり。「異世界転生モノ(笑)」とか言ってるようじゃダメだなー、と。
某編集者が、 _「バカにされているところから、新しいものは生まれる」 と言っていた、という話を目にしたことがあるけれど。たしかにそうかもしれない…。いやまあ、新しくはなくても、そのジャンルに対して本気で取り組めば、他とは違う何かを産み出せるはずで…。
さておき。延々喋り続ける杉田智和さんのモノローグが実に良い…。CMで「そこがミソだし」と言ってるけれど、たしかにそうかも。この要素だけでも他作品とかなり差別化できてる気がする。
「スレイヤーズ」放映時は、主人公がずっと心の声を発してるスタイルが、今までの日本製アニメから乖離していてしっくりこなかったのか早々に止めてしまった記憶があるけれど。時代は変わったというか…。「涼宮ハルヒの憂鬱」の演出陣と杉田さんの演技が状況を変えてみせたのだろうか…。
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以上です。