2020/03/10(火) [n年前の日記]
#2 [prog] Asepriteがビルドできるか試したり
以前、Windows10 x64 190x + Visual Studio 2019 Community で、ドットエディタ Aseprite をビルドできるか試したのだけど。
Aseprite の INSTALL.md を眺めてみたら、今時は skiaライブラリをビルドしなくてもコンパイル済みのバイナリがあるらしいと知り。
_aseprite/INSTALL.md at master - aseprite/aseprite
であれば、skiaライブラリをビルドするための devopt_tools や LLVM は不要になったからアンインストールできるのでは、と思えてきたわけで。
でも、本当にビルドできるのかな。気になったので試したり。
注意点。github から git を使って Aseprite の最新版ソースを clone した際には、ビルド済みのskiaライブラリが使えるよ、という話のようで…。Release版から入手できる zip をビルドする場合は、そういうわけにはいかないっぽい。zip版で試したら、cmake を動かした際にエラーで止まってしまったので。
Aseprite の INSTALL.md を眺めてみたら、今時は skiaライブラリをビルドしなくてもコンパイル済みのバイナリがあるらしいと知り。
_aseprite/INSTALL.md at master - aseprite/aseprite
であれば、skiaライブラリをビルドするための devopt_tools や LLVM は不要になったからアンインストールできるのでは、と思えてきたわけで。
でも、本当にビルドできるのかな。気になったので試したり。
注意点。github から git を使って Aseprite の最新版ソースを clone した際には、ビルド済みのskiaライブラリが使えるよ、という話のようで…。Release版から入手できる zip をビルドする場合は、そういうわけにはいかないっぽい。zip版で試したら、cmake を動かした際にエラーで止まってしまったので。
◎ 必要なツールを入手。 :
Visual Studio 2019 Community はインストール済みであるとして。
cmake は、cmake-3.16.5-win64-x64.msi を入手して、D:\Dev\CMake\ にインストールした。
_Download | CMake
ninja は、ninja-win_1.10.0.zip を入手。解凍して、PATH の通ったどこかに置いた。
_Releases - ninja-build/ninja
skiaライブラリは、Skia-m81 を入手。Skia-Windows-Release-x64.zip をDLして解凍。D:\deps\skia\ 以下に置いた。
_Releases - aseprite/skia
cmake は、cmake-3.16.5-win64-x64.msi を入手して、D:\Dev\CMake\ にインストールした。
_Download | CMake
ninja は、ninja-win_1.10.0.zip を入手。解凍して、PATH の通ったどこかに置いた。
_Releases - ninja-build/ninja
skiaライブラリは、Skia-m81 を入手。Skia-Windows-Release-x64.zip をDLして解凍。D:\deps\skia\ 以下に置いた。
_Releases - aseprite/skia
◎ ビルド手順。 :
Aseprite の INSTALL.md を参照のこと。
注意点。DOS窓の文字コードがSJISだと、ビルド中にエラーが出まくった。chcp 65001 と打って Unicode に切り替えておいたほうが無難かもしれない。ちなみに、SJIS に戻すときは chcp 932。
やたらと警告が出まくっていたけど、とりあえず、C:\aseprite\build\bin\ 以下に、ビルドされたファイル群が出来上がった。かつ、起動もした。
つまり、skia をビルドするために必要な、deopt_tools や LLVM は、今後は不要だなと…。D:\depot_tools\ は削除。かつ、LLVM はコントロールパネル経由でアンインストールした。HDDの空き容量が数GB増えてくれた。ありがたや。
注意点。DOS窓の文字コードがSJISだと、ビルド中にエラーが出まくった。chcp 65001 と打って Unicode に切り替えておいたほうが無難かもしれない。ちなみに、SJIS に戻すときは chcp 932。
やたらと警告が出まくっていたけど、とりあえず、C:\aseprite\build\bin\ 以下に、ビルドされたファイル群が出来上がった。かつ、起動もした。
つまり、skia をビルドするために必要な、deopt_tools や LLVM は、今後は不要だなと…。D:\depot_tools\ は削除。かつ、LLVM はコントロールパネル経由でアンインストールした。HDDの空き容量が数GB増えてくれた。ありがたや。
◎ ビルドはできたものの。 :
一応ビルドはできたものの。自分の場合、せっかくビルドした Aseprite を全然使ってなかったりして…。
今のところ、GrafX2 でドットを打ってから EDGE2 で修正、という流れで済んでしまっているので…。
_GrafX2 - The ultimate 256-color painting program
_高機能ドット絵エディタ EDGE2 | TAKABO SOFT
今のところ、GrafX2 でドットを打ってから EDGE2 で修正、という流れで済んでしまっているので…。
_GrafX2 - The ultimate 256-color painting program
_高機能ドット絵エディタ EDGE2 | TAKABO SOFT
[ ツッコむ ]
以上です。