mieki256's diary



2020/03/03(火) [n年前の日記]

#1 [linux] MobaXtermをまたまた試用

以前何度か MobaXterm を試用したことがあるのだけれど、今現在のバージョンは 20.1 になってると知ったので、この際アップデート。今まで手元でインストールしてた版は 9.1。環境は Windows10 x64 1909。

MobaXterm は…コレってなんて説明したらいいのだろうか。端末ソフト? SSHクライアント? Xサーバ? その手のアレコレを全部入りにしたソフトというか…。

_MobaXterm free Xserver and tabbed SSH client for Windows
_MobaXterm Xserver with SSH, telnet, RDP, VNC and X11 - Download
_MobaXterm Xserver with SSH, telnet, RDP, VNC and X11 - Plugins
_MobaXterm を ssh/mosh/X11 クライアントとして使う(Windows) - Qiita
_MobaXtermによるCADツールの利用
_WindowsでMobaXtermの導入&X11アプリケーションを使ってみる | Unknown-in'S
_MobaXtermを導入してみました - ts0818のブログ

ひとまず、Windows10が動いてるメインPCから、MobaXterm を使って、Ubuntu Linux 18.4 LTS が動いてるサブPCにアクセスしてみた。

mobaxterm_ss.png

「ところでこのデスクトップ画面を見てくれ こいつをどう思う?」
「すごく…X-Windowです…」

MobaXterm を使うと、これといった設定をしなくても、他のLinux機で動く X11アプリを Windows上でも使えてしまう。例えば上記のスクリーンショットでは、xlogo、xclock、xeyes、xcalc、tgif、AzPainter Linux版が、Windows10のデスクトップ上で動いちゃってる。

_いろんなX11アプリケーション - Qiita
_Tgifの使い方
_AzPainter - Wikipedia

もっとも、他のPCでLinuxを動かして、ソイツにアクセスしないと動かないわけだけど…。シングルウインドウになるけれど、VNCを使っても似たようなことができるし、Windows上で仮想PC + Linuxを使ってもそれらのアプリは使えるので、MobaXterm じゃないとコレができない、というわけでもないのだけれど。

でもまあ、何にせよ、他のPC上で動いてるLinuxのX11アプリをWindows上に召喚(?)できるのは単純に面白いなと。まあ、Xサーバってそういうものだろうけど、全部入り、かつ、面倒な設定をしなくても使えるのはありがたい…。

インストールの仕方をメモ。 :

MobaXterm Home Edition Portable を入手。zip を解凍すると、MobaXterm_Personal_20.1.exe と CygUtils.plugin の2つのファイルが出てくるので、任意の場所に置く。

X11アプリを使いたい場合は X11Fonts Plugins も必要になるという話を見かけたので、そちら(X11Fonts.mxt3)もDLして、.exe と同じ場所に置いておいた。

exe を実行すると、初回起動時は解凍処理が行われて時間がかかるけど、2回目以降は比較的早く起動してくれる。

画面が表示されたら、上のほうに Session というアイコンがあるのでクリック。SSH を選んで、アクセスしたいPC名等を入力してOKを押せば、sshでアクセスできる。

「xclock &」と打ち込めば時計が、「xlogo &」と打ち込めばロゴ画像が表示されるはず。入ってなければ、x11-apps をインストール。Debian/Ubuntu なら、sudo apt install x11-apps でインストールできた気がする。

以上です。

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