2019/08/30(金) [n年前の日記]
#1 [blender][ubuntu] blender 2.8 がサブPC上では動かなかった
blender 2.8 を、サブPC + Ubuntu 18.04 LTS上で動かそうとしたのだけど。何度もデスクトップ画面が暗転するわ、UIはグチャグチャになるわ、マウスでクリックしても反応しないわで。とにかく、動かないことが分かったり。
サブPCのスペックは以下。
ググってみたら、GPU が、bledner 2.8 の動作条件を満たしてないっぽい。AMD 785G チップセットの内蔵GPU、Radeon HD 4200 が、世代として古過ぎるようで。
_Blender 2.80での GPU 対応状況 - Blender.jp
_Supported GPUs in Blender 2.80 - Blender Developers Blog
_AMD Radeon - Wikipedia
_Radeon HD 4000 series - Wikipedia
AMD/ATI GPU は、アーキテクチャが、TeraScale(TeraScale1) → TeraScale2 → GCN第1世代(GCN 1.0) と変化したのだけど。AMD 785G に入っている Radeon HD 4200 (コードネーム: RS880) は、「blender 2.8 が安定動作しねえよ」とあらかじめ発表されてる、TeraScale世代のGPU。なるほど、そりゃ動かないわけだなと。
しかし、困った。手元には、他にも、AMD A6 3500 や AMD A8 3850 等、APUを積んでるPCがあるのだけれど。A6 3500 内蔵の Radeon HD 6530D も、A8 3850 内蔵の Radeon HD 6550D も、どちらも TeraScale2 世代…。
_Radeon HD 6000 Series - Wikipedia
先日、それらのPC上で、blender 2.8 の動作確認をした際、マテリアルにプリンシプルBSDFを指定すると表示がおかしくなって首を捻ったけれど、そういうことだったのかと。
つまり、自分の手持ちの AMD CPU/APU搭載機 + Linux 上では、blender 2.8 はどのPC上でも安定動作しない、ということになりそうな。どうしても使いたければ、NVIDIA製GPUが載ってるビデオカードを追加するしかないのだろうな。
まあ、今のところ、メインPC以外で blender 2.8 を使う予定は無いけれど…。何にせよ、3DCGで遊びたかったら AMD/ATI は避けるべし、という心得は今でも有効なのだなと…。
_本の虫: OpenGLドライバー品質の実情
サブPCのスペックは以下。
- CPU : AMD Athlon II X2 250 (Socket AM3, 3.0GHz, 2コア, L2 1MB x 2, L3 無し, TDP 65W, 45nm)
- M/B : ASRock M3A785GMH/128M (AMD785G + AMD SB710, ATI Radeon HD 4200, Socket AM3, DDR3 1600(OC)/1333/1066/800, MicroATX)
- MEMORY : 8GB (PC3-10600 (DDR3-1333、667MHz)、4GB x 2)
- HDD : HITACHI Deskstar 7K1000.B HDT721010SLA360 (1TB, SATA 3.0Gb/s, 7200rpm, cache:16MB, 5V:420mA, 12V:700mA, MAR-2009)
ググってみたら、GPU が、bledner 2.8 の動作条件を満たしてないっぽい。AMD 785G チップセットの内蔵GPU、Radeon HD 4200 が、世代として古過ぎるようで。
_Blender 2.80での GPU 対応状況 - Blender.jp
_Supported GPUs in Blender 2.80 - Blender Developers Blog
第1世代の GCN 以降のアーキテクチャに Windows と Linux の両方で対応しています。
Terascale アーキテクチャのカードは特に Windows で安定動作していません。
AMD GPU のリストで皆さんのカードがどのアーキテクチャかチェックしてみてください。 残念ながら、これは過去10年以内にリリースされた GPU のいくつかは公式対応していないということを意味します。Terascale の Windows 用 OpenGL ドライバーはリリースから3年経っています。
Linux ではドライバーの更新が続けられており、Blender の動作は向上している傾向です。しかし、まだ GCN のパフォーマンス向上が必要です。
_AMD Radeon - Wikipedia
_Radeon HD 4000 series - Wikipedia
AMD/ATI GPU は、アーキテクチャが、TeraScale(TeraScale1) → TeraScale2 → GCN第1世代(GCN 1.0) と変化したのだけど。AMD 785G に入っている Radeon HD 4200 (コードネーム: RS880) は、「blender 2.8 が安定動作しねえよ」とあらかじめ発表されてる、TeraScale世代のGPU。なるほど、そりゃ動かないわけだなと。
しかし、困った。手元には、他にも、AMD A6 3500 や AMD A8 3850 等、APUを積んでるPCがあるのだけれど。A6 3500 内蔵の Radeon HD 6530D も、A8 3850 内蔵の Radeon HD 6550D も、どちらも TeraScale2 世代…。
_Radeon HD 6000 Series - Wikipedia
先日、それらのPC上で、blender 2.8 の動作確認をした際、マテリアルにプリンシプルBSDFを指定すると表示がおかしくなって首を捻ったけれど、そういうことだったのかと。
つまり、自分の手持ちの AMD CPU/APU搭載機 + Linux 上では、blender 2.8 はどのPC上でも安定動作しない、ということになりそうな。どうしても使いたければ、NVIDIA製GPUが載ってるビデオカードを追加するしかないのだろうな。
まあ、今のところ、メインPC以外で blender 2.8 を使う予定は無いけれど…。何にせよ、3DCGで遊びたかったら AMD/ATI は避けるべし、という心得は今でも有効なのだなと…。
_本の虫: OpenGLドライバー品質の実情
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以上です。